「ここはYESと言ってくれ」 吉井ハルアキ

IMG

オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

11/26まで30%OFF

新装版 秋山くん

新装版 秋山くん

11/27まで無料配信



当ページのリンクには広告が含まれています。

追記Rentaさんにて電子配信がスタートしました(2021/5/07追記)

こんにちは!海ホタルです

吉井ハルアキ先生のおじさん攻めのコミックの紹介です

この作品・・・おじさん攻めが、すごくしっくりくるので、一瞬、吉井ハルアキ先生の過去作品すべてが「おじさん攻め」だと錯覚に陥ってしまいました

海ホタル
陥った後に調べたら、過去作品に「おじさん攻め」のコミックが出ているわけではないと知った!すごい勘違い!!!

BLとしては上司×部下でよくあるパターン

内容もそこまで深みはない

けど、吉井ハルアキ節がさく裂してて!この雰囲気が好きって方は大勢いそう!!!

どこがどう吉井ハルアキ節なのか?

紹介したいと思います

作品紹介

仕事はできるが微妙にデリカシーがないバツイチノンケリーマンの元川は、部下の奥村が気になっている。普段は口が悪くてツンケンしているけど、真面目な勤務態度は評価できるし、何より笑うと可愛いのだ。一方、社内でゲイバレして孤立していた奥村は、真実を知っても全く態度が変わらず、しかも大口契約の担当に自分を指名してくれた元川に心動かされていく。なにげないスキンシップにも真っ赤になる奥村だが、そんな奥村に元川はついキスしそうになってしまって…!!?

「ここはYESと言ってくれ」のここが面白い

この感覚わかる!共感できる恋の始まり方

会社にいる休憩時間にいやらしい女の子の画像を見てテンションをあげたり・・・

人様が聞かれたくないことを、周りに人がいる状態で大きな声で話し出したり・・・

この作品に登場する攻めの元川さんは、正直、まじでかっこよくない!

しかし・・・このデレカシーのなさ・・・「いる。いる。こういう上司、絶対にいる!!!」って気にさせるんです!

元川さんは、バツイチですが・・・たぶん、このデリカシーのなさが離婚の原因ではないかと・・・

 

しかし!

元川さんの場合、デリカシーのない人間の中でも、なぜか、それが許せる側の人間!

というのも、元川さんのデリカシーのなさは、裏表のなさなんですよね

元川さんは面倒見もいいし、誰にでもフラットで、無駄にかっこつけない・・・こういう人って、好かれますよね~!

多少、デレカシーがなくても、「元川さんだしな・・・」って許せちゃう魅力がある

そんな元川さんは、周りから孤立している自分の部下の奥村を、担当している仕事のアシストに抜擢します

2年間、同じ仕事場にいて、直接かかわることがなかったのか・・・

抜擢して、はじめて、自分の部下である奥村がゲイであることを知る元川さん

奥村がみんなから孤立している理由を知った元川さんは、デリカシーもなく奥村にそれについて直接質問します

さらに、ゲイだと知っても平気でボディタッチをし、一緒に仕事をしていく中で奥村が笑うと、「かわいい!」と素直に思っていることを言葉に出しちゃうわけです

 

この作品の面白いところは、上司である元川が、奥村を最初から口説こうとしているわけじゃないところからの・・・

奥村の態度に隙があるのに気づいて、「あれ?こいつ、俺のこと好きなの?」って気づきからの・・・

「俺のこと好きだろ!」と上からな口説き文句を投下するところ!

 

もうね~!これ!この感覚!!!!

このときめきを、うまく言葉では表せないのですが、きっと、共感できる人が続出するはず~!

 

元々、気になっている相手が、自分のことを好きかもしれないって気づきからからの「好き」

で、身体を重ねたら、一層、好きになっちゃた!って「好き」!!!

で、独占欲がムラムラと膨らんで~!どんどん「好き」も膨れ上がっていく~!!!

「この言葉で表現できない恋になっていくって感覚」を描けるのが吉井ハルアキ先生の持つ絶妙さなんですよね・・・

いや・・・ほんと、よかったと思います

元川さんが奥村にちょっとずつのめりこんでって、口説く展開を楽しんでほしい!

エロ描写はどのくらい?

ゲイである奥村は、前の会社で手ひどい男に引っ掛かって、恋に対してむちゃくちゃ臆病になっています

なので、元川さんがいくら口説いても、本気に取り合いません!

で、元川さんが強引に奥村をホテルに連れてって展開がきて・・・

そこから、ごく平凡な上司の元川の好きな相手を口説く時の雄の顔が楽しめます

いやー・・・

「俺のこと好きだろ」なんて言いながら、ネクタイを緩めるなんて・・・ずるいですよ~!!

このシーンは元川さんの強引さと奥村の戸惑う心が同時に伝わってきて、すっごいキュンキュンです♥

が、肝心な部分は朝チュン!

おいおいおいおい・・・

このまま朝チュンで終わっちゃうのか?と思っていたら

ラストに、くっついた後のふたりの日常生活がちょこっと描かれていて、それが、すごい満たされいていました

満たされているというのは・・・食欲もエロもって意味でね!

激しいエロシーンではないけど、幸せいっぱいでうらやましいなって思えるエロです

海ホタルの感想まとめ

迫力があるとか・・・読み応えがあるってタイプのBLじゃなくて・・・

こう・・・なんていうか、殺伐とした私の日常生活を潤してくれるタイプのBLでした

攻めの元川さんは、ものすごいデリカシーがない男なのですが、そこが逆にリアルっぽいというか・・・

なのに・・・1回でも、胸キュンしちゃうと、デリカシーがないってところも許せちゃうというか・・・

わたしがチョロいのか?チョロすぎるのか?って自分が自分で不安になりますよ(笑)

 

受けの奥村さんは、奥村さんでむちゃくちゃかわいいし!!!

 

しかし、読み終わったああと、2人の年齢を再確認したら?

歳が10歳以上離れていました!

本編を読むと、つい、「男同士」って部分に目がいきがちだけど・・・元川さん、むちゃくちゃ若い子に手を出していますヨ!

元奥さんが知ったら・・・軽蔑の目を向けそう~!(←所詮、あなたも若い子の方がよかったのね!的なやつ!!!)

続きが出たらうれしいな!と思いつつ・・・

末永く幸せになってほしいふたりだと思います

試し読みはこちらから

シェアしてくれたらうれしいです!

コメントはこちらから