スピンオフBL!気になるあの人のその後が読める!「東京 ─四季─」ハル

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10月1日に紙書籍が発売されたハル先生の「東京 ─四季─」

最寄りの本屋はどこも売り切れ状態で、電子待ちとなっていました!!

いや・・・ほんと配信が早くて助かった!

内容は、「4月の東京は・・・」のスピンオフ作品がふたつと、前作でメインカップルだった和真×蓮のその後のお話です

ヒリヒリと胸が焼けつくようなお話から多幸感あふれるお話まで・・・

いろんなテイストが堪能できる、大変読み応えのある内容となっています

では、紹介をしたいと思います

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ずっとずっと会いたかった初恋「4月の東京は・・・上」ハル

2019-07-19

作品紹介

上下巻同時配信です

浪人生の早乙女恭平が駅で会ったのは、
早乙女が落ちた大学にトップ合格した、同じ高校の同級生だった神宮寺結人だ。
エリート揃いの厳しい家庭で優等生として育った恭平は、大学受験失敗という初めての挫折に追いつめられていた。
そんな恭平に、神宮寺はセックスと家庭教師の取引を持ちかける。
神宮寺の嗜虐的な行為に、嫌だと思いつつのめり込む恭平。
そんな恭平に神宮寺もまた激しく執着して…

「東京-四季-」上下巻のここが面白い

目次はこんな感じ!

あらすじには「東京で生まれた、四つの季節のラブストーリー」とあるんですが、収録されているのは3組のカップルです

本誌で連載を読んでいるときは、サブタイトルにある季節の部分が脳内でごっちゃになっちゃったんですよ~(;^ω^)

コミックになって、ようやく頭の中で整理できました

上巻に入っているお話の順番!
  1. 秋・・・サイコ男の結人×早乙女恭平(蓮の兄)
  2. 冬・・・サイコ男の結人×早乙女恭平(蓮の兄)
  3. 夏 前編・・・八神さん(前作「4月の東京は・・・」にて登場)×ゲイであることをカミングアウトできない男
  4. unexpected・・・サイコ男の結人×早乙女恭平(蓮の兄)
初出が不明なので、たぶんなんですが、「unexpected」は描きおろしかもしれません
ページ数が13Pと短めです

 

下巻に入っているお話の順番
  1. 夏 中編・・・八神さん(前作「4月の東京は・・・」にて登場)×ゲイであることをカミングアウトできない男
  2. 夏 後編・・・八神さん(前作「4月の東京は・・・」にて登場)×ゲイであることをカミングアウトできない男
  3. 春・・・和真×蓮のその後
  4. 平穏・・・八神さん×ゲイであることをカミングアウトできない男
初出が不明なので、たぶんなんですが、「平穏」は描きおろしなのかもしれません
ページ数が5Pと短めです

各カップルを紹介

「秋」「冬」に出てくるカップルはヒリヒリ焼け付く感じ!

ゲイであることがバレた弟が家を追い出されたことで、父親の病院を継ぐという責務を背負うことになった恭平

しかし大学受験に失敗・・・

プレッシャーと自分の存在意義のなさに押しつぶされそうになる恭平

その恭平に手を差し伸べたのが高校時代の同級生の結人

結人は、学年トップの天才だったが、同時にイカれていて、裏では「サイコ」と呼ばれていた

勉強を教えてやるという結人が出した交換条件はセックス

受験に失敗はできない恭平はこの交換条件を嫌々受け入れて・・・


見どころはここ!

この作品は、サイコと呼ばれる結人の荒々しいセックスが見どころです

一方的に暴力的に快楽を与えるというセックスシーンは、ドキドキ、ハラハラの連続

イキすぎる快楽に顔をゆがめる恭平~

でも、納得して体を許しているわけじゃない恭平も抵抗をする

おとなしく自分の感情を常に胸に抑え込んでいきている恭平の感情が爆発するシーンが見ものです

ひとつ残念なのは、「え?ここで終わりなの?」ってところで終わっているところ・・・

上巻の最後に入っている「unexpected」で、二人の関係性に微妙な変化を見れますが・・・その後、このふたりはどうなったんでしょう~?

「夏 前中後編」に出てくるカップルはやさしさと誤解でドキドキ

「4月の東京は・・・」で出てきた八神さん

彼は、面倒見がよくて、ちょっと悪くて、枠にはまらない魅力あふれる男性でした

そんな彼が、ゲイカミングアウトができず初めての相手探しに苦労している真面目そうなサラリーマンと出会います

お互いの名前も明かさず、セフレとしてつきあうことになるのですが・・・


見どころはここ!

こちらの作品も、セフレ関係のふたりということで、エロシーンがいいです♥

メガネをかけて従順そうで真面目なサラリーマン男が、ベッドでは、自分のものを自分でしごきながら、腰を振るエロい男に変身!

八神さんは、そんな男のことをむちゃくちゃ気に入っちゃう

夏特有のむわっとした湿った空気感が漂うふたりの関係が変わっていく展開にドキドキします

後半に、サラリーマン男の正体がわかります

そこが、ドラマが最も盛り上がるところとなっています

感情をぶつけ合うふたりがとってもドラマチックです

下巻に入っている「平穏」では、くっついた後のふたりのその後が楽しめますが、それも、むちゃくちゃ幸せそう~

「4月の東京は・・・」を読んでいる方は、みんな、八神さんの幸せを祈ったと思うんです

だから、八神さんが幸せになれてよかったなって思いました

「春」は、その後の和真×蓮

幸せいっぱいのふたりのもとに、ニューヨークにいる和真の父が入院したと連絡が入ります

ニューヨークへかけつける和真×蓮

だけど、息子には、女性と結婚をしてほしい父親は、病院のベッドの上で不遜な態度でねちねちと嫌味を言って・・・

父と離婚していた母は、そんな父親に大激怒!

蓮と一緒に病室を出る和真母

「4月の東京は・・・」では嫌な役をしていた和真母が、蓮に向かって

「人生に正解はない
みんな初めての人生を生きるくせに
自分だけが正しいと信じて争っている」

というシーンにはウルウル~涙

 

そして、最後は・・・

幸せな和真×蓮の笑顔が見れるお話となっています

このふたりのお話は、本当「春」って感じがしました

お互いがすっごく好きで、愛にあふれてて、周りにいる人たちも幸せにしていくって感じ

海ホタルの感想まとめ

ハル先生の作品は、ハル先生が持つメッセージが、物語を通してちゃんと伝わってくるのがいいですよね

ハル先生の生み出すキャラクターたちはハル先生の思いを伝える代弁者としてちゃんと生きているのがすごい!

エロシーンもなかなか激しかったし、いろんなカップルを楽しめるところも満足!

結人×恭平のその後だけ気になるんですが・・・

これは、続きがあるんでしょうか???

 

とても読み応えのある内容となっています

「四月の東京は・・・」は未読の方は、ぜひ合わせて読んでみてね!

試し読みはこちらから

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2 件のコメント

  • いや、このシリーズ本っ当に素晴らしいですよね!
    なんだかんだ最後に和真×蓮が全部持ってく
    と思わせて、八神×博通のその後は
    クソっ可愛くって悶えました笑っ

    一見冷たそうな八神さんですが
    フランス時代に見せた面倒見の良さを思えば
    当然の優しい男でしたね!!

    そして私も、結人×恭平が続くのを期待しています!!!
    (あれは、あれで、結人は真剣に恭平を愛しちゃっているんですよね!愛の表現って無限ですね笑っ)

    • ひさこさんへ
      いやー・・・よかったですね!
      八神さん!幸せになってよかった!
      和真×蓮のその後も幸せいっぱいで!
      つらかった時期があるからこそ、感動が大きい!

      結人の粘着質な愛情って個人的にはツボなんですが・・・これって受け取る側の状態によっては狂気ですよね~
      ずっとストーカーしてたって・・・怖すぎる・・

      結人と恭平がくっつくとしたら・・・結人が変わるか・・・恭平が結人の狂愛を受け入れるかなんですが・・・
      続き・・・続きをくださいって感じですよね

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