江戸時代BLの金字塔!「百と卍」2巻!紗久楽さわ

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オトクにBLが読みたい!

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「このBLがやばい! 2018年度版」blコミックザ・ベストにて 輝く1位に光り輝いた「百と卍」の2巻が電子配信されています

いやー・・・数あるBLの中で1位って!すごいですねー!!

わたしも「百と卍」は好きです

でもさ!! 読み砕くのにちょっとばかり時間がかかるんだよな!!

先日 電子配信されてからさー むっちゃ読み込んだよ!

1読目に内容の把握をし・・・2読目に1読目で噛み砕けなかったところを噛み砕き・・・3読目に絵をじっくりと見て・・・4読目に気に入ったところを読み返し・・・5読目に絵と内容をがっちさせて「はぁぁぁ~ん♥」ってなる感じ!

まさに!自分の読解力のなさを思い知らされるコミックのひとつでございます・・・

でも 読み砕いたら ほんといいんだよねー!いいBLなんだよ!うっとりしちゃう!!

ではレビューに行ってみましょう!

関連  5/14まで「百と卍」1巻が48Hレンタルに追加だよ!

作品紹介

元火消しの伊達男攻め、恋と劣情の過去。陰間あがりの百樹(ももき)と、元火消しの卍(まんじ)。義兄弟の契りをかわし、恋人として暮らすふたりの季節は春へと移ろう――。

「百と卍」2巻のここが面白い

卍の過去が明らかになる2巻

元火消しの卍(まんじ)は 陰間(かげま:男色を売る少年)の勤めを終え 行く宛のなかった百樹を拾う

そして 義兄弟の契りを交わし 長屋で仲睦まじく暮らしている

1巻では百樹の過去にスポットがあたり 卍がそれに嫉妬して・・・という流れでしたが 2巻では卍の過去にスポットが当たっています

卍が百樹に出会う前 叔父である祝(いわい)の組で火消しとして活躍していたのに それをやめ 篠笛吹きになった話が 1巻でほんのりでてきていますが そこの部分がはっきり描かれています

1巻を読んで もやもやしていた方は すごくすっきりするんじゃないかな?

2巻では 卍と過去の男の“千”が登場!!

そして 明らかになる卍の過去・・・

卍が幼い頃から 叔父である祝に惚れていたということ

惚れた相手と繋がることができずとも 男同士のソレを知りたくて同じ組にいた千とそういう仲になったということ

そして 卍は千と肌を合わせたことで 逆に 好いた相手とでないと肌を合わせても虚しいことを知ってしまいます

そして 千が卍に別の想い人(祝)がいることを知り 血なまぐさい喧嘩をしふたりして同時に組を出ています

これ・・・・

かわいそうなのは叔父の祝じゃないですかねー?

千と卍は組のツートップのようなものなのに ふたりして組からいなくなってしまうんですよ?

理由もなにも知らない祝がちょっと不憫だ・・・・

それでも かわいがってきた甥っ子の卍のことを思い 百と暮らす長屋にも足を運び 常に卍が幸せかどうかを気にかけているんですよねー

くぅぅぅぅぅ~!!祝さん!!かっこいい!!!!

あ・・・

話が脱線してしまった・・・

犬と欠け月/ウノハナ
目の怪我で引退を余儀なくされた元ボクサー・一弥と、一弥を慕い、彼のためにリングに立つ従順で無口なイヌ・岳。ある試合前、翌日の計量のため体毛を剃るとうそぶき、悪戯半分に岳の下半身に手を伸ばした一弥は、やがて自分を見る岳の色を宿した目に、欲望を抑えきれなくなり――。

1番よかったのはやっぱりラストの卍の涙

卍の過去を知った百が 最後に「ももは 兄ィのむかしまでぜんぶ好きになるよ」と卍に伝えます

このときの百のセリフがとってもいいんですよ

おバカで陽気でいつも笑っている百が卍を悩ませた祝や千のことを嫌いだといい 自分を大切にしない卍のことも嫌だといい そういう風に思ってしまう自分も嫌いだという

百の表情とセリフがほんと胸にグッとくる

その百の告白を聞いて 「にぶい男だな」と涙を流した卍の表情がこれまた胸を打つんです

愛しさと嬉しさが静かににじみ出るような表情なんですよね

コミックの帯に担当編集者さまから「出会うべくして出会ったふたりだと思います」とありますけど そういうドラマチックな流れが楽しめる1冊となっています

ラストの幸せに笑う百樹の笑顔にとても幸せを感じた2巻でした

この犬はまだ甘い毒を知らない/ここのつヒロ
「この花は~シリーズ」人気爆発キャラ、嶋の読み切り同時収録。大幅加筆修正の禁忌エロスBL完全版。

エロもいいよ!とってもいいよ!

卍の過去も面白かったんですけど 個人的には コミックのはじめに収録されている 第11話・第12話・第13話のふたりのいちゃこら話が好きですね!

特に 12話のエロは ガン見状態に~!!

だって!!潤滑油に卵を使っていますよ!!

うわー!え?江戸時代ってそうだったの?と思っちゃいましたよ・・・?

百のきめ細やかな白いもっちりした肌質がわかる描写もエロいし 卍の意地の悪い攻め方もエロい!

よく「艶やか」とか「艶っぽい」などという称賛のクチコミを目にしますが まさに「艶」という漢字がぴったりのエロスなんですよね!

ラブラブなふたりを見ているのがとても幸せでした

海ホタルのまとめ

現代っ子の私達から見て「え?そうなの?」って部分が多いのも このコミックの面白さですよね

この時代 年上のものが年下のものを抱く決まりのようなものがあったらしいよ!!

タチ専の男はどうすればいいんでしょうね?

いやいや・・・そもそも タチ専って概念がなかったってことだよね?

幼いときに年上から手ほどきをうけて 大きくなって 自分が手ほどきする方になっちゃうってシステム?

男同士のエロは一歩間違えれば流血ざたにもなりそうだから それはそれで仕組みとして上手く成り立っている気がします

でも その決まりのせいで 卍の初恋がつらものになっちゃったんだけどさ・・・

登場人物も増えてきて これからも盛り上がりそうな予感がありますね!

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