りゆま加奈「狼の花嫁 4巻」第20話 ネタバレ感想

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こんにちは!海ホタルです
こちらの記事では、「ダリア」さんで連載中の「狼の花嫁」第20話の紹介をしています

第20話は、個人的には、かなりもやもやって感じでした・・・

「戦争」なので、なにが正しくて、なにが間違っているとかってないと思うんだけどさ・・・

でも、もやもやする~・・・

では!紹介に行ってみましょう!

前回のあらすじ

りゆま加奈「狼の花嫁 4巻」第19話 ネタバレ感想

この記事にはネタバレが含まれます。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

「狼の花嫁」第20話の紹介です

「手は打った」!

アズラクとルーイの会話を聞いていた衛兵たちが、ハシに、ふたりの会話の内容を報告する

ハシは書簡をしたため、それを、西の国王ザハブの元に届けるように命令をする

報告に来たルーイに時、「手は打った」というハシ

ルーイは、アズラクがどうなるのか心配するが、ハシは「殺しはしない」と答えるだけ・・・

 

ハシの部屋を出たルーイは、ハシはなにをしたんだろう・・・と不安になる

 

そのまま、ゼスの部屋へ向かうルーイ

こそっとゼスの部屋へ入る

ゼスがいない間に、ゼスの部屋に忍び込んでドキドキのルーイ

ゼスのベッドに横たわり、ゼスの残り香に包まれドキドキしている

ゼスに早く会いたい・・・と思うのです

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それが戦だ

戦場にいるゼス

時刻は夜・・・戦争で傷ついた兵士たちは各自、手当てをしたり、物資を運んだりして忙しそうにしている

そんな中で、ひっそりとひとりで焚火にあたるジル

ゼスは「どうした?」と声をかける

ジルは「今日、はじめて人を殺しました・・・」と話す

学校で戦い方を学んだし、成績もよかった・・・だけど、この手から人を切る感触が消えなくて・・・と言うジル

 

ジル「自分がしていることは他人の命を奪うことだとわかっていなかった・・・」

 

ゼスは「それが戦だ」と答える

 

ゼス「兵士の使命は国を守ること・・・俺は、大事な者たちを守るためにたくさんの敵兵を殺してきた」

ゼスの答えに、顔色を変えるジル

ゼス「敵兵たちにも大事なものがある・・・だからこそ、戦を早く終わらせなければ・・・・戦以外の方法でも人を守る方法はあると思うが、今は戦うしかない・・」

「はい」と答えるジル

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アズラクが西の国に引き渡されると聞いて

洗濯をしているルーイ

マルジャから、アズラクが西の国に引き渡されることになったことを聞く

驚くルーイ

西の国に引き渡されれば、ザハブ国王はアズラクを殺すはず・・・

ハシが「手を打った」というのは、ザハブ国王が殺したいアズラクを引き渡すことで戦をおさめようということなのだと気づく

 

ハシの元へ向かうルーイ

執務中のハシの部屋に飛び込み、アズラクを西の国に引き渡すのは本当なのかと聞く

ハシは、戦をとめるためだと答える

西の国に引き渡せば、兄(アズラク)は殺されてしまう!と反対するルーイ

ハシは「優先すべきは民を守ること」だと話す

長期戦になれば分が悪い戦いだ。最善の手があるなら無駄にすることなどできないと話すハシ

 

ハシの部屋を出てトボトボと歩くルーイ

「いかがでしたか?」と話しかけてくるマルジャ

ルーイは、どうにもならなかったと伝えるため首を横に振る

「でも・・・どうにかします」というルーイ

ルーイは、自分が、兄の身代わりになって西の国に戻り、父を説得しますと答える

マルジャは「無駄です」というが、ルーイは、「死ぬとわかっているのに、西の国に帰すことなんてできない」と答える

 

マルジャは、自分がアズラクを逃がしますと言う

ルーイは、そんなことをしたら、マルジャさんの命が危ない・・・と反対する

だけど、マルジャは、自分の命は、自国を出た時点でないようなものなので・・・と話して・・・

アズラクが死ねば、あなたは、一生、自分を責めるでしょう・・・わたしは、あなたにそうなってほしくない・・・と話すマルジャ

アズラク引き渡しのため、両国の国境付近まで行くとき、自分もそこについていき、アズラクを逃しますと話す

心配するルーイ

マルジャは、ユルール様にも手伝ってもらうので大丈夫ですと言う

 

成功したら、わたしは、晴れて自由の身・・・二度と(ルーイには)会えない・・・あなたにはあなたにしかできないことがある・・・幸せになってください。というマルジャ

ルーイはマルジャの手を握り「さよならは言いません」と泣きそうな気持を抑え精一杯笑う

マルジャは「あなたには笑顔が似合う」とほほ笑む

海ホタルの感想まとめ

いやー・・・どうですか?

わたしのもやもやポイントは・・・

もともとアズラクが引き起こした戦争なのに、そのアズラクのことを助けようとするルーイのいい子ちゃんぶりです

自分が父王を説得するって・・・

いやいやいや・・・・あなた、父王に嫌われていましたよね?

説得できる。できないじゃなく、説得できるかもって考えるところが、すでに鼻に着くんですよ・・・

 

で、マルジャが、アズラクを逃がすって話になったとき

ちょっとばかり反対派するけど・・・すぐに納得してマルジャに任せている

ええ!!!

他人任せなの?!

ゼスは、大事なもの(ルーイ)を守るため、最前線で戦っているのに!

ヒロイン(←男です)だから守られるは当然ってこと???

笑って、みんなの気持ちを幸せにするのが仕事ってことなの???

うーーーーん・・・なんだかなー・・・

 

途中で、ゼスの軍の兵が傷だらけになって治療しているシーンがあるじゃないですか?

最前線で戦っている兵士たちのことを考えると・・・戦争の原因を作ったアズラクをこのまま生かしていていいんですかね?ってモヤモヤします

あと、ゼスが、「戦以外の方法でも人を守る方法はあると思うが・・・」って言っている部分が気になります

もしかして、戦以外で守る方法が今後見つかるってことなんでしょうか?

もやもやを抱えたまま・・・次回を期待!

「狼の花嫁」試し読みはこちらから

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2 件のコメント

  • 確かに、戦争だの思想だのが絡んでくると個人の考え方が色濃く出ちゃうから、合わないこともありますよね。
    私もアズラクを助けるのはちょっと???ですね(;^_^A
    この戦争モードは早く終わってBLに戻って欲しいかな~
    まー、ルーイの身体的な問題の時点でBLとは少し違うだろうって意見の方もいらっしゃるようだし、色々と難しい・・・

    • まるかーと♩♬ (@0708_fu)さんへ
      記事を上げた後、口コミなどをチェックしてみたら、ルーイに味方するご意見もあって・・・
      まあ、戦争だし、意見も分かれるよなーって感じです(;^ω^)
      わたしも、早くラブの部分が読みたいです・・・
      全部が丸く収まって、ゼスとルーイが幸せになれる日はいつくるのか?と、いつも読後に思っちゃいます

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