夏目イサク「花恋つらね 5巻」第30話【ネタバレ感想】

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こんにちは!海ホタルです

この記事では、ディアプラス2019年9月号より「花恋つらね」30話の紹介をしています

告知出ています

第30話は雲之介の回想が中心となっています

雲之介・寿一郎・菊右衛門の過去が気になっていた人必見の回となっています

では!いってみましょう!

ネタバレが含まれますので、ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

ディアプラス2019年9月号

雲之介の過去の回想

源介が出ている舞台のDVDを見る雲之介

源介の姿に雲之介は昔を思い出す

ここから雲之介の回想がスタート!

「雲之介」の名前を襲名した雲之介を「クマ!」と呼びからかう寿一郎

寿一郎はまだ襲名前で雲之介に「晃(あき)ちゃん」と呼ばれている

ふたりとも若い!!

いやー!寿一郎の姿は、源介そっくりでびっくり!!

雲之介と寿一郎がワイワイ喋っていると、そこのあらわれるのが菊右衛門

寿一郎は菊右衛門を「雅臣!」と呼び

雲之介は「まーちゃん」と呼んでいる

落ち着きがなくてちょっとやんちゃな感じの寿一郎

その寿一郎にからかわれている5つ年下の雲之介

菊右衛門と寿一郎は言いたいことをいいあえる気心しれた関係みたい

特に、寿一郎と菊右衛門は「源惣コンビ」と呼ばれ、ふたりが相方役で出る舞台のチケットは飛ぶように売れて!

ふたりの舞台を見て年下の雲之介は「すごい!」とただただ感動している

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寿一郎と菊右衛門が仲たがい?二度と共演しない!

しかし・・

ある日・・・

突然、ふたりが仲たがい(←表向きは「方向性の違い」となっている)をし「今後一切共演はしない」という関係になってしまう

おどろいた雲之介は寿一郎本人に事の次第を聞きに行くが

寿一郎も納得がいかない顔で「嘘だといいんだけどなー・・・」と詳しい原因を教えてくれず・・・

そして

菊右衛門の相手役として雲之介が立つ機会が増えてくる

ふたりのことを憧れの目で見ていた雲之介は

ようやくふたりと同じポジションに立てたんだ!と最初はうれしく思うんだけど

雲之介がどんなにがんばろうと、世間の声は「源惣コンビを見たい。菊右衛門の相手は寿一郎だろ。雲之介では物足りない」と厳しい・・・

雲之介は源惣コンビが映っているDVDをこれでもかってくらい見て自分と寿一郎のなにが違うのか研究をする

それを見た菊右衛門は、「雲之介は寿一郎とは持つ雰囲気が違うんだから、できることをやればいい」と声をかける

しかし、雲之介の中の中で菊右衛門がは、寿一郎と自分ならどちらを選ぶかと悩んでて・・・

菊右衛門にそれを聞く雲之介

菊右衛門は「バカなことを聞くんじゃないよ」と答えをはぐらかす

雲之介の中にたまっていく「くやしい」という感情

そして、今・・・DVDに映る寿一郎の横にいる菊右衛門はこのうえなく美しい・・・

自分は菊右衛門をこんなにきれいにみせてやることができない・・・と思う雲之介

憎くて憎くて・・・同時に、自分の憧れだった寿一郎を複雑な思いで見てる

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雲之介からの思いもがけない言葉に驚く源介

そして・・・

次に、菊右衛門が雲之介に源介のことを見てほしいと頼んだシーンの回想が入ります

この時

雲之介は菊右衛門に「おれが寿一郎が嫌いだってわかってて言ってんだな」と確認している

それに対しての菊右衛門の答えは

「だって、あんたほど寿一郎の芸をみてきたやつはいないだろ?」

源介の舞台を客席から見ている雲之介は、この時の菊右衛門の答えを思い出し、フッと笑う

舞台を終えた源介の元へと行く雲之介

源介に「ふっきれた顏してるな」と言う

源介は「目標がはっきりしたので」と答えます

雲之介は「それは“寿一郎のような役者になりたい”とかか?」と聞く

「はい」と答える源介

「そんな簡単になれるもんじゃねえぞ」と答える雲之介

すると、源介が「でも、雲之介のおじさんと祖父(寿一郎)はライバルなんですよね」と言う

源介は、寿一郎が「雲之介がいるから一瞬も気が抜けない」と言っていたことを話す

それを聞いた雲之介は、寿一郎がいっつも「おまえには負けられねえなー」と言っていたことを思い出す

口だけで相手にもされていないと思っていたけど・・・そうじゃなかった・・・と思う雲之介

「参ったな」と大笑いするのです

源介の目を見て「こいつの目は、寿一郎と同じ」だと思う雲之介

源介に「いつでも連絡してこい」といい帰っていきます

雲之介からの思わぬ誘いに、ちょっとびっくりの源介

その源介の後ろにいつの間にかたっている惣五郎

「よかったな」と源介に声をかけるのです

源介は惣五郎に抱き着きたくて仕方ないみたい

でも、場所が場所だからと我慢する

それを見た惣五郎が「おれ、今日お前の家に泊まりに行こうかな?」というのです

海ホタルの感想

今回、雲之介、菊右衛門、寿一郎の過去がちらっと描かれていましたが・・・

でも、一番、気になる「仲たがいの原因」がわからないまま?

わたしは、菊右衛門は、源介と惣五郎が恋仲だと知って

源介を寿一郎のような役者にする気になったので

菊右衛門は、自分が叶えられなかった夢を惣五郎と源介に託したんじゃないかな?って勝手に想像しています

そうなると、たぶん、菊右衛門と寿一郎の間でもなにかしら特別な感情が生まれていてそれが仲たがいの原因になったんじゃないかと思うのですが・・・

だとすると、菊右衛門と寿一郎でマンガを描いたらアンハピコースまっしぐらってことだよなーとかって思っちゃう

個人的には、若かりし日の雲之介が菊右衛門の手を握るシーンがキュンってきたな~

この時、菊右衛門が「雲之介」を選んだら、雲之介はこんなに寿一郎を憎むことはなかったんだろうな~って思ったり・・・

菊右衛門も、ウソはつけずにはぐらかすしかなかったんだろうな~って思ったり・・・

唯一無二の相方になりたいって・・・ある意味、ほんとうに「恋」に似ていますね!しみじみ・・・

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