刑事×探偵!13年ぶりに再燃するラブ「アンリライト」毬田ユズ

IMG

オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

11/26まで30%OFF

新装版 秋山くん

新装版 秋山くん

11/27まで無料配信



当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは!海ホタルです

先日「ラブリクエストNo.0510」を出した毬田ユズ先生が

早くも次の新刊「アンリライト」を出しました!!

「ラブリクエストNo.0510」は、カップルが二組。ジュネット作品とあって、なかなかエロい仕上がりになっていましたが

「アンリライト」のほうは、まるっと一冊で1カップル!高校時代から、その後13年・・・

誤解やわだかまりが解けてくっつくってラブストーリー

探偵と刑事が主人公ということで、スリリングな血沸き踊る展開を期待していると裏切られる感じがあるかもしれません!

でも、ストーリー性がしっかりある読み応えのある作品で、私はすごく好きです

では!紹介に行ってみましょう!!

さすがのジュネット!「ラブリクエストNo.0510」毬田ユズ

「アンリライト」は、バラ売りの第一話と第二話が10/11まで無料配信中です

「アンリライト」無料配信分を読む

作品紹介

高校までを過ごした街に10数年ぶりに戻り探偵事務所をひらいた浅野。
仕事にやりがいを感じていた時、偶然須賀と再会する。
「ある事件」で突如終わりを告げたあいつとの眩しい日々。
今もなお胸にくすぶる思いが再燃して――
毬田ユズ先生が描く、刑事×探偵のミステリアス再会ラブ!!

「アンリライト」のここが面白い

唯一の心の拠り所に突き放された13年前・・・再会しても、心を許すことができなくて・・・

高校時代に、弁護士である父親が逆恨みで刺された浅野

浅野達一家は、被害者側なのに世間の悪意ある好奇の目から逃げるように引っ越しをすることになる

急な引っ越しの話に浅野は、最後にどうしても会いたい人がいて

その相手というのが同級生の須賀だった

須賀は、弁護士の父親を持ち、厳しく育てられた反発心から、中途半端な親への反抗を繰り返していた浅野にとって、居場所を作ってくれた相手だった

事件が起きて、マスコミに囲まれて家から出られなくなった浅野にも「会いに行く」と電話をくれて

本当に、精神的にギリギリきつい時に、本気で唯一、心のよりどころになった相手なんです

なのに・・・須賀は、「浅野に会いに行く」と言ったのに・・・別の女の子と抱き合っていて・・・

浅野は、須賀に声をかけることができないまま引っ越しをしてしまう

信じていた相手に裏切られた!そんなわだかまりを抱えたまま、13年たって

浅野は探偵となり、須賀は刑事となって

再会します

須賀は、13年前と変わらない態度で浅野に接してくれるけど

浅野は、どうしても、13年前のわだかまりを忘れることができない

でも、昔とかわらず、いろいろ自分を気にかけてくれてくれる須賀を見ると

心がどうしても揺れ動いてしまう

忘れられない13年前の心の痛みと、13年前にほしかった須賀との時間に心がゆるむ自分

今、昔と変わらず目の前にいる須賀の気持ちを推し量ろうとする浅野

浅野の揺れ動く心の機微がすごくうまく描けているのがすごく面白かったと思います

セリフやモノローグにハッとさせられた!

13年前の父親が刺された事件を今でも追っている浅野

その浅野の心中を「“この世に明けない夜はない”というけれど、“いつになれば明けるのか”は誰も言わない・・・」と表すところがあって

ハッとしました

「つらい夜は、いつか明けるよ」

よくある励ましの言葉ですが

その「つらい時」がこの後、何年つづくのか?って思うと

「つらい夜は、いつか明けるよ」って言葉は、励ましにもならないですよね・・・

特に浅野の場合は、13年も「つらい夜」を繰り返している

浅野は一度は企業にお勤めをしたんですけど、それをやめて探偵業を初めて、高校時代にいた街に帰ってくるんです

きっと、ずっと、父親の事件を気にしていたんでしょう・・・

そういう浅野の思うモノローグだからこそ、重みがあると思いました

恋愛的部分じゃなくて、そういう意味で、ハッとさせられるセリフがけっこうあって

弁護士の父を刺されてマスコミの餌食になりかけたつらい経験のある浅野だからこそ

弱い立場の人間を理解できるんだなって思えるシーンがけっこうありました

須賀の浅野への気持ちにキュン!

恋愛って部分では、須賀の浅野に対する気持ちにキュンってするシーンが何度もありました

須賀と浅野は、もともと、高校時代は、触りっこをする関係でした

この時から、きっと、須賀の中では、すごく浅野のことが好きだったと思う

須賀視点で描かれる、浅野の父親の事件当時の話を読むと

須賀のほうは須賀で、いきなり浅野がいなくなったことにものすごくショックだったと思うんです

それゆえ、いつか浅野と再会したいという気持ちも強くあったと思います

そういう須賀の気持ちが、偶然の再会を生んだんじゃないかな?って思うほど!

須賀が「浅野のことが好き!」って態度を見せるシーンはどれも本当に好きです

海ホタルの感想

13年の時を経て、ようやく体をつなげることができたふたりが素敵でした~!

「昨日一日ヤッてたのに!」って!!

13年の思いを遂げるってほんとすごいなー

描きおろしは、8Pです

その後のふたりの日常って感じなんですけど

ほっこりする感じですごくすてきな8Pだったと思います

試し読みは下のボタンリンクからどうぞ

試し読みはこちらから

シェアしてくれたらうれしいです!

コメントはこちらから