お前より大事なものがない「赤と黒」堂々完結!

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桂小町先生の「赤と黒」が完結しました!!

いやー・・・よかったです!!

1巻は すごく中途半端なところで終わっていて 「主人公はかっちょいいけど 着地点がわからないなぁ? どう評価していいかわからない?」って感じだったんですよね・・・

でも 2巻は 桂小町先生の持ち味のエッジのきいた絵と 艶のある色男たちにギュン!!ってきました

ヤクザものですが 主人公たちは高校生です

オラオラな流血沙汰の暴力ヤクザではなく インテリヤクザなので ヤクザBLが苦手な方も読みやすいと思います

では!!本日は 「赤と黒」の魅力を語っちゃいます

作品紹介

美洞の血を引く三代目は俺だ。俺がこの組、背負ってやるよ。美洞大和に出会った日も雨が降っていた――。若頭息子の由紀夫は、組長息子の大和から組長の命が長くないことを聞く。「親父さんのじゃねえ、俺は大和の盃が欲しい」高校生ながらも覚悟を背負った大和に惚れこんだ由紀夫は、大和とままごとみたいな盃を交わした。極道の家に生まれた者同士、一生ものの出会いだと確信しながら……。藍と長門が紡ぐ愛の物語も収録。

「もっとひどくしてほしい」 組長息子の大和は、若頭息子の由紀夫と盃を交わした。心の痛みを隠すため、痛くてひどいセックスを求める大和は「そばに居て欲しい」と告げて由紀夫と抱き合う……。お互いを大事に想うあまりにこじれるふたりだったが――?

 

「赤と黒」のここが面白い

ヤクザBLといえば 主人そのものがヤクザであって血なまぐさい世界に身をおいていて刹那的生き方を描いているシリアスパターンと なんちゃってヤクザでほのぼの、ワハハ!と楽しめるコミカルパターンが多いとおもうのですが

この作品は 親がヤクザで将来ヤクザになる未来を背負わされている高校生ふたりが主人公です

 

本人の意志など関係なくヤクザになる未来が待っている

しかも 下っ端ヤクザではなく コミック表紙を飾る大和は組長の息子

その大和と中学生時代に盃を交わした由紀夫は同じ組の若頭の息子

どちらも一度背負ったら 一生背負わなければならない重責を背負う運命を生まれもって持っている

1巻は 組同士の力関係と 大和と由紀夫の関係性が描かれていてエロにたどり着いていません

複雑な組の力関係の中にいる高校生ふたり

大和の父親が組長をつとめる美洞組は 組長本人が病気で倒れ 本家筋から外される危機に立たされている

組長の死後はやり手の若頭の矢萩(由紀夫の父)が跡目を継ぐという手もあるが 本家筋は 美洞の血を継ぐもの以外とは盃を交わさないという

となると 大和は組を守るため絶対的に跡目を継がなければならない

組の人間を守るために中学生で組を継ぐ覚悟をしている大和を精神的に支える由紀夫

そして大和が希望したのが 不良ばかりが集まる高校への進学

頭のいい由紀夫が 「青春ごっこでもしたいのか?」って聞くと 「そうだ」と笑って答える大和について一緒にやんちゃ者ばかりが集まる高校に入学した

ふたりの高校でのアウトローぶりを描きながら 同時に組の不安定な状況を描いていく1巻

確かな絆はあるのに 交わるようで交わらないふたりの関係の危うさにドキドキするんです

孤独を共有してくれる相手がいる心強さが描かれている

そして 2巻では 1巻の最後で少々こじれたふたりがようやく体を合わせます

けれど 大和は 自分を慕ってくれていた組員の舎弟が殺され 人ひとりの命を背負うこととなるのです

組の跡目を継ぐことはなんとなくわかっていた・・・けれど 10代だから・・・どこか甘さもあった・・・

この後 大和は由紀夫と二度と寝ない宣言をします

その理由が「お前と寝ると 俺のために死ねるやつらのこともどうでもよくなるから・・・」

どこか刹那的で儚くて・・・でも 期待されるに値する強さを自分の中で奮い立たせる大和の姿がつらすぎる・・・

そして 由紀夫は 自分の父親を捨てても 大和が背負う組を継ぐという重責から大和を開放しようとします

そんなことしたら 由紀夫の父親の立場が危うくなると心配する大和でしたが 由紀夫は「お前より大事なものがない」ときっぱり言うんです

このときの由紀夫がむちゃかっこいい!!

ラストは・・・・

これまた かっこいいんです!!

これしかないと背負う重責と 自分の意志で背負う重責は別物であること

どんなつらい道が待っていようと 誰かが自分の孤独を共有してくれるなら強くなれるということが描かれています

大和と由紀夫の絆は一生モノだと思いました

どこか刹那的でいて それでいて 確かなものを求めている10代のふたりが大人になった続きがまた読みたいって思えるコミックです

でも 組のためなら 大和以外の女と寝ることもいとわない由紀夫に ちょっと がっかりする人もいそう・・・

でもでも!同時に その部分に 体の関係以上に深い絆を持つ大和と由紀夫の関係に萌える読者も続出しそうな感じがします

前日譚の「ROUGE」も見逃せない

1巻がなんとも評価が付けづらかったと最初に書きましたが 実は  1巻の半分は「ROUGE」のメインカプのお話となっているからなんですねー

「ROUGE」は 「赤と黒」の前日譚って感じのお話です

大和も由紀夫も出てくるしね!!

「ROUGE」はこんなお話です

1年の時 空気が読めず3年生に反抗しちゃった負けん気の強い藍は 3年生の不良達に便所扱いされちゃうんだけど 当時の2年生だった大和にや助けられて それ以来 大和に忠誠を誓っている

そして 転校生の長門がやってくるんだけど 長門は中性的なルックスの藍に一目惚れ

でも 藍は大和に忠誠を誓っていて なにかあれば「大和さん」「大和さん」

長門は 大和が極道の息子と知り 卒業後 藍も極道になると思って それを阻止したくて告白しちゃうのです!!

大和と由紀夫とは 一味違うカップルです

藍が 喧嘩っ早いけど 見た目ほんとうに美少女です

女の子のようなラインの受けがだめな人は もしかして苦手かも!

でもでも 長門のまっすぐな気性にすごく好感度が高かった作品ですね

海ホタルの感想

とにかく!雰囲気があります

大和の目に何度もゾクゾクしました!

由紀夫の大和への忠誠心がいい!!

自分の父親を裏切っても大和を守りたいって!!

どんだけ!!好きやねん!!!って思いました

将来 かっこいい雰囲気あるインテリヤクザになるんだろうね!って予感のする10代のふたりのかっこよさが凝縮したようなBLコミックです

あと 大和の体はこの上なくエロくて 個人的にはどストライク!

こういう無駄な脂肪のついていない体 大好物なんですよねー!!

あと 特に注目したいのが 2巻の描き下ろしだと思います

大和がメスイキしちゃうお話なんですけど その後のふたりのピロートークがなんとも砕けてて これまたいい味をだしているんです

気兼ねなく言いたいことが言い合えるようでいて 同時に時々見せるふたりの力関係に ズキュン!!ときました

この作品に興味を持ってくれた方は 下のボタンリンクから試し読みページにいけます

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