内海ロング先生の「秘密基地に愛人」の配信がスタートしました
内海ロング先生と言えば・・・ハートフルでほどよくコミカル・・・かつ、1巻完結ものでありながら、ストーリーにちゃんとした変化があって、読後「面白かった」という余韻で胸がいっぱいになる作品を多数出していらっちゃるんですが
この作品も面白かったですね~(しみじみ・・・)
主人公には亡くなった幼馴染がいるのですが、その幼馴染と主人公だけしか知らない秘密を知っている子から手紙が届くって内容です
なぜ、二人しか知らない秘密をその子が知っているのか?
どんな攻めと受けが登場するのか?
気になりますよね?
オチを知らずに読んだ方が楽しめる作品だと思うので、ネタバレ少な目でストーリーを紹介します
目次
作品紹介
覇気がなく生徒たちから陰で「マンボウ先生」と呼ばれる哲二のもとに突然届いた秘密基地への招待状。手紙には哲二と幼馴染の光太しか知らない秘密基地の詳細が書かれていた。 不審に思いながらも訪ねてみるとそこにいたのは見知らぬ青年。 「セックス1回で質問に答えてあげる」大胆に誘ってくる招待主の目的、そして光太との関係は……? 不器用な片想いが織りなすミステリアス&エモーショナルラブ!
「秘密基地に愛人」のここが面白い
主人公の初恋の子である光太について
主人公の哲二の母の友人の子供である光太
彼は体が弱く、小さい頃から入退院を繰り返していた
入退院を繰り返している光太には友達がおらず・・・気にかけた哲二の母が、息子と光太を引き合わせた
入退院を繰り返していたけど前向きにがんばって生きていた光太
哲二が高校生の頃に病気で亡くなった
主人公はどんな男?
遊び盛りだった小学生の哲二
母親に押し付けられるように友達になった光太のために病院通いがはじまり、最初はいやいやだった
けれど、成長と共に、光太には自分しかいないという優越感が生まれる
高校生の頃には、それが、恋になった
しかし、気持ちを伝える前に光太が病死
それから10年間、心を閉ざし生きてる
光太から「勉強を教えるのうまいね。将来は先生かな?」と言われたのをきっかけに、高校教師となった哲二
生徒たちからは、ちょっとした刺激を与えただけで死んじゃいそうと思われてて「マンボウ先生」と呼ばれている
哲二と光太の「秘密基地」について
光太が生きていた頃、入院している光太に勉強を教えていた哲二
光太は勉強が苦手だった
そんな光太が「はしごの上にふかふかのベッドがあって、森の中には露天風呂があって、お腹がすいたら太陽の下でごはんが食べれる・・・そんな二人だけの秘密基地だったら、勉強をやる気が起こるかも」と言ったことがある
主人公のもとに届く謎の招待状
光太が亡くなってから10年・・・
学校で働く哲二のもとに手紙が届く
その手紙には「秘密基地が完成したので招待状を送ります」とあって、光太が言っていた秘密基地のことが書かれていた
2人だけしか知らない秘密基地の話・・・
哲二は、「まさか光太?」という期待が捨てきれず手紙に書かれている秘密基地を訪ねる
光太が言っていた「秘密基地」を具現化した建物が現れる
しかし、そこにいたのは、光太ではなく「駿」という見知らぬ男の子
光太と同じように哲二のことを「てっちゃん」と呼ぶ駿
「なぜ秘密基地のことを知っている?」と聞く哲二
駿は、「僕を“愛人”にしてくれたら教えてあげる」と答えるのです
なぞの人物・駿に惹かれていく主人公
光太がほしがっていた秘密基地を作り、哲二のことを待っていた駿
光太と同じように哲二のことを「てっちゃん」と呼び、哲二の愛人になりたいと言う
哲二は駿の目的を突き止めようと秘密基地に通い詰めます
すると、最初はミステリアスな存在だった駿のかわいい一面が見えてくる
クライマックスで、なぜ、駿が、「秘密基地」のことを知っていたのか?
なぜ、「恋人」ではなく「愛人」になりたかったのかが明かされます
これから読む方は、そのヒントを探しながら、駿の正体を考察しつつ読むと楽しいかも!
エロはどんな感じ?
エロシーンは途中とクライマックスの2回です
ちなみに初恋相手が亡くなってしまった哲二は童貞です
なので、途中にあるエロターンでは、年下の駿のほうが積極的で、哲二に乗っかっています
この時、哲二は不本意でエッチしてるので、駿のことを見ていませんが・・・
実は、積極的に振る舞ってる駿もはじめてで・・・
手とか震えてるの~!!!!
そして、気持ちが通じ合ってからのエロターンでは・・・
これからしますって時点で、膝と膝を向き合わせて照れるふたりがかわいすぎ!
で、駿が、する前に自分でほぐしているのに気づいて、哲二ってば、駿にちゅっとして「うれしい」
哲二に喜んでもらって駿もうれしそうで~
なんか、すごい幸せなエッチで心が満たされました~
海ホタルの感想まとめ
最後はラブラブです
描き下ろしではプロポーズです
もう!最高です!
とにかく駿が哲二のことがむちゃくちゃ好きなんですが、コミックの前半は、その気持ちを隠している
好きって気持ちを隠してる時の駿の表情がすごくよくって!
うれしいとき・・・心痛めているとき・・・嘘をついているとき・・・
駿の表情に注目して読んでほしい作品です
最初は不信感でいっぱいだった哲二ですが、駿のことを知っていくうちに、いつしか、駿を守りたいって気持ちが育ってきます