こんにちは!海ホタルです。
今回は、「Daria2025年6月号」(2025年4月22日発売)」掲載『コヨーテ』第21話(68Pの大ボリューム!)を読んだ感想をお届けします。
これまでのお話が怒涛の展開だったので、今回もドキドキしながら読みましたが──
まさかここで、ドミニク登場!?
キーファーの「26年前から出来ている」という台詞で涙腺崩壊……!
ではまず、軽くあらすじを紹介したあと、たっぷり感想を語ります。
『コヨーテ』第21話あらすじ紹介
掲載誌は「Daria2025年6月号」(2025年4月22日発売)」です
あらすじ(ネタバレあり)雪の夜、それぞれの想いが動き出す──第21話の展開とは?
サイモンは警護を連れて病院へ向かい、そこから別邸へ移動。
一方、ヴァラヴォルフ側はサイモンを孤立させるべく、彼の車が通った道に「通行禁止」の札を立て、連携を断ち切る作戦を開始します。
そして、マレーネはリリーと会うため、ワイン倉庫へ。
しかしそこにリリーの姿はなく、代わりにバッグと一通の手紙が──
手紙には、地図で示されたモーテルで落ち合おうと書かれていました。
そのモーテルは、街から1時間以上も離れた場所。
雪が降りしきる中、タクシーで向かうマレーネですが、胸騒ぎが止まりません。
到着したホテルで、気づきます──
「これは、街から遠ざけられている……?」
自分がリリーの導きで街から隔離されたことに気づいたマレーネ。
しかし時すでに遅く、雪と夜の帳に阻まれ、タクシーも呼べない状態に。
マレーネは外へ飛び出し、必死に街へ向かう車を探します。
やがて見つけた一台。
ドアが開き、「どうぞ、後部座席に」と声をかけられ──そこにいたのは、なんとドミニク!
一方、作戦の総指揮をとるキーファーのもとにはリリーが現れます。
前話で、「街を離れてマレーネと静かに暮らして」と諭したキーファー
リリーは「作戦に参加してから、マレーネのもとへ行く」と訴える。
「どうか、帰れと言わないでくれ──」
その願いに、キーファーは静かに頷きます。
感想:これはもう映画。緊迫の同時進行ストーリーにハラハラ!
いやもう……なんかいろいろすごかった。
緊張感、感情、展開の妙……どれを取っても、ページをめくる手が止まりませんでした。
ドミニク、ここで出てくる!?
マレーネが雪が降る中で叫び、走り、止めた車の後部座席にドミニクがいた瞬間の衝撃!
「ここで来るかー!」と、声が出ました。
しかも、座っている姿がまた最高にかっこいい…!!
今まで彼の行動は謎が多かったのですが、このタイミングでマレーネに接触した意図は一体何なのか…!? 期待が高まります。
時間軸がシンクロするカメラワーク的演出にゾクゾク
今回、挟まれる演出がとてもよくて──「あの時、あの人はこう動いていたんだ」と、登場人物たちの思考や行動が手に取るように分かる構成になっていました。
複数の視点がリアルタイムで同時進行している感覚に、まるで映画を観ているような没入感!
登場人物たちの思考や行動が手に取るように伝わってきて、ひたすら引き込まれましたね。
読んでいてものすごくドキドキしました!
キーファーの重みある一言「26年前から出来ている」
キーファーが仲間に「準備はいいか?」と声をかけられ「26年前から出来ている」と答えるのですが、その一言には、家族を奪われ、大切な仲間とともに耐えてきた26年間の重みがずっしりと詰まっていて、思わず涙。
このセリフは、ただの復讐心ではなく、守るべきものすべてへの強い覚悟の表れに思えました。
リリーを育て、守ってきたキーファーが「帰れ」と言わず、共に戦うことを選んだ場面──
その目元に滲んだ感情に、胸が締めつけられました。
ヴァラヴォルフの反撃はじまる…でも、マレーネはどうなる?
リリーとキーファーが好きな自分としては、ヴァラヴォルフ側に勝ってほしい!という気持ちがありつつも──
でもそうなると、マレーネはどうなってしまうの?
という不安も込み上げてくる展開です。
ここでドミニクが登場した意味はなんなのか?
味方・敵の構図を超えて、それぞれのキャラが「信じるもののために動いている」のが伝わるからこそ、苦しいし、目が離せません。
まとめ:次回も気が気じゃない!『コヨーテ』怒涛の展開は止まらない!
ついに動き出したヴァラヴォルフ側の作戦。
その裏で静かに、でも確かに進むキャラたちの想いと決断。
次回が待ちきれない…!
また感想書きますね!