オトすつもりがキュンキュンさせられて~!「好きって言ったのお前だろうが!」 梅田みそ

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オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

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新装版 秋山くん

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ページ数が228ページ

第1話~第11.5話&(描きおろしの)第12話&あとがきという構成になっています

察しのいい方ならわかると思いますが

1話が短い!

だから、サクサクッとした感じで楽しちゃう!

サクサクしながらも、しっかり、物語が進んでいることにビックリした~!

そして!

攻めは研究脳の男!(←大学院で量子力学について、難しい研究をしている!)

この男が、大変、心の機微に疎い男でして~!

研究者としてかなり優秀なのに、他人に対する執着の薄さを教授から心配されて、研究室への出入りを制限されています

そんな唐変木男に恋をした受けの受難の数々に心がほっこりするBLとなっています

では!紹介に行ってみよう~

作品紹介

売れない俳優の桐生暁は、
かつて自分の大ファンだった同級生・大前に再会。
だけど彼は暁のことを一切覚えていなくて…「俺のこと好きだったくせに忘れてんじゃねーよ! 」
ムカつく大前に一泡ふかせるべく、絶対オトすモードの暁。
でもエッチな罠を仕掛けるたび、返り討ちにあってしまい!?

無自覚セクハラ理系男子×チョロくて不憫なツンデレ俳優
デレたっぷり初H描きおろし20P

「好きって言ったのお前だろうが!」のここが面白い

詳しいあらすじはこんな感じ!

演劇一座で生まれた暁

小さい時から当たり前のように舞台に立ってきたけど、妾の子である暁にはいつも端役しか回ってこなかった

一座の中に暁の居場所はなかった

だけど、そんな暁のファンだという少年が現れる

それが、同じクラスの大前くん!

暁にとって、いつも、自分のことを見ている大前くんは特別な存在になる!

だけど、大前くんは、なにかひとつのことに夢中になると、他のことが目に入らない天才少年で・・・

好きなことに没頭するあまり、食事を忘れて、よく保健室に運ばれていた

保健室に運ばれた大前くんの手を握って、元気づけようとする暁

だけど、大前くんが目を開けた時に、傍にいたのは、同じクラスの美少女・倉持さん

大前くんは、ずっと自分の手をに握っていてくれたのは倉持さんだと勘違いします

まるで、童話の「人魚姫」のごとく、暁の淡い初恋は儚く散っていく・・・

 

大人になった暁は、どこかで大前くんが自分のことを見ていてくれたら・・・という気持ちで芸能事務所に入る

しかし、回ってくるのは、役名もつかない小さい役や、すぐに死ぬような役ばかり・・・

なのに、態度はえらそうな暁

自分に自信がある?とにかく自信満々!

 

そんな暁・・・ついに、大学院生になった大前くんと再会します

でも、小学生の時、あんなに暁のファンですと言っていた大前くんは、暁のことを覚えていなくて・・・・

「忘れていたことを、泣いて後悔させてやる!」と、研究室を追い出された大前くんと一つ屋根の同居生活をスタートさせるのです

おちゃめで独りよがりの暁の性格がかわいすぎる

「俺を忘れたことを後悔させてやるー」と奮い立つ暁だが・・・

相手は、研究オタク・・・他人の心の機微などわからない男

なんとかして気を引こうと、恋愛のセオリーである「気のない相手を落とす方法」を実行していく暁

 

まずは、「褒める」

それでだめなら「相手の興味のある話で盛り上がろうとする」

共通の話題がないなってわかったら「手料理で胃袋をつかもうとする」

 

いろいろ試す暁だが、しかし、研究オタクの大前くんの反応は、どれも斜め上~!

なぜか、暁の方が、大前くんの反応にドギマギさせられて~!

さらに、研究室を追い出されて、泊まるところを探していた大前くんを、勝手に「貧乏認定」していたのに、大前くんは、暁に、手持ちのクレカを渡して「好きに使ってください」と言う

親のカネなのにえらそうに~!と憤慨する暁

だが、大前くんが、業界誌の表紙を飾る程の有名人だと知る

(大前くんは)数年後にはテレビにバンバン出ている人かもねーって友達が言っているのを聞いて

俺の方が先に有名になって、あいつを捨ててやるって躍起になる暁

ゲテモノの食レポの仕事とか引き受けて、瀕死状態となっている(笑)

 

研究オタクの大前くんの気を引こうとすればするほど、胸キュン展開になる不思議!

胸がときめくと、同時に、ムッとなる暁が、ほんとにかわいいんですよ~

大前くんは、どうして暁を忘れていたの?

大前くんを振り向かせたい!と必死になる暁

そんな暁の、言動と行動が伴わないところに目を離せなくなる大前くん

恋愛には疎い大前くんは、暁のことを身勝手に連れまわしたりして・・・

こういう恋愛にニブイ大前くんの態度もすごくたのしかったです

しかし・・・こんなに頭がいいのに、なぜ、暁のことを忘れているかが謎で?

後半に入って、暁の方から、自分たちは子供時代に会ったことがあるって言っているんですけど・・・

大前くんは、それを聞いても思い出せないみたい・・・

 

でも、気になるそこの部分もきれいに回収してエンドを迎えています

エロはこんな感じ

エロターンあります

あらすじには「デレたっぷり初H描きおろし20P」って一文もあるし、期待値が高まりますよね!

普段、ドエロなBLばかり読んでいる私から見たら、軽い感じで、かわいい感じのエロでした

デレっぷりというのかどうかは不明ですが、エロ描写そのものを楽しむというより、二人の会話を楽しむエロだと思いました

暁「これ(←大前君のブツ)!二度と、俺以外に使うなよ」

大前「あなたもですよね」

暁「俺はいいんだよ」

大前「はぁ?!」(←と言って、暁の乳首を強く吸っています♥)

ケンカップル?ほほえましいですよね~!

ああいえばこういうって会話が楽しい~!

海ホタルの感想まとめ

全体にコミカル!

自分の本音に向き合わず、暴走する受けがとってもかわいい作品です

そして、注目は、研究オタクの攻めは、実は、けっこう溺愛系カレシってところ!

端々に見える、受けのことを溺愛していると思える態度やセリフに胸がキュンとします

作者様も描いていて楽しかったと言っているけど、読んでいる私も楽しかった!

続きがあったらいいな~って思える作品

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