夏目イサク「花恋つらね 7巻」第44話【ネタバレ感想】

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こんにちは!海ホタルです

こちらの記事は、「ディアプラス2021年4月号」から、夏目イサク先生の「花恋つらね」の紹介しています

蔦丸につきあっていることがバレた源介と惣五郎!

蔦丸には、2人の関係を大反対されて!

どうなっちゃうの?

ドキドキハラハラの続きとなっています

7巻収録予定は39話以降から!
ネタバレが含まれますので、ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

ディアプラス2021年4月号

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「花恋つらね」第44話 紹介(ネタバレ有)

蔦丸の跡継ぎとしての葛藤

蔦丸の過去の回想からスタートです

歌舞伎町界の宗家 大谷屋「荒井寿一郎」の後継者として生まれた蔦丸

小さいころから綺麗なものが好きで、舞踊にしても男踊りより女踊りの方が得意だった蔦丸

繊細な表現が巧い蔦丸のことを、先生は、「すごいわ!」と褒めてくれた

 

けれど、成長するにつれて、自分に求められているのは「男役」なのだと肌で感じることになる

しかし・・・男役として舞台に立っても、周りからは酷評ばかり

「将来、お家芸である荒事もこなせないんじゃないのか?」と陰口をたたかれる始末

稽古の時・・・特に、祖父である寿一郎は、鬼のように吠えた

「お前の、そんななよっちい姿をお客さんに見せるつもりか!」と祖父に怒られ、倒れるまで稽古をしつづける蔦丸

 

そんな蔦丸の楽しみは、菊右衛門のDVDを見ること

自分の祖父である寿一郎と菊右衛門が仲が悪いことを知っているが、それでも、映像の中で見る美しくてかっこいい女形である菊右衛門に憧れる蔦丸

 

「いいな・・・俺も、こんな役者になりたい・・・」

 

だけど、寿一郎の後継者である蔦丸にとっては、それは夢のような話・・・

それからも、男役を演じる蔦丸への世間の評価は厳しく、批判や陰口はやむことがない

ある日、蔦丸は、祖父である寿一郎に「ぼく・・・将来、女形になりたい」と言ってみた

祖父は、残念がることもなく、あっさりと、蔦丸が「寿一郎」の名前を継がず、女形になることを許した

女形にずっとなりたかった蔦丸

願いはかなった!だけど、理由さえ訪ねてくれない祖父の態度に傷ついた・・・

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憧れの人からもらえた、一番欲しかった言葉

そんなる日・・・舞台裏で菊右衛門を見た蔦丸

寿一郎と菊右衛門は仲が悪いため、一緒の座組になることはないはずだから「なんで!」と驚いている

憧れの女形である菊右衛門を見て、心臓をバクバクさせる蔦丸

蔦丸が頭を下げてあいさつをすると、菊右衛門が蔦丸に向かって「あなた、これからは女形をやっていくんだってね・・・いいね。あんたには女形が向いていると思っていた」と声をかける

 

「楽しみだよ」

 

蔦丸は、菊右衛門の言葉に胸がいっぱいになって涙があふれる

自分は、ずっと誰かに期待をしてほしかった・・・そして、自分が誰よりも期待していた人から、ほしかった言葉をもらえた・・・こんなに嬉しいことがあるだろうか・・・と泣くのです

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別れるつもりは1ミリもない!

そして、蔦丸は、菊右衛門先生に認めてもらえるような役者になるため頑張ってきた

弟の源介と菊右衛門先生の孫である惣五郎が付き合ったことで、菊右衛門先生に稽古をつけてもらえるようになったことは事実

しかし、このままでは先生にまでご迷惑をかけることになる

それは避けたい!と心の底から思っている蔦丸

そんな蔦丸の部屋に源介が「DVD貸して」と入ってくる

源介に向かって、自分は次の候補であるあんたがいたから、あっさりと女形になることを許してもらえた

だからこそ、源介が「寿一郎」になるため協力すると決めている

その足かせになるってわかっているからこそ惣五郎との関係は認めるわけにはいかない・・・と話す蔦丸

源介は「だったら、俺と惣五郎のことを応援してくれ」と答える

自分がいい役者になるため、惣五郎は、必要なんだよ。という源介に、蔦丸は、あんぐり・・・

「別れる気は1ミリもないからな!」と言って源介は部屋を出て行く

海ホタルの感想まとめ

前回、菊右衛門に対して特別な思いを抱いているように見えた蔦丸

まさか・・・本気の恋?とドキドキしていたのですが(笑)

なるほど!こういう経緯があったのですね!

子供の頃から、「寿一郎」の名前を継ぐ後継者として期待され、勝手に失望され、陰口をたたかれた蔦丸の心中はなかなかつらかったようです

しかし、菊右衛門って・・・ほんと理想の指導者ですよね・・・

しゅっとして、きれいで、口調はきついけど、そのきつさの中に愛を感じる・・・

こんな人を祖父に持っている惣五郎が、本気でうらやましい・・・

最後の源介のバシッとした一言もかっこよかった~!

忖度なしの、裏表のない一言!

蔦丸は、驚いてあんぐりした顔をしていますが、もしかして、蔦丸も恋のひとつでもすれば、源介の気持ちも理解できるのではないでしょうか?

 

蔦丸は、菊右衛門先生に迷惑をかける前に、ふたりを別れさせたいと思っています

誰か、早く、すでに、菊右衛門は、2人の仲を知っていると教えてやれよ~!

蔦丸が、尊敬する菊右衛門と、自分の祖父が、大昔、ほのかに思い合っていたことを知ったら、どうなるだろう?って期待も!

次回の展開が楽しみです

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