最高のSM!BLコミック「蝶と花の関係性 2巻」 akabeko

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

「蝶と花の関係性 2巻」むちゃくちゃよかったです!!!

ばら売りの方もずっと追いかけていたんですけど、迷わずポチしました!

ちなみに、私自身は、SやMの気持ちは、ほんとーーーーーに、さっぱりわからないん派

どMの花田が蝶野に痛いエロをされている時、だらだら泣くんですけどねー

その涙が、「痛くて泣いてるのか?」「あまりに気持ちよくて泣いているのか?」「羞恥心で泣いてるのか?」???

さっぱりわからんわけです!!!(←どMの人は、この花田にすごく共感できるのかな~・・・って思いながら読んでいるヨ!)

でも!

それでも、この作品は、本当に大好きで!

では、どんなところが好きなのか?語ってみようと思います

作品紹介

職場の先輩・蝶野に潜在ドМであることを見抜かれ恋人として調教される日々を送る花田。
徹底的に管理され、嬲られ、甘やかされるSEXにどっぷりと溺れていく。
そんな花田に対し、自分の腹に子宮の刺青を入れメスにした男との想い出を捨て切れない蝶野は…?

収録作品
  • 蝶と花の中毒性
  • 蝶と蜘蛛の巣【前編】
  • 蝶と蜘蛛の巣【後編】
  • 蝶と花の必然性
  • 蝶と花の絶対性
  • 蝶と花の世界(描き下ろし)

「蝶と花の関係性 2巻」のここが面白い

1巻でつきあうことになったふたりのさらなる結びつきが楽しめる

体育会系の部活で厳しい上下関係の元過ごしてきた花田

その花田のドMな性癖を見抜き、彼に常に痛みと快楽を与え続ける会社の先輩蝶野

この上なく男らしい蝶野だけど

実は、昔、誰かのメスだったようで下腹に子宮の淫紋の入れ墨を持っている

1巻では、このふたりの出会いから、恋人同士になるまでが描かれています

1巻の方は「蝶と花シリーズ」は3話分収録です。、同時収録作品が入っています

続く2巻では、いろいろなSが登場することで、蝶野と花田の関係こそがベストだと思わせる流れが楽しめ

途中で、蝶野の持つ「子宮の淫紋」を入れた過去のお話が入り

それを踏まえたうえで、さらに蝶野と花田の結びつきが強くなっていくという展開です

見た目体育会系なのに、グズグズになって甘える花田が本当にかわいいし!

そんな花田が満足できるエロを常に提供する蝶野もこれまたすごい!!

1話ごとに完結って形でばら売り配信もされていたのですが、1冊にまとまったことで、ふたりの関係性がこの上なくベストカっプルだと思える説得力の強さが増した気がします

本当に大満足な1冊となっています

すぐに試し読み!

何度読んでも泣いちゃうのが「蝶と蜘蛛の巣」

2巻では、蝶野が昔、誰かのメスにされていた。という話を思い出し

もしかして、蝶野さん、メスになりたい人なのでは?と花田が勘違いしちゃうところがあるんですけど

蝶野にとって当時のことは、消したくて消せない暗い過去なんですよね

それをじっくりと描いている「蝶と蜘蛛の巣」はね・・・

ほんとうに、何度読んでも、涙が流れてしまいます

母親の恋人であったおじさん

母親の死でおじさんをちょっとずつおかしくなっていく

そんなおじさんを見捨てることができない10代の蝶野

3人で過ごした温かい思い出があるがゆえに、狂っていくおじさんの愛を拒むことができない・・・

ほんとにね・・・どんどん狂っていく人のそばにずっといるって・・・

どういう気持ちなんだろう・・・って、どうしても考えてしまいます

おじさんがいなくなった今・・・

蝶野は、おじさんが残した淫紋を消すことができるのに消すことができない

消してしまったら、おじさんと過ごした時間をすべて消すことになるから・・・

あれだけひどい目にあったのに・・・それでも、おじさんへの情のようなものが残っているっていうのが、これまた泣かせるんですよ・・・

なんていうか・・・本当に、蝶野は愛情が深い人間なんですよね・・・

カバー下の作者様のお話がとても面白かった

作中で、蝶野が、いじめられて気持ちよくなってドロドロになる花田を愛おしそうに見るシーンがいくつかあるんですけど

その目がすごく愛を感じるんですよね!

だからね

ドMの花田とエロすることで蝶野の性癖も満たされているってことなんだろうなって思えるんですよねー

Sの気持ちがさっぱりわからないわたしでも、その部分はちゃんとキャッチできるので、本当、akabeko先生ってすごいよなって思います

でもでも!作中で、蝶野自身が「俺はSじゃない」発言を何度もしているから

「はあ・・・Sに見えるけど、Sじゃないのねぇ~・・・Sって難しい・・・」とちょっと気持ちが迷子になっていたのですが・・・

2巻のカバー下にある作者様のお話を読むと!

「やっぱり!蝶野もSなんじゃん!!!!」とわかって、すごくスッキリしました!

作者さまは「Sには徹底管理能力を求めたい」そうで、蝶野は管理性のあるSとして描いているそうです

ふむふむ・・・なるほど~!

この管理性のあるSの蝶野に、無垢でどMな花田という組み合わせが本当にジャストフィットしている気がします

ほんとうに、ベストカップルですよね!

海ホタルのまとめ

痛みだけじゃなくすごく深い愛が感じられるのが本当によかったと思います

SMが苦手って方にもぜひ、読んでほしい作品

個人的には、1巻で蝶野が嫉妬で花田を抱くシーンが一番好きなエロです

これ!本当に激しかったよね~!

ぜひ!未読の方は試し読みでチェックしてみてね

試し読みはこちらから

シェアしてくれたらうれしいです!

4 件のコメント

  • 海ホタルさん、こんにちは。

    「蝶と花の関係性2」が配信されると知って、リーズナブルなお値段になっていた「1」を購入し、続けて「2」も購入しました。

    それにしても、akabeko先生は凄い作家さんですね~!!私もSMが理解できない人間なのですが(自分が痛い思いをするのは嫌ですし、他人に苦痛を与えるのも嫌です)、akabeko先生のこの作品は本当に完成度の高いBL作品ではないかと感じました(極めて不自然感がない感じで、SMとBLを結びつけて描いてあるように読めました)。

    又、「1」も「2」もコミックスのカバー下(?)に先生が書いて下さった登場人物のSM気質に関する説明が的確で分かりやすく、多分SMをよく分かっていないであろう腐女子層にも受け入れやすい作品ではないかな、、と。

    腐ってから1年半以上がたち、様々なBL漫画や小説を大量に読み漁ってきた私ですが(ちなみに海ホタルさんの記事を読んでハマったBL小説の一つが「螺旋階段」です(笑))、、akabeko先生の作品も「コレは本当にBL作品なのか(誉め言葉)!?」と唸ってしまう作品が多く、新作が非常に楽しみな先生です(^^)

    話は変わりますが、海ホタルさんのPTAに関する愚痴を読んでいると、現在子供の通う学校のPTA役員をしている私には共感出来て、共感出来て(あえて二重に書いてみました(笑))、、気づくと「うんうん」と頷いてしまっています(特にラインのメッセージが届いた時の着信音が嫌なところとか、、(笑))

    万人受けはしないかもしれませんが、たまにPTAについての愚痴を聞かせて下さいね(そのうち、PTAで苦しんでるママ(現段階では腐ってない女子)が、このblogにたどり着いて海ホタルさんの記事でBLに興味を持って腐ってくれるかもしれません(笑))

    それでは長々失礼しました。
    お互いPTAについてのストレスは、BLを読むことで上手く発散していきましょうね(笑)

    • チェリーさんへ
      おお!チェリーさんもSMが理解できない人なんですか!
      いや・・・本当に、SMが理解できない派からは、SMを取り扱ったBLって、当たり外れがありますよね
      その点、こちらの作品は、そんな人間でも、主人公たちの心情変化がすごく読み取れやすいところがすごいんですよね!恋愛部分を主軸にしているせいなんでしょうかね?
      ほんと、読んで、キュンキュンできました!

      あと!PTAの愚痴を楽しみにしてくれていることで、ありがとうございます
      PTAの話は、BL記事、読みに来てる人に愚痴ってごめんねー!と思いながら書いてるので、そういっていただけて
      本当にうれしいです。
      チェリーさんも、PTA役員しているんですね!あの、グループラインの通知が、ひたすら鳴る時の恐怖・・・
      パートが終わって、スマホを見たら、ライン通知が60とか来ている時のめまい・・・
      もう・・・ほんとうに恐ろしい・・・
      また、つらいことがあったら愚痴らせてもらいますので!その時はよろしくね!

  • 海ホタルさん、すみません、さっきのコメントの訂正です~!
    私が海ホタルさんの記事に影響を受けて読んだのは「螺旋階段」ではなく「二重螺旋」です、ごめんなさい!!
    (あんなに有名なBL小説のタイトルを間違えるとは、、メチャクチャ恥ずかしいですね、、吉原先生にも失礼だわ)

    海ホタルさんのおススメという事で「二重螺旋」を読み始めたらどハマリしてしまい、、(元々禁断の兄弟モノの作品が好きなので)最新刊まで全部読破して、、最新刊まで読んでもまだナオが高校生である事に唖然としてしまいました(笑)

    しかし、「二重螺旋」シリーズは本当に面白いんですが、、果たして完結するんでしょうかね??

    • チェリーさんへ
      「螺旋階段」と読んで・・・脳内で「二重螺旋」と変換されたので大丈夫ですよ!
      わたしも、コミックのタイトルとか、なんちゃってで覚えている人なので・・・あるあるです(^_-)-☆
      「二重螺旋」は、コミックの連載の方も、スローペースで・・・これ、どこまでコミカライズされるのかすごい気になっているんですよ・・・
      完結するんでしょうかね?
      面白いがゆえに、結末はちゃんと見届けたい気がしますが・・・どうなるんでしょう?

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