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こちらの記事は、「ディアプラス2021年6月号」から、夏目イサク先生の「花恋つらね」の紹介しています
源介と惣五郎のつきあいを反対している蔦丸
前回は、蔦丸視点のお話で、名跡を継ぐ者、継げない者の複雑な心境が描かれていました
惣五郎と源介の関係はどうなるのか?
今話の紹介をしたいと思います
目次
ディアプラス2021年6月号
- 希望者はもれなくもらえる全プレペーパー(送料負担あり)は、南月ゆう先生
- 巻頭カラー♥新連載スタートは、大人気「ラブネスト」スピンオフ! ナル篇「エンゲージ」がスタート!
- リレーエッセイ/麻生ミツ晃先生
「花恋つらね」第45話 紹介(ネタバレ有)
舞台に立つ源介!相手役が自分じゃないことにもやもやする惣五郎
7月に入り、いよいよ源介と蔦丸が出演する「天守物語」が初日を迎える
惣五郎は変装をして、観客席にいる
「天守物語」は、異界のものが登場する美しさで満ち溢れた幻想物語
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舞台を見ている惣五郎は、今まで、見たことがない源介の芝居を「すごい」と思う
だけど、同時に、モヤモヤした気持ちが湧いて・・・
このモヤモヤはなんだ?と考える惣五郎
舞台に立つ源介は、相手役である富姫を熱い目で見て、生きるか死ぬかの熱烈な恋物語を繰り広げている
俺が相手役だったら・・・と思う惣五郎
そして、モヤモヤの正体が、源介の相手役が自分じゃないせいだと気づく
ここで、源介が以前言っていた「俺の一番の相方になって」という言葉の意味を理解する惣五郎
自分たちは、自分で役を選ぶことはできない
でも、多くの人たちに、この二人で舞台を見たいんだ。と熱望されたら・・・
相手役として選ばれる・・・と気づく惣五郎
おれは、お前の一番の相方になるよ
舞台を終えた蔦丸と源介は、プレッシャーでげっそり・・・
帰ったら反省会をしようと楽屋で話す
蔦丸の楽屋から出て、ひとりで廊下を歩く源介
その源介の腕を後ろからつかむ惣五郎
突然、登場した惣五郎に驚く源介
人気のない場所でふたりきりになるふたり
「すげー、かっこよかった」と舞台の感想を伝える惣五郎
源介は、惣五郎が素直に褒めるのでびっくり!
そして、惣五郎が、今まで源介が言っていた意味がようやくわかった!とガシッと抱き着いて!
え?なになに?とうれしそうな顔になる源介
惣五郎は「おれは、お前の一番の相方になるよ」と宣言するのです
海ホタルの感想まとめ
長い間、惣五郎の一番の相方になりたいと言い続けてきた源介!
ようやく、その気持ちが惣五郎に届いたみたいで!
「よかったね!」って気持ちになりました!
ただ・・・ひとつ気になるのは・・・
最後に惣五郎が、源介の一番の相方になれば、蔦丸や武兄も自分たちのことを認めてくれるかもって言っているところかな・・・
この部分はどうなんでしょうね~・・・
だって、菊右衛門(惣五郎の祖父)と源介の祖父は、世間に認められる名コンビだったけど、跡継ぎとして、結局、別の女性と結婚したんですよね・・・
ということは・・・
あれ?一番の相方になっても、添い遂げることはできないんじゃないの????
蔦丸も、源介には、名前を継いで、それを後世に残してほしいみたいだから、一番の相方になったとしても、2人の仲を認めるってわけじゃないんじゃない?
あれ?わたし、惣ちゃんの決意に水を差してる?ごめん・・・。と思いつつ・・・
次回の展開に期待です☆
歌舞伎の世界を舞台にした業界BL「花恋つらね」