「僕らの地球の歩き方 2巻」 ソライモネ

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

「僕らの地球の歩き方 2巻」が出ました!

いやー・・・ほんと、このお話を読んでいると、毎話、毎話で涙が出てくるんですけど・・・

これ、わたしの涙腺がユルユルなせいなんですかね~?

具体的になにかが起こって涙が出るっていうわけじゃなく、セリフで心を揺さぶられて「ええ話や~」って涙が出ちゃうの~・・・

BLだと思って読まない人にも、ぜひ読んでほしい作品なので、個人的には、こういう作品こそ、なにかしらのマンガの賞を取るべきだと思います!

 

男同士のカップルの世界一周旅行の旅を描いています

BLらしい濡れ場などは一切ありません!

では紹介に行ってみましょう

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男の子カップルふたりの世界一周を描いた「僕らの地球の歩き方 1巻」ソライモネ

2020-07-30

作品紹介

「世界一周二人でできたら結婚しよう」と旅にでた朝日と深月の二人。
アジアを後にした二人が向かった先はフィンランド、ドイツ、フランス、イタリアの4ヵ国!
深月の家族との対面や、旅行あるあるトラブルに遭いながらも、いつも真っ直ぐに愛情をくれる深月との尊い日々を過ごすうちに朝日の心に変化が現れ…?
人生が変わるラブジャーニー! ヨーロッパを巡る第2巻!!

「僕らの地球の歩き方 2」のここが面白い

いろんな価値観に触れて変わるふたりの「形」

真面目で心配性の29歳の朝日と、陽気で天然の深月

ふたりは高校時代の同級生で、社会人になって再会し、付き合うことになった男同士のカップル

まったく性格が違うふたりが、喧嘩したり、仲直りしたりしながら、いろんな国の料理を食べて、いろんな人に出会って、自分の中の価値観を変化させていくコミックです

特に注目したいのは朝日

無邪気な深月はゲイカップルであっても、他のカップルのようにイチャイチャしたいタイプ

でも、朝日は、他人の目が気になるタイプ

1巻の第1話でも、空港で、深月が朝日の手を握っただけで、朝日は、他人の目を気にして思いきり振り払っています

 

でも、1巻で、いろんな国のいろんな価値観の人と出会い、少しづつ、朝日の中の価値観が変わり始めます

2巻では、スキンシップの多い深月のことを黙って受け入れているし

ドイツに行った時には、お世話になった夫婦の奥さんに、うっかりと、深月からプロポーズされたという話をしてしまい、ハッとなっています

うっかりとはいえ、今までの朝日だったら、絶対に、話さなかったと思う!

 

そして、イタリアでは、深月の祖父の妹さんが登場!

彼女と朝日が話しているシーンで思ったのは、朝日はゲイで、深月はバイだから、この関係に、いつか終わりがくるって朝日は思っているのかなってこと・・・

だとしたら、周りの目を気にして、いまひとつ、深月に対して素直に愛情を表現できないのも仕方ないことなのかも・・・と思いました

この時の深月の祖父の妹さんの話がすごくよくって~

歳を重ねて、過去を振り返る年齢になったからこそわかることってたくさんあるんだなって胸がキュッとなりました

そういえば、一度きりの人生ならば、好きな人と過ごした方がいいって言ったフィンランドの同棲婚をしたカップルもいましたね!

世界一周の旅が終わったとき、朝日が、「他人の価値観の中」ではなく、自分のために生きれるようになっているといいなってつくづく思いました

 

暑苦しいほど愛情をストレートに示す深月と、真面目過ぎて素直に生きれない朝日

すごい凹凸なカップルなんだけど、一緒に世界一周旅行をすることで、一緒にいる時間が増えて、二人同時に同じ発言をすることも増えてきて!

ふたりだけの「形」が、少しづつでき上がっていくのを見ているのもすごくいいんです!

世界はやさしさであふれていると思える作品

まあ・・・とにかく、部分、部分で涙が出るんですよ~(笑)

これは、今、コロナで他人との接触を避けなければならず、旅行も自由に行くことができない今だからなんでしょうかね~

旅先で、いろんな予想外のトラブルに合うふたり

でも、たまたま通りかかった人に助けられ、オーロラを見ることができたり、家に招かれて長期滞在ができたりする

世の中、こんないい人ばかりじゃないだろ!って、心のどこかでツッコむ自分もいるのですが

そういや、1巻のインド旅行の間は、散々カモられていたな~・・・って思い出す

たぶん、いいことばかりじゃないんですよね・・・

いいこと半分・・・うまくいかないこと半分・・・

でも、2人でいることで、上手くいかなかったときの悔しさや残念さが半減しているんですよね

2人を通して、いろんな国を楽しめるのもこのコミックのすばらしいところ!

フィンランドのオーロラは美しかったし!

ドイツのクリスマスマーケットはキラキラしていた!

イタリアでは、映画で見たことがある有名な観光地スポットを楽しむふたりを楽しめました!

ほんと・・・すごいね!

ふたりを通して見る世界はほんとうにやさしくて美しい!

海ホタルの感想まとめ

世界各地の料理の画がむちゃくちゃ美味しそうで~!

ほんと、世の中は美味しいもので溢れていますね!

それを食べているふたりも、すごく幸せそう!

「食」と「幸福感」って直結していますよね!

風景もすごくきれいで!

有名スポットが数多く登場しますが、よく、こんなに細かく書き込めるな・・・と、ただただ感動しました

実際、現地に取材に行っているのか?

余白に、時々、作者様の一言が入っているのも楽しかった!

 

深月と朝日は、ほんと、正反対の性格をしているカップルなのですが、朝日は、自分の性格が嫌だから、天真爛漫な深月のことが好きなんですよね

深月の方は、朝日の素直になれない性格を「かわいい!」って思ってる!

お互いにないものに惹かれあっているふたりが、よくわかる2巻でした

最後の深月からのプロポーズの言葉も感動~!(←完結はしていませんので!!!)

ぜひ!試し読みをチェックしてみて!

試し読みはこちらから

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