こんにちは!海ホタルです
「このBLがやばい! 2022年度版」の電子配信が12月15日からスタートしています
今年のBLの傾向をチェックしたり、読み忘れている話題作がないのかを確認するために役立つ1冊となっています
シーモアさんのサイトでは、コミック&小説ベスト3までがチェックできます
毎年、買うかどうか迷うんですが・・・今年はユノイチカ先生のインタビュー目当てに買ってみました
サクッと紹介したいと思います
目次
「2022年度 BLコミック ザ ベスト20」
1位「blanc」/ 中村明日美子
2位「夜明けの唄」/ユノイチカ
3位「オールドファッションカップケーキ with カプチーノ」/佐岸左岸
- 集計方法は、1位=10点、2位=9点、3位=8点・・・という感じの点数制
- 書店員・編集者・ブロガーをはじめとした有職者にアンケートを実施
- 対象作品は、2020年9月21日~2021年9月20日まで発売された作品
応募総数が9000超もあったらしい!!
コミック部門は83位まで発表されています
ランクインした作品は、どれも順当って感じがしました
1位「blanc」については、やはり「結婚」しましたし!ファン歓喜の1冊でしたよね!
2位の「夜明けの唄」については、エロはありませんが、やはり、万人受けしやすい作品ということで点数を伸ばしたのではないかと予想します
あと、個人的に驚いたのは、7位にランクインしている「跪いて愛を問う」
特殊設定のDom/Sub作品なんですが、わたしが思う以上にDom/Subの世界観が世の中に受け入れられているようです
来年あたりは、オメガバみたいな巨大勢力になるかもしれません
※ちなみに読者アンケートを集計した「一般投票部門」の1位は「夜明けの唄」となっています
作家インタビュー
コミック作家インタビューに登場しているのは、中村明日美子先生・にやま先生・一ノ瀬ゆま先生・ユノイチカ先生・あらた六花先生
あらた六花先生は「期待のニューカマー」で作品がピックアップされています
わたしは、ユノイチカ先生のインタビュー目当てで買ったので、特にじっくりと楽しませてもらいました!
「夜明けの唄」のストーリーができた経緯から、主人公二人を描くことで意識していること。今後、どのようなふたりを動かしていく予定なのか?
商業誌デビューをするまでの先生の漫画歴や、小さいころに好きだった作品などがわかります
驚いたのは、これだけ画がお上手なのに、ご自分では「絵が描けない」と思っているところ
わたしから見れば、ものすごい画力の先生なのですが、やはり、見えている世界が違うんでしょうね
もう、ただただすごいなって思ってしまいます
コミック部門「攻」「受」部門のベストは?
コミック部門「攻」ベスト
1位「草壁光」“blanc”より
2位「百目鬼力」“囀る鳥は羽ばたかない”より
3位「貴宏」“蜜果”より
コミック部門「受」ベスト
1位「矢代」”囀る鳥は羽ばたかない”より
2位「鹿島幸」”簡易的パーバートロマンス”より
3位「佐条利人」”blanc”より
攻め部門の「貴宏って誰?」と思っていたら・・・「蜜果」の攻め役の人でした(笑)
「攻」「受」部門のベストは、5位まで発表されていますが、その中に「蜜果」の受け役・レオの名前はありません
レオが何位なのかが気になりますね
BL小説部門のベストは?
1位「魔道祖師」
2位「背中を預けるには」
3位「緑土なす」
「魔道祖師」はよく本屋さんで平積みされていて、すごい売れているんだろうなって思っていた作品
2位の「背中を預けるには」は、SNSですごい話題になっていたので、私も読んでみました
みんなが夢中になるのも納得の面白さでした!
「番外編」が最近発売されています
3位「緑土なす」も、すごく人気があるなって気になりつつ、結局、読めないまま・・・(笑)
おどろいたのは、小説部門の上位にランキングしている作品は、すべてファンタジーものってことですね・・・
小説部門の作家インタビューには、小綱実波先生が登場です
海ホタルのまとめ
毎年、買うかどうか迷ってしまうのは、順当すぎるランキングなので、あまり驚きがないせいなんですが・・・
でも、好きな作品が上位に入っていないと、それはそれで「なんで?!」となっちゃうし、順当なランキングで安心すべきところなのかもしれません
「blanc/中村明日美子」と「夜明けの唄/ユノイチカ」の描きおろし(2P)も入っています
ファンの方はぜひチェックしてみてね