君に出会った時から 僕は恋に狂っている「コヨーテ Ⅱ」座裏屋蘭丸

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オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

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追記 10/5に電子配信がスタートしまので、追記・更新しました

こんにちは!海ホタルです

「コヨーテ Ⅱ」が8月22日に発売されました!

もう!!むっちゃよかったですよね!!

むっちゃ!!むっちゃ!!よかったです!!!!(←この語彙力のなさ!!笑!!)

もう!!!もう!!!!ギュギュギューーーーン!!!!って胸が締め付けられました~!

作品紹介

〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテと、人狼を狙うマフィアの後継者でありながらそれを嫌い、バーのピアニストとして働くマレーネ。
コヨーテの発情期がきっかけで深く結ばれた2人だが、それを余所に人狼とマフィアの抗争が激化していく。
そして、ついに人狼達はマフィアの解体に動き出すが、コヨーテに再び発情期が訪れて――。

「コヨーテ Ⅰ」のあらすじ紹介

コヨーテ I

コヨーテ I

コヨーテ
 正体をかくし人に紛れて暮らす人狼。マレーネのピアノの音に惹かれ、バーに通っていた
マレーネ
 バーでピアノを引いている。実は、「人狼刈り」をしているガーランド家のひとり息子。コヨーテに一目惚れした

「コヨーテ」は、座裏屋蘭丸先生が描くファンタジー要素のあるドラマチックロミジュリBLコミックです

主人公であるコヨーテは「ヴァラヴォルフ」と呼ばれる「人狼」であり、その正体をかくし人間に紛れて仲間たちと一緒に暮らしています

大昔、人狼と人間との間で大抗争があったものの、すでに若い世代では人狼は架空のモンスター扱いとなっている

しかし、人狼の血肉には神聖な力があるという迷信を信じる人たちもいるのです

そして、ガーランド家は、人狼の血肉売買を手引きしている一族なのです

ガーランド家の跡取り息子であるマレーネは、バーでコヨーテと出会い、コヨーテが人狼とは知らず熱烈に恋に落ちます

発情期が訪れたコヨーテと濃密に愛し合うようになるのですが、人狼であるコヨーテはマレーネが自分たちと敵対するガーランド家の人間とは知りません

人狼であるがゆえに、マレーネに心が惹かれながらも、気を許せないコヨーテ

マレーネの方は、コヨーテに発情期がきたことで彼が「人狼」であることに気づきます

自分の立場を早く告白しなければならないと思いながらも、なかなか心を許してくれないコヨーテに「告白は、もう少し、先延ばししよう」という状態の1巻

しかし・・・ガーランド家の「人狼刈り」が激しさを増してきて、「人狼」である「ヴァラヴォルフ」は、ついに「ガーランド一家」のトップにいる人たちを消す計画をたてはじめるのです

そのリストの中にはマレーネの名前もあって・・・・

 

見どころ

このコミックの見どころは・・・・

マレーネがむちゃくちゃコヨーテのことが好きってところなんですよね・・・・

マレーネの方はコヨーテのために立場も身分も捨てる覚悟はできている

そのくらいコヨーテのことが好きなんですけど、マレーネのそのおもすぎる愛がコヨーテにはいまひとつ伝わっていない・・・というもどかしさ

いや・・・コヨーテにはコヨーテで、「人狼」ゆえに人間には気を許せないという事情があるのです

けれど・・・マレーネに甘い口説き文句を言われ続けて・・・何度も身体を重ねることで・・・・惹かれ始めている・・・・

もう・・・・ほんとに、読んでいると、ハラハラするやら・・・ドキドキするやら・・・キュンキュンするやら・・・と心が大騒ぎしちゃうBLコミックなのです

「コヨーテ II」のここが面白い

ついにバレる?ドキドキの盛り上がりにギュン!

身分や秘密を隠した恋人同士が、真実を知る瞬間というのは、どんな小説でもコミックでも、「クライマックスか?!」ってくらいの盛り上がりがあるんですけど・・・

2巻ではそれを味わえます

いつかバレるとはわかっていたんですけど、それがどういう展開で?どういう流れでくるのか?

ほんと楽しみにしていたんですけど、読んだら、「こうきたか!!!」とすごく胸に迫る描写で展開されていました

画力や心理描写に力がある座裏屋蘭丸先生のすごさを再確認してしまった・・・という感じですね

マレーネがガーランド家の跡取り息子だと知ったコヨーテは、それを信じることができないんですよ・・・

それほどマレーネに強く惹かれ始めているんですね

なのに、信じたい気持ちが次々と裏切られていきます

怒りでマレーネの前で狼化しちゃうコヨーテの怒りがすごくせつなくて悲しくて・・・・胸がぎゅっとつまりました

でも・・・それでも・・・翌朝、マレーネの手を傷つけたことを心配しているコヨーテ

無口で愛情表現が下手なコヨーテの情の深さや不器用な愛がすごくわかる巻なんです

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画像引用:コミック帯より

どんなに拒絶されても諦めないマレーネ

バーでコヨーテが人狼とは知らずに一目惚れをしたマレーネ・・・

個人的にですが・・・

一目惚れでここまで執着するというのが、ちょっとしっくりこないところがあった1巻

でも、2巻では、マレーネの愛の深さにただただ圧倒されました

いやー・・・すごいね・・・・一目惚れでここまで相手に執着できるだなんて・・・

もう、マレーネはコヨーテのことが好きで好きで仕方ないんですよ

しかも!その愛が増していっているのがすごくよくわかる2巻でした

マレーネは、こんなことになるならもっと早くに自分から身分を明かせばよかった・・・とすごく後悔しています

絶望・・・焦り・・・迷い・・・あらゆるマイナスの感情に飲み込まれそうになるんですけど、それでも、コヨーテに今度こそ自分のすべてを知ってもらおうと立ち上がるんです

1巻に登場したヘルマがすごくいい仕事をしています

このヘルマ・・・すごく好きだわー!!

脇役たちもみんないい仕事しています!!

描き下ろしが収録されています

描き下ろし「sweet days 7」が収録されています

本編がシリアスな分、甘いふたりをここで補給という感じの甘エロです

海ホタルの感想

とにかくすごくドラマチックですよね!

好きだから信じたい・・・

けれど、信じた分、裏切られた時のショックも相当なものなんですよね

とにかく登場人物たちの傷ついた心がわかる表情の数々に見ごたえがありました

「人狼」たちはガーランド一家を解体する準備を着々と進めています

マレーネは、もう一度、コヨーテに会いたいと「人狼」たちがひっそり暮らしている場所を突き止めました

ガーランド家も、ボスであるサイモンが不気味な行動をしていてコワイです

今後の展開からも目が離せません!!

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