プリンスチャーミングって何!?「灰かぶりコンプレックス 3巻」第12話 木下けい子

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オトクにBLが読みたい!

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先日、電子配信がスタートした「灰かぶりコンプレックス 2巻」!!

クチコミチェックをしましたが

この作品、主人公が芋っぽくて恋愛初心者の鈍感男子だからこそ楽しく読める要素があるんだなーって思いました

これをヒロイン(女の子)主人公でやられたら・・・

まあ・・・夢見るころを過ぎた世代なんぞは単純にイラっときますよ

勝手にやっとけやー!ボケーーーー!!!ってな具合です

そう思うと・・・BLってほんと偉大!

この設定は男同士だから許せる

残念イケメン攻め万歳!!

芋っぽい受け万歳!!ってな具合ですよ(笑)

ではでは!

最新話の紹介に行ってみたいと思います

2巻の試し読みはこちらから
この記事にはネタバレが含まれます。ネタバレNGの方は閲覧にご注意ください

「ihr HertZ 2019年 7月号」

収録内容

囀る鳥は羽ばたかない……ヨネダコウ/パパ’s アサシン。……SHOOWA/緊縛師に恋をしまして……三井椿/僕等に名前をつけるなら……あがた愛/恋する竜の島 -白竜編-……ちしゃの実/艶やかな刻印……東野 裕/オスワルド……中川カネ子/ムロの事情……明治カナ子/アダムの肋骨……みちのくアタミ/オールドファッションカップケーキ……佐岸左岸/その名前を 君は知らない……四宮 和/押忍!ハト☆マツ学園男子寮!……関口かんこ/明日はどっちだ!……山本小鉄子/灰かぶりコンプレックス……木下けい子/灰に瞬き……ハヤカワノジコ/金色蜂に蜜……キタハラリイ/MEI-REI -命令-……島あさひ/リレーエッセイ……晴川シンタ

セレブのデートは・・・きらびやかなパーティ?

いつ直純が家にきてもいいように家を綺麗に掃除する智紀

先日、家に直純がきたときのことを思い出しニヤニヤする

「今から連絡してみようかなー」と思うんだけど

でも「セレブのデートって想像つかないし、誘い方もわからないなー・・・・」と思うのです

そのころ、直純は車の中

お抱え運転手とのんびり会話をしている

そこに直純のスマホにみちるからメールが入る

みちる「僕がトモちゃんをデートに誘うのをとがめる権利はないでしょ!単なるファックバディなんでしょ!」

直純「智紀はもうファックバディじゃない」

みちる「へーどっちにしろ関係ないけどね。僕は僕で誘う。選ぶのはトモちゃんだからね」

このメールにムッカーときた直純は、運転手さんに智紀のアパートへと向かうようにいいます

そして!

智紀がジャージ姿でぽやぽやと散歩していると目の前に直純が登場

驚く智紀

直純は、智紀のジャージ姿ににこやかに「ジョギング?」と聞く

そして「今すぐ着替えて。カボチャの馬車に乗せてあげるよ」と智紀を敷居の高そうなテーラーまで連れていく

そこで、スリーピーススーツ一式を直純にプレゼントされる智紀

智紀は「こんな高いもの!」とむちゃくちゃ恐縮します

そんな智紀を連れて、直純は車でどこかへと向かう

智紀は、一体なにが起こっているのか「?」って感じで

「どこへ出かけるんですか?」と聞く

直純は智紀に「君をデートに誘うのにパパに許可が必要?恋人候補だろ?」とにこやかに笑う

智紀は、直純のその言葉に、「自分は、恋人候補として試されている!?」と勘違いするのです

そして・・・

たどり着いたのは

とっても立派な建物で

中ではゴージャスできらびやかな人種の人たちがグラス片手に「ほほほほ・・・」って感じでパーティを開いていたのです

カンチガイラバー

カンチガイラバー

カンチガイラバー/木下けい子
通称・カンチガイ製造機と言われるモテメン部下の佐伯(さえき)に密かに片想いをしている白鳥(しらとり)は、気持ちを隠すあまり、佐伯に厳しく接してしまい、自己嫌悪に陥ってばかりの日々を過ごしていた。でも気持ちを我慢すればするほど、妄想が膨らむ一方で……!?

「魔法はいつか解けるもの」智紀はパーティ会場を去っていく

智紀から見たら、そこは異空間

智紀「(心の中で)なんだべ?ここは!?」

直純は「きみに見せたいものがあるんだ。すぐ戻るから」と智紀を一人残してどこかへ行ってしまう

ひとり残された智紀はこの上なく居心地が悪くてソワソワ・・・

そんな智紀に声をかけてきたのがみちる

知っている顔を見て、ほっとする智紀

みちるはスリーピースを着ている智紀のことを「かっこいいね」と誉めてくれる

恐縮して赤くなる智紀

智紀の居心地の悪さがわかっているみちるは「君にとっては不思議な光景だろうね」とパーティの様子を皮肉る

そして、直純にとってはこれが日常だというのです

その言葉が胸にひっかかる智紀

そして、直純の姿が遠くに見えるんだけど、直純の横には直純とお似合いの美しいドレス姿のお嬢さんがいて

そのツーショットに、「お似合いだ」と智紀は思ってしまう

カボチャの馬車に乗ってパーティ会場にきたとしても・・・魔法は解けるものなんだ・・・と思ってしまう智紀

みちるに「俺、帰ります」といいパーティ会場から去っていくのです

17 初恋/木下けい子
「ずっと、ずっと、好きだった」大人だから、子供だから、教師だから、生徒だから、言い訳がひとつずつ、消えていき…生徒×教師 17シリーズ完結!!

智紀を追いかけた直純。直純からの告白に「ええええ!!!」となる智紀

そして・・・

去っていく智紀の後ろ姿が直純の目に入る

同時にみちるの姿も見つけた直純はみちるに「智紀は?」と聞く

みちるは「あの子を君の常識で扱うなよ。こんなところに連れてきて楽しめるわけないってわからないのか?」と直純を責める

直純はみちるを置いて智紀を追いかけていく

外で歩く智紀においついた直純

直純が智紀をつかまえると、智紀は泣いていて・・・

智紀は「こんなところ俺には似合わないし・・・恋人候補ったって最下位だし・・・」と言う

それを聞いた直純は「君は恋人候補なんかじゃない」と言います

その言葉に一瞬ショックを受ける智紀

でも・・・

直純は「君は、僕にとってのプリンスチャーミングなんだ」と言葉を続けるのです

直純「白馬に乗って僕を救ってくれるんだ」

直純は智紀の手の甲にキスをし「僕に本当の恋を教えてほしい」という

智紀の心の中は「えーーーーーーーーー!!!!!」ってな感じ!!!!

海ホタルの感想

いやいやいや・・・・

え?

ぐるっと一周まわって振り出しに戻っていない?

いやいやいや・・・ステップアップはしてるな・・・してるよな!

そもそも、智紀が、直純にとっての本命が自分だと気づいていないのが勘違いの発端だよね!

今回も「プリンスチャーミング」って難しい言葉で告白してきましたよ・・・

「プリンスチャーミング」???

なんじゃらほい?って感じですよ!!!

えっと・・・続く言葉が「白馬に乗って僕を救ってくれるんだ」なので・・・

いわゆる戦うプリンセス的な感じ?

まあね・・・確かに智紀は情けないなりに戦っているって感じだよね(笑)

でも、アニメにある戦うお姫さまの相手は、大抵、なさけない王子で・・・

うん?

確かに智紀はお金があって顔もよくってってセレブだけど

人としての思いやりや気遣いなどが大きく欠けている

情けない王子ポジがぴったり?!

もしかして、今後、この直純も成長するって展開なのかな?

次回の展開を楽しみにしたいと思います

「灰かぶりコンプレックス」試し読みはこちらから

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2 件のコメント

  • プリンスチャーミングとは、シンデレラの王子様の名前なんですよ。
    って、ディズニーの王子様の名前だということは覚えていたんですが、どの王子の名前だったっけ?とググっちゃいましたよ。
    まんまシンデレラの王子様の名前で(笑)

    どちらかといえば直純の方がプリンスチャーミングじゃないかと思ってしまうわけですが、あえて智紀をそう喩えるあたりが意味深だなと思いました。
    さすが木下けい子さん!!

    • まるかーとさんへ
      ええ!!そうなんですね!!
      「プリンスチャーミング」ってどういう意味???って思っていて・・・
      このシーンの意味が今一つ理解できていなかったので、すっきりしましたー!!
      まるかーとさん!物知りだなぁ・・・

      >どちらかといえば直純の方がプリンスチャーミングじゃないかと思ってしまうわけですが、あえて智紀をそう喩えるあたりが意味深だなと思いました。
      確かに・・・そうですよね!!
      そうとわかれば、この直純のセリフ・・・けっこう深い一言ですよね!
      今後の展開でがさらに楽しみになってきました!
      教えてくれてありがとうございます!!
      また・・・なにかあれば・・・ぜひ!!教えてくださいね!!!

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