反発し合う運命の番「レムナント( 1 )-獣人オメガバース-」羽純ハナ

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15万部突破の「ペンデュラム -獣人オメガバース-」のスピンオフ「レムナント」の1巻が出ました!!

個人的には「ペンデュラム」では、脇カプで出てきたケンカップルのジュダ✕ダートのカップルの方が好きだったので、スピンオフでこのふたりの物語が読めるのはすごくうれしいです!!

発売3ヶ月で5万部突破!納得の面白さ「ペンデュラム -獣人オメガバース-」羽純ハナ

2017.03.21

内容の方は、ふたりの馴れ初め篇って感じですね。

ジュダに出会う前の孤児院暮らしのダートの暗く沈んだ暗闇のような生活から物語が始まっています。

では、感想にいってみよう!!

こちらの記事には、作品の特性上、大人女子の表現が含まれます。NGな方は、ここで「戻る」ボタンをお願いしますm(_ _)m

作品紹介

登場人物&あらすじ

獣人::ジュダ(α)・・・由緒正しきジークフリード家の獣人
表紙男性::ダート(Ω)・・・母親が早世し、妹とともに教会に引き取られた。

 

両親を亡くし、妹と一緒に教会で育ったオメガのダートは、発情期が来る前に独り立ちしようと身体を売って稼いでいた。
そんな時、教会が発情期の来たオメガの子供を闇ルートで売っていることを知ってしまう。
一日も早く妹を連れ教会から出ていくため、ダートは誘われていた危ない仕事をすることに…。しかし、運悪く発情期が訪れてしまう。初めての発情期に意識を失いかけていたダートだったが、その時、目の前に黒い狼の獣人が現れ――! ?

引用:アマゾンより

 

「レムナント( 1 )-獣人オメガバース-」のここが面白い

軽く設定から説明するよ!!

獣人オメガバースということで、少々設定が入り組んでいますので、まずは、軽く設定の説明から~!!

オメガバースの世界観として、男と女の性に加え、さらに血液型のような感じでアルファ(優秀)、ベータ(普通)、オメガ(コミックによって違いがあるが、発情期があるため弱者扱いされる場合が多い。男女ともに妊娠できる)性で人は分かれます。

そして、この羽純ハナ先生の「獣人オメガバース」の場合は、それにさらに獣人なる獣の姿をした人間が加わります。

この「獣人オメガバース」の世界ならではの特殊設定

  • 獣人はアルファであり、獣人の子供は人間のオメガからしか生まれません。
  • アルファは、一度、番関係を結んだ相手としか子供を作ることしかできなくなる。
  • 獣人は、子供ができにくいため、特定の番は作らない。多くのオメガと関係を持つことで子孫を残そうとします。ただし、運命の番が見つかった場合のみ、運命の番とのみ関係を持ちます。
  • オメガは、男であれ女であれ、発情期があるため、まともな職にはつけず、産む道具として扱われています。常に弱者として扱われます。
 

ダートとジュダの馴れ初め。そして、その関係性に萌える

両親が早くに亡くなったことで、教会(孤児院?)に引き取られたダートとその妹のベラ

ふたりともオメガ性で、いずれ発情期が訪れたら、オメガを子供を生む道具として欲しがっている家に引き取られることになっているが、このダートは、妹ベラのことを大事にし、いつか、この教会を出て、ふたりで暮らしたいと、自ら体を売って、お金を貯めているの・・・

しかし、妹の発情期が近づいていることに気づいたダートは、お金のためにと、危険な仕事に足を踏み入れてしまう。

そこで、出会ったのが、獣人の中でも有力な家柄に生まれたジュダ

タイミング悪く発情期が始まったダートのフェロモンに当てられてしまったジュダは自制が効かなくなりダートと番の関係を結んでしまうのです!!

ふたりの意志など全く無い形で、まるで事故にあったかのような形で「番」になってしまったふたり。

しかも、ジュダがダートのフェロモンに当てられてしまったのは「運命の番」という魂レベルでの絆があったためと判明します。

しかし、反発し合うふたりはそれを受け入れることができない。

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出典:「レムナント 1巻 -獣人オメガバース-」

まあ、そりゃそうだよね・・・昨日、顔を知ったばかりの相手が、「あなたの運命の番」です。と言われても、すぐに受け入れられるわけがないよね・・・

ジュダは、ダートを自分の人生設計の汚点扱いをするし、ダートも、弱者であるオメガであっても、自由に生きたいと望んでいて、ジュダと感情を抜きの取引することで自由を得ようとするのね。

このコミックの面白さは、自分の意志が全くない場所で「運命の番」という魂レベルでの絆を突きつけられたふたりが、その運命に流されまいとしながらもお互いの深い部分に触れていくドラマチックさや、ジュダが孤独なダートに垣間見せる素直じゃないやさしさにときめいちゃうところなんだよね。

例えば、ジュダと「運命の番」になってしまったダートは、お屋敷に囲われる生活よりも、同じ「生むだけの道具」扱いをされるのでれば、まだ、自由な外で生きていきたいと屋敷をこっそりと飛び出すのね。

そうして一人いるところを、前からダートに目をつけていた牧師に襲われるのですが、ジュダ「その身体はオレのものだ」と助けられるんですね。

ダートは、頭ではジュダのことを拒否しているのに、ジュダのその言葉に身体が喜びを感じるんです。

でも愛されることに慣れていないから「自分の所有物に触られて怒ってるだけだ」と考えるのです。

孤独でひとり片意地を貼って生きてきたダートが、誰かの所有物になれることで感じる喜び・・・しかし、それを素直に受け入れられるような平和な生活をしてこなかった辛い過去・・・

そういうせめぎあいの中で、ジュダのわかりにくいやさしさや愛を心で感じていく大変美味しいコミックとなっています。

 

妹がひどすぎる!!今後、再登場するかが気になる

ダートは、妹のためにと体を売ってまでお金を稼いでいたんだけど、妹が知らないところで、番を作ってしまったことから、「嘘つき」と言われ拒絶されてしまいます!!

って、これ、妹、ひどくない?

今まで、お兄ちゃんにベッタリっ子だったのに・・・その、態度急変・・・ひどすぎじゃね?

でも、ダートも健気というか、家族愛に強いというか・・・拒絶されても、妹を守りたいと行方不明となってしまった妹を探し続けるんだよね・・・

今後、この妹は再び、話に登場するのかな?

ちょっと、すっきりしない部分なので、ちゃんと、回収してほしい気はしますね。

 

オメガの中にも序列がある?

オメガは、「産む道具」扱いされているこのコミック。

孤児院で育ったオメガのダートは、発情期がくれば、教会の決めた信者のもとに嫁ぐことが決まっています。

いわゆる、オメガとして産まれた時から社会の底辺扱いなわけです。

しかし、ジュダの家には、オメガを囲っている屋敷があるんですね。そこにいるオメガ達は、家柄がきちんとした血筋のオメガだけなのね。

そのオメガ達が言うんですよ「自分達は、貴族の子孫を生むために生きてきた。底辺オメガとは違う(※要約ね!)」って・・・

オメガにも序列があるって、なんか面白いなって思った!!

同じオメガでも、貴族のアルファの子供を生むって部分が、彼らのステイタスなんだなーって思うと、アルファの子供を産む道具として扱われたくないダートとは、同じオメガであっても、全く、相容れられません!

そして、オメガの彼らから、ジュダの番になったことでやっかみを受けるんですね・・・

どこにいっても、自分の居場所がないダート・・・もう、これは、素直になって、ジュダの側で、ちやほやされればいいのにね。って思っちゃう。

でも、それができない性格なんだよねー。苦労性だなー。ダートは・・・。まあ、その素直になれない片意地張った性格が、いいんですけどね!!

 

獣人・・・牙と舌がコワイです・・・

獣人ものはワタシ的にはNGじゃないんですけど、やっぱり、牙がコワイー!!長い舌がコワイー!!

ダートがジュダのブツを口で奉仕するシーンがあるんですけど・・・獣人のブツって、ちょっと毛先が痛そうなイメージがあって・・・(ええ・・・勝手なイメージなんですよ!勝手なね!!)

読んでて、「イタタタタ・・・」って思っちゃってー(笑)

いや・・・そこは、卑猥だわ~って楽しむところなんでしょうね。笑。

エロシーンはがっつりだと思います。

ぜひ、楽しんでくださいね!

 

描きおろし情報

描きおろしは2作品です。

相性抜群

発情期は一週間続くよー!え?そうなの?アルファとヤッた時点で治まるんじゃないのー?ってお話です。
運命の番って、相性抜群でいいねー!!ヒュー!ヒュー!!ってお話です。うふふ

心の温度

運命の番などではなく、あくまで、お金をもらい関係を続けているという取引をしたジュダとダートなんだけど・・・
いろいろ、気持ちの上では、すっきりしない部分もあるんだよ。ってお話。
ジュダが、ダートのささやかな変化や表情も読み取れる獣人でよかったなって思います。

 

まとめ

「レムナント(1)」を読んだあとに、いろいろ忘れている設定があるな。と「ペンデュラム」を読み返しましたが・・・

>> 前作を読んでからのほうが楽しめる内容となっています。「ペンデュラム -獣人オメガバース-」

そういや、このダートとジュダは、「ペンデュラム」の最後で、子作りに成功!していましたー!!

ということは、ここがゴールと考えていいのでしょうか?

相容れないふたりが、一緒に過ごすことで、相手を受け入れ、そして、愛してしまう流れが大好物の人におすすめのBLコミだと思います。

ただ、続き物なのねー!!続き物!!

続きが気になる方は、ぜひ、電子書籍でチェックしてね!!


レムナントー獣人オメガバース「バラ売り」
1巻には、バラ売りの1話~5話が収録されています。続きは、バラ売り6話からとなります。
 

海ホタル
本日の記事はいかがだしたか?子供が夏休みに入っているので、書きあげるのに、時間がかかってしまいました(汗)本当は、昨日アップの予定だったんですけどね・・・

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