愛と本能のラブ×デスマッチ!オメガバース「さわらないで、αくん」上原あり

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

上原あり先生といえば・・・一癖二癖あるマンガを描くってイメージがあります

そんな上原あり先生が描くオメガバースと聞けば・・・もしかして、設定が難しくてついていけないのでは?と思いましたが、けっこうスムーズに読み進めることができました

ふたりのアルファに熱烈に言い寄られるオメガがどちらを選ぶのか?

ハラハラしながら上下巻を一気に読めました

程よく複雑で、ちゃんとエロよくて、オメガバースらしい「運命」設定が楽しめました

では!紹介に行ってみましょう

作品紹介

上下巻同時発売

貧乏Ω大学生の翼冴とセレブα高校生の閃里。
それぞれ本能に支配される自分の性を嫌っていた二人は、ある日近郊の学生を集めて行われる、番探しのパーティで思わぬ形の出会いを果たす。
意気投合し「友達になろう」と約束するが、その日の夜翼冴は閃里のいとこで完璧なエリートα・盤里とも運命的に出会ってしまう――。
体が甘く痺れて動けない、この衝動は運命の番だから…?
抗えないまま二人のαに激しく抱かれてしまった翼冴は…
運命の番はどっち!?

「さわらないで、αくん」のここが面白い

誰と誰がくっつくのか、最後までハラハラすることができる!

登場人物が4人います

ふたりのアルファに口説かれることになるオメガの翼冴(つばさ)

翼冴は抑制剤を買うお金がない貧乏大学生

発情期前から体調が悪くなるから、ずっと家で引きこもっている

思い通りにならない生活を送らなければならず、自分のオメガ性を疎ましく思っている

ふたりめは、そんな翼冴と同居中のオメガの稀(まれ)

お金持ちの家の子ですが、家族の中でひとりだけオメガで生きづらさを抱えていました

そんな時に翼冴と会って、「俺が翼冴を守ってやる」と翼冴と暮らし始めました

翼冴のことを守ってやると言っているけど、本当は、稀のほうが翼冴なしじゃ生きていけない子です!

そして、翼冴を口説くアルファふたりが閃里と盤里

名前が似ていますが、このふたりは従兄弟関係

小さいときから一緒に暮らしてて、今は、アルファばかりが通うセレブ名門校に通っています

閃里は、頭がよすぎて、独特な考え方をする不思議ちゃん・・・・天然で正義感の強い一途な男の子

生まれ育った環境のせいで、自分の第二性を忌み嫌っている

盤里は、ぽやーんとした閃里のことをお世話する容姿端麗なしっかり者

閃里と同じ環境下で育ったが、だからこそ、自分は「運命」の相手と出会って必ず幸せになると強く思っている

ちなみに、翼冴は、どっちのアルファとも関係を持っちゃっています

しかも、一晩で!

閃里とエッチした後に、盤里ともムフフな展開を繰り広げてる

海ホタル
念のために言うと!
翼冴は、オメガだけど身持ちが固い子なんですよ~!でも!発情しちゃったから仕方ないんですよ~!!!

この3人(+1人?)の恋愛模様が繰り広げられるのですが、とにかく、ふたりのアルファに言い寄られるひとりのオメガって展開がよかったです

閃里も盤里も、翼冴を自分の運命だと思ってるしね!

翼冴は、盤里が「自分の運命の番」だと思っているみたい・・・でも、心惹かれるのは閃里なのです

この三角関係に翼冴大好きな稀が絡んできて、さらに話を盛り上げてくれました!

運命論者の盤里のずるさが面白かった!

どの登場人物も魅力あふれていますが、個人的には、盤里が一番面白かったです

相貌淡麗で成績優秀な盤里

多くのオメガたちに言い寄られるけど、盤里にとって性と恋愛はとても神聖なもので、運命の相手を探している

そんな時に翼冴と会って、初めて、身体の内側から理性では抑えられない欲望に支配されちゃうんです

翼冴のことを激しく学校の屋上で犯しちゃうんですが、止まらない要望に自分自身で驚いている盤里の戸惑いがよくって!

そして、この止まらない欲望を「運命の愛」だと証明したいとずるさを見せだす

自分を選ぶというまで翼冴を抱き続けたり、アルファとして生きるのを嫌がっている閃里は君と一緒にいるとアルファとして生きなければならないと、さも、閃里のためと言わんばかりに閃里の気持ちを受け入れないよう誘導したりする

わたしは、こういう好きな人を手に入れるためのずるさがすごく好きなので!

盤里の激しさがすごく楽しかったです

4人全員にスポットが当たっているのでわかりにくさも・・・

上原あり先生の作品の特徴って・・・キャラクター全員にスポットが当たるところなんですが

こちらの作品も、盤里・閃里・翼冴・稀の4人にがっつりスポットが当たっています

だから、少々、心理部分がわかりづらいところもあったかな・・・

個人的には稀と盤里がかなりいい雰囲気だなーって見えたのですが・・・そんなことなかったですし・・・

もしかして、ちょっと読み砕けてない部分があるのかな?って思いつつ・・・

でも、他の上原あり先生の作品に比べたら、かなり読みやすいと思います

特に、ふたりのアルファに言い寄られるオメガっていう展開部分はわかりやすいので!

そういう展開が好きな人にはおすすめな作品です

海ホタルの感想まとめ

上下巻、一気に読めました!

仲良し従兄弟の盤里と閃里が喧嘩しちゃうシーンも楽しかった!

どっちとくっつのか最後まで楽しめたし、最後は、ちゃんとハピエンで終わっています

気になるのは、稀をおいかけていた中邑くん

脇キャラだと思っていたら・・・最後の最後で名前だけ出てくると言う・・・・

中邑くん・・・

稀に片思い状態のまま、あれからずっと過ごしていたのかしら・・・・?と気になる(笑)

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