発売3ヶ月で5万部突破!納得の面白さ「ペンデュラム -獣人オメガバース-」羽純ハナ

penndyuramu

旧ブログを読んでいた方ならご存知だと思いますが、私は、ファンタジー要素が強いコミックや小説はあまり得意じゃありません。理由は、その世界観の設定を噛み砕くだけでいっぱいいっぱいになってしまい、話の本筋に感情移入が後手に回ってしまうからです。
けど、こちらの作品は読者さまからもオススメされていた作品で、帯には「発売3ヶ月で5万部突破!」という煽りもあって・・・

3ヶ月で、5万部突破ってすごいじゃん!!

と、ファンタジーものは苦手という壁も乗り越えて買っちゃいました!!

作品詳細

出版社:フロンティアワークス
レーベル:Dariaコミックス
発売日:2016/05/21

獣人を産めるのは人間のΩ(オメガ)だけ――。親に捨てられた少年Ω・カイは、国で最も権力を持つ獣人一族・ジークフリード家の子供を産むため、当主のα(アルファ)・ルアードに育てられる。今まで周りから疎まれてきたカイは、ひとりの人間として扱ってくれるルアードに惹かれ、いつしか番(つがい)になることを夢見るように…。しかし、獣人は多くの子孫を残すため、番を作らず複数のΩと交わることを知ってしまう。そして、発情期を迎えたΩもまた、多くの獣人と交わる運命だった――。

引用元:コミック「ペンデュラム」裏表紙より抜粋

「攻」ルアード
ジーフリード家の当主,獣人
「受」カイ
獣人の子が産めるΩ性

「運命」に揺さぶられる獣人+ひとりの物語

表紙の獣人と男の子が抱き合っている表紙のインパクトもすごいんですが、この題名にも「?」と注目しちゃいました。
ペンデュラムとはなんぞや?って思いませんでしたか?
学生時代に習ったかな?覚えてないわ・・・と。調べてみました

「ペンデュラム」
1.時計などの振り子
2.激しく動揺するもの

なるほどー・・・確かに、オメガバースならではの「運命」という言葉に振り回される主人公たちが描かれています。

代々優秀なアルファ家系である一族に生まれたオメガ性のカイは、一族にとって覆隠したい存在で6歳の時に広大な領地を持つ獣人一族であるジークフリード家当主であるルアードに差し出されます。
というのも獣人の子を産めるのはオメガ性の人間だけで、獣人一族にとって、子孫を残すためオメガの人間が必要なわけです。
生まれたときから家族にオメガということで疎まれてきたカイは、ジークフリード家のルアードの元に来て、ようやく人らしい生活を手に入れ、ルアードの手によって大切に育てられます。
そして、カイも獣人であるルアードのことを心から慕うようになり、いつしか、ルアードの番になれる日は心待ちにするんです。
しかし、獣人族は子供が生まれにくい一族で、ひとりの番を持つのは難しく、多くのオメガと交わる必要があることを知ってしまう・・・カイは大きく動揺します。

「運命」という響きがお好きな方が大満足のラストが用意されています。

この作品のここが面白い!

獣人である攻めは器の大きい大人の男性!

獣人といえば、どうしても「美女と野獣」を思い浮かべてしまう私です。
私が過去に読んだことがある獣人モノのBLでは、いざ、交わるって時には人に变化するのがあった記憶がうっすらあるんですけど、こちらは、交わる時も獣人のままです!!
えー・・・毛が痛そうだなー・・・いや、もふもふで気持ちいいのかなー・・・冬場はいいけど、夏場はイヤだなー・・・などと、どうでもいいことを考えたのは私だけじゃないと思う・・・

このお話で出てくる攻めのルアードはとってもやさしくて誠実で大きい器の持つ主なんです。
6歳で親に捨てられたカイに知恵を与え、愛情を与え、危険なものから守ってくれます。
そのポジションは、まさにお父さん!!

カイの幸せを一番に考えてくれる愛情深い頼りになる攻めなんです。

受けのカイについて

6歳でようやく自分を必要としてくれる人のところへ来て幸せを手に入れたカイ
6歳から18歳までの12年間がじっくり描かれてないのが残念でした。
きっと、ルアードと甘くて幸せな12年間を過ごしたんだろうなー・・・
早くルアードの番になりたいのに、なかなか発情期が訪れなくてやきもきしている姿が、とてもいじらしいかったです。

脇カプ「ジュダ×ダート」の魅力

ジークフリード家には、ジュダという獣人とその番であるダートが一緒にいるんですけど、この脇カプがヒッジョーに魅力的でした!!
こちらのコミックにはこのふたりの詳しい経緯が描かれてないのですが、「運命の番」同士なのに、それは、意に沿わないものだったようなんですよ?
そして、ジュダにツンツンしているダートは、ジュダが自分と「運命の番」になったことを後悔していると思っている。ジュダが本当にそう思っているのかは定かじゃなくって・・・とどうにも気になるふたりで・・・

今、このふたりを主人公にしたスピンオフが電子バラ売りで配信されています。
気になる方は、そちらをぜひチェックしてみてくださいね!!

最後にまとめ

獣人が出てくるということで、受け止められるか心配でしたが、大丈夫でした!!
ファンタジーモノですが、設定も複雑じゃないし、ちゃんと、主人公たちの気持ちに寄り添いながらお話を楽しむことができました!!

魂の結びつきがあって結ばれたって、本当にロマンチックな響きなんですけど、気持ちが生まれる以前から惹かれる喜びと同時に怖さも描かれていると思います。読み応えはバッチリです!!

海ホタル
獣人が出てくるということで苦手な人もいるかも!!でも、それを乗り越えて読む価値はあり!!オメガバースものでピュアな純愛をお求めの方にオススメできる作品です。

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