「飴色パラドックス 5巻」第15話 ネタバレ感想【シェリプラス2018年11月号】

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こんにちは!海ホタルです

この記事では「飴色パラドックス」の最新話のストーリーを紹介しています

ネタバレ有りの記事となっていますので、ネタバレNGの方は閲覧注意です

シェリプラス2018年11月号発売中!

「飴色パラドックス」第15話(ネタバレ有)

前回のあらすじ

同僚でいて相方でいて恋人同士である蕪木と尾上

蕪木が関西にいた高校時代に一緒につるんでいた三条が、蕪木を自分の会社に引き抜きにくる
けれど過去のしがらみから喧嘩になってしまうふたり

それを見ていた尾上は三条の会社事情についておかしな点を蕪木に話し、ふたりで、三条のことを手助けすることにしたのですが・・・

ここから下がネタバレです

三条と話す蕪木。どうやら仲直りっぽい

三条の会社の情報漏洩には内部の人間が関わっていました

三条は蕪木からその資料をもらい「まさか身内にやられていたとはな・・・」と苦い顔

自分には味方がいない・・・とまいっている三条

その三条に、蕪木が「味方、必要か?」って聞きます

三条は、「そりゃ、ほしい」って答えます

蕪木は、「(お前は)親父さんやまわりからのプレッシャーあったけど、いまだ逃げない。すげえ、負けず嫌いで、ずっと自分でどうにかしてきただろ」と言います

そして、きっぱりと「一人でも戦える」と言うんです

蕪木のその言葉に、高校時代、蕪木に愚痴を吐くだけ吐いて、ひとりで立ち上がりがんばってきたことを思い出す三条

蕪木は自分のことをよくわかっているってうれしくなったんでしょうか?

うれしそうな顔で「そうや・・・ようわかっとるな」って三条が言うんです

そして、三条は、めんどくさがりで人のために労力を使うことを絶対しなかった蕪木が、なぜ、ここまでしてくれたのかを聞きます

蕪木の頭に浮かぶのは尾上の姿

尾上に後押しされなかったらやらなかったかもしれない・・・と思い、今回の件で、尾上を不安にさせたことを思い出します

「おれは、隠していたことが多すぎて・・・それがちょっと嫌なんだ」と答える

その蕪木の言葉に、不審な目を向けて、「お前がそんな自分と向き合っているような発言するなんて・・・お前、ほんと元治(蕪木)か?」と聞く三条

その三条のものいいに「10年もあれば、いろいろ変わるやろ」と答えます

そして、最後・・・ドアをでていく時に「悪かったな。ずっと電話せんで」と言って蕪木はでていくのです

蕪木のこの「悪かったな」ってセルフが三条の中では、すごくうれしかったみたいです
この後、三条と蕪木の高校時代の回想が軽く入りますが、とにかく三条は、なにごとにも執着しない蕪木とつるめことを自分の自信に変えていたみたいです

そういうのって、ありますよね

ワカル気がします

てのひらの呪文/かしわ
お人好しエセ紳士×訳アリ小悪魔系美青年 のムリよムリよも…ほだされラブv

女みたいに綺麗な顔をした美青年のあざとくピュアなアプローチに俺の理性は崩落寸前――!!?

尾上のもつ前向きさに救われる蕪木

シーンは、尾上と蕪木へと移ります

興味津々で三条とどうなったのか聞く尾上

三条とちゃんと話ができたと聞くと、尾上のほうがうれしそう

蕪木と三条の関係は「世間では“友達”って言うんじゃないの?」という尾上

蕪木は、複雑な顔で、高校時代、自分が相当こじらせていたことを思い出します

その蕪木の表情に、尾上は蕪木の気持ちを察して、思い切り体当りして、空気を和ませます

そして、「高校時代、三条くんがそばにいてよかったな」って言うんです

蕪木は、尾上の言葉に、実家に居づらくて三条の家に行ったり、遊んだりしていたことを思い出します

三条がいたことで、初めて見る景色もあったことを思い出す

蕪木は尾上を抱きしめます

いきなりエロスイッチの入った蕪木に動揺する尾上

「どうしたー!?」ってなるんですけど・・・

蕪木が「(お前)すげーこと言った」って答えるんですね

尾上を抱きながら、尾上といるだけでいろんなものが違ってみえてくると思う蕪木

ねちっこく責められて、音を上げた尾上が「おれが上になる」って上になるんですけど・・・

エロ慣れしていない尾上は、上手く挿入させることができない

結局、またもや音をあげて、蕪木に手伝ってもらって挿入するんです

気持ちよさそうな尾上の姿を見て、蕪木は「昔の自分に、あと何年かすれば毎日楽しいと思える日がくるってことを教えたい」って思うんです

暗がりでくちづけを/風緒
優しいキスもぬくもりも、すべて偽りだけれど――会社員の虻川は、学生時代からの後輩である江藤に長く片想いをしていた。告白するつもりもなかったが、その想いを江藤の友人・志田に見抜かれてしまう。背格好が江藤によく似た志田は面倒なく寝られる相手を探していたと言い、「取引しませんか」と持ちかけられてセフレになったが…

最後はオチもよろしいようで・・・

そして・・・

最後の最後に、またもや三条が登場

尾上と蕪木が一緒にいるところに登場し、その後の会社事情を話し、蕪木にも「大きな借りができた」って言うんです

すべてが気持ちよく解決したかのような雰囲気が流れるんですが・・・

その後、三条が「やっぱり、元治(蕪木)以上におれのことわかってるやつおらん」って言い出します

キラキラした顔をしながら、「一緒に仕事していたい」という三条に、きっぱり「しない」と答える蕪木

三条は明るい顔で帰るのですが、その後、蕪木のスマホには、三条からのメアド・住所・ラインIDなどが届いちゃう

三条の持つ熱さにトホホって感じのオチで終わっています

海ホタルの感想

いやいや・・・ほんと、友達っていろいろありますよね!

三条のように昔の思い出を引きずる人間もいれば、蕪木のように、昔を思い出したくない人間もいる

三条くん・・・どちらかというと・・・ちょっとウザさがあるキャラだったんですけど、彼の持つ「あの頃はああだった」って、そこにしがみついちゃう気持ちも理解できるものがありました

まあ・・・何はともあれ、三条くんの会社も落ち着いたことだし一件落着です

尾上と蕪木の関係もいい感じでとってもよかったです

尾上を通して見ると世界が変わって見えるっていうのが、「すごくいいな」って思いました

人と人の出会いってその連続ですよね!

さて・・・

一応「続く」って文字が最後に入っているので、続くのかな?って感じですが・・・

新しいお話がスタートするんでしょうか?

夏目イサク先生のお名前は次号予告にはありませんでしたが・・・・

続きが読めるならうれしいなー・・・・

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嫉妬イベントからすれ違いイベント。喧嘩するけど仲良しなふたりをとことん楽しめますよー

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