ついに・・・
ついに・・・最終回を迎えてしまいました・・・
最終回のラストのあのシーンで「ギャーーーー♥♥♥」と歓喜した腐女子さん達が何万人・・・何十万人・・・(え?何百万人?それはさすがに・・・腐女子の人口ってどれくらいいるの?)いると思われます
わたしも、ラストを見た後、幸せすぎて・・・しばらく机に打っ臥して余韻にひたってしまいました
はぁぁぁぁ~!牧春(春牧)たまらん!!(←※海ホタルは、リバ希望の腐女子です)
ちなみに!!Twitterでは世界トレンド1位となっています(おめでとー!!)
腐女子さんに限らず数多くの人を幸せにしてくれたドラマだと思います
では!最終回のネタバレいってみたいと思います
最後には、いつものごとく感想をがっつり書いています
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目次
「おっさんずラブ」最終話(ネタバレ有りのあらすじ)
ゲイの牧はノンケの春田を落とした
しかし・・・幸せもつかの間・・・自分と一緒にいるより、春田を幸せにしてくれる女性がいるのでは・・・という不安が拭えない
その不安に勝てず、ついに牧は春田に別れを告げるのだ
涙涙のふたりの別れ・・・
その続きとなる最終回です
振られた春田を支えた部長。そんな春田に上海転勤の話が!
牧と別れて、自堕落な生活を続けていた春田
ダメダメな春田の姿を見かねた部長が、週に一度・・・週に二度・・・春田の面倒を見るため家にきてくれ、牧に振られて一年も経つ頃には、ほぼ同棲状態となっていた
公私共に支えてくれる部長の存在は春田にとって支えになり、営業成績も安定し始める
そんな春田の仕事ぶりが本社の目に止まり、新規プロジェクトメンバーとして上海転勤の打診がくる
「上海」という場所に一瞬驚く春田だったが、ほぼ二つ返事で引き受ける
部長は、春田のその前向きな返事に微妙な表情を残す
春田は、上海行きをただの同僚という関係に戻った牧に仕事の合間になにげに話す
別れたときは牧との関係もギクシャクしていたが、一年経った今では、同僚として良好な関係を築いているふたり
しかし・・・
春田の上海行の報告に、牧もなんともいえない微妙な表情をする
そのふたりの会話にグイグイ入ってきたのが女性社員さん
「春田くん!上海行きおめでとう!」と声をかける
興味津々で「部長とはどうするの?別れるの?」と聞いてくる女性社員
しかし、春田は、部長との仲を「おつきあいしているわけではないので・・・」と否定
女性社員は「ええ!!」と驚き、「一緒に暮らしているのに・・・。まさかのプラトニック?」と驚く
ふたりのその会話を横で聞いている牧も驚きの表情をする
そんなワイワイ会話をしている一同の後ろから、今度は武川主任が「部長・・・早期退職するって噂があるぞ」とささやく
春田は、その言葉の意味がわからず「え?」と答えるのですが・・・
部長からのプロポーズに「イエス」と答える春田
「部長の早期退職」の意味するところがわからず自宅に帰った春田の目に入ったものは、リビングの机の上にある「上海ガイドブック」と「婚情報誌」
二階からは、上海語を勉強する部長の声が・・・
その声の聞こえる先を見ると、上海語の本を片手に持ち上海語を勉強する部長がいて、春田の姿を見て「あはは」と笑うのです
春田はその部長の姿に、部長の早期退職の意味がようやくわかるのだが、事態が受け入れられない春田
「神様・・・人を愛するってどういうことなのでしょう?」と悩んでいます
しかし・・・その数日後・・・・
引越し準備のために部長と一緒にショッピングに行き、オープンカフェでお茶を飲んでいたら・・・
フラッシュモブで部長からプロポーズをされる春田!
春田は部長のことをそういう対象として見てはいないが、状況的に断るに断れない
「はい・・・僕なんかでよければ」と部長に差し出された指輪を受け取ってしまいます
頭の中で「何いってんだ?」と言っているもうひとりの自分がいるのに・・・
春田は、とまどいを含んだ笑顔で部長からの喜びの抱擁を受け入れるのです
「結婚って一体何?」と悩む春田だが・・・
場面は変わり・・・「わんだほう」
ちずが「結婚!おめでとう」
ちず兄は「部長さんは、愛に形がほしかったんじゃないか?」
髪をぐしゃぐしゃにかきまわしながら変顔で苦しむ春田
「わんだほう」からの帰り道・・・ちずに「結婚って何?」と聞く春田
はっきり!きっぱり!「知らん!」と答えるちず
この後、蝶子さんと麿呂がバーで飲むシーンが入り、蝶子さんが「わたしのときは、勢いで結婚したから意味なんて深く考えなかったけど・・・」と言っています
麿呂は「好きすぎてやばいから結婚するんですよね?」と言っていますが、蝶子さんはそんな麿呂を「子供だね」とたしなめています
蝶子さんは麿呂から「春田さんと部長が結婚します」と報告を受け、「よかったね」と言っています
牧を心配する武川とちず
別れてから一年、春田と同僚としての関係を再び築き出した牧ですが・・・
牧の元彼の武川が、「このまま春田をいかせてしまっていいのか?」と二人きりの時に牧に聞きます
「いいにきまっています。俺には関係ないです」と答える牧の胸ぐらをつかみ「お前が、そうやっていつまでも、春田と向き合わないから、俺はお前を諦めきれない!」と切ない叫びを牧に浴びせます
「相手の幸せのためなら身を引いてもいいとか・・・そんな綺麗事じゃないだろ・・・恋愛って・・・」という武川
そして・・・
居酒屋わんだほうで、春田と部長の「結婚祝い」を行った時・・・
先に帰った牧を追いかけてきたのはちずでした
ちずは「ふたりを見ているのがつらいんでしょ?」と牧に言います
牧は「春田とちずがつきあうと思っていた」と答えるのですが
ちずは「いつか、春田以上の相手を見つけて結婚するから」と明るく答えるのです
気を使わせまいとするちずの気持ちが牧に伝わったのか、牧はちずに「つらい」と本音を吐きます
「なんで別れたの?」と聞くちずに「ほんとに好きな人には幸せになってもらいたい。家族のこととか・・・世間の目とか・・・いろんなことを考えたら、巻き込むのが怖くなったんです」と答える牧
そんな牧を「すごいね」というちずですが「結局・・・自分が傷つく前に逃げただけです」と答える牧
しんみりした空気がふたりを包みますが・・・
牧がその空気を変えようと、夜空に向かって「春田のバカーーー!!!」と叫びます
ちずも「超絶鈍感野郎!」と一緒に叫びます
思いの丈を叫ぶだけ叫び、あはは!と笑い合うふたり
そして・・・ちずが、静かに「最後に、ちゃんと“好きだ”って伝えたほうがいいよ。後悔してほしくない」と牧に言うのです
ちずのその言葉を、切ない表情で聞く牧
すれ違う春田と牧
その夜・・・春田のスマホに枚から「明日、話がしたいです。夜7字に海港公園で待ってます」とメールがきます
ちょうど、冷蔵庫を開けていた春田
そのメールを見て、冷蔵庫を閉めるとメモがヒラヒラっと床に落ちる
なんの紙だろうと拾うとそこには、同棲していた頃牧が残した「春田さん用 晩ごはんカレー」というメモが・・・
そのメモをじっと見る春田
春田は翌日、牧との待ち合わせの場所に行こうと思います
しかし、行く途中で、倒れているおばあさんを助け、一緒に病院につきそうことになり、約束の時間から大きく遅れて約束の場所へと行くこととなるのです
牧も遅くまで春田を待っていましたが、結局ふたりはすれ違ってしまうのです
いよいよ結婚式を迎える春田と部長
そして・・・その頃・・・部長も春田が会社に忘れたスマホのディスプレイに映し出された牧からの着信を見てしまう
家に帰り・・・結婚式の準備のウエルカムボードをじっと見る部長
そこには、ふたりで微笑みあうツーショット写真が貼られているのですが・・・・
結婚前日・・・春田は部長から「君と出会えてよかった」と熱い愛の告白の手紙をもらいます
そして、結婚式当日・・・
緊張する春田
そんな春田に「ぎゅってしようか?」とやさしく声をかける部長
その部長のやさしさを受け入れぎゅっとしてもらう春田
式場には神父と春田と部長の三人・・・厳かな雰囲気の中、白いタキシードに身を包み神の前で結婚の約束をするふたり
しかし、神父が「誓いのキスを」と言った途端・・・
春田の脳内にフラッシュバックしたのは牧とキス・・・そして牧と一緒に過ごした日々・・・
表情を失う春田に部長は「神様の前で嘘はつけないね」と語りかけるように言葉をかけます
「本気じゃないキスをされても俺はうれしくない」と言う部長の言葉に、気持ちがいっぱいになり「ごめんなさい」と涙を流す春田
そんな春田に、牧のもとにいくよう伝える部長
でも、これからお客様を呼んでの披露宴が待っています
決心が鈍る春田の姿に、部長は「披露宴はキャンセルした」と言うのです
部長の唇もプルプル震えています
けど「春田!いけ!!!」と部長は叫びます
部長のその力強い声に、春田は号泣しながら教会をでていくのです
しかし!!
牧がどこにいるのか春田にはさっぱりわかりません
それでも、がむしゃらに走り出す春田
ついに!春田から牧に告白!!
その後、部長は披露宴会場に行きます
部長は、披露宴をキャンセルしたと言っていましたが、実は、それは嘘でした
皆の前で「振られちゃった」という部長・・・
みんなが駆け寄ってきて、部長を抱きしめ号泣です
でも・・・部長は、みんなに気を使わせまいと「あははは」とひたすら笑っているのです
牧が夕方の便でどこかに旅行に行くと部長から聞いていた春田は、ひたすら走っていました
すると、車道を挟んだ向こう側でスーツケースをひきながら歩いている牧の姿を見つけます
思わず「牧!!!牧!牧!!」と大きな声を上げる春田
牧はその春田の声に、春田の姿を見つけます
そして、春田は牧に向かって「俺さ!牧が好きだ!!!」と大きな声で告白するのです
想いが通じ合うふたりは抱き合って・・・
牧を引き止め、車道を渡り、牧の側に行く春田
なにかを一生懸命伝えようとする春田に、牧の方が先に「俺といたら春田さんは幸せになれませんよ」と言います
その牧の言葉に、気持ちがたくさんあふれた春田は、何から伝えようか必死に手を上下します
そして・・・出てきた言葉は・・・「だからさ!お前はいつもそうやって勝手にきめんなよ!」
そして
「俺と結婚してくださいーーーーーい!!!」と叫び、牧を抱きしめるのです
春田に抱きしめられ涙を流す牧
ふたりしてこの上なく強い力だ抱きしめあって「おかえり」「ただいま」と言い合うのです
後日談は・・・みんなハッピーに?とても幸せなラストです
それから1ヶ月後・・・春田が上海に行く日が迫り会社で最後の出社日となりました
皆の前であいさつをする春田
無駄に力の入ったあいさつの後オフィスの皆から激励を受ける春田
その最中、部長は牧に近寄り、励ますように肩に手を置きます
牧は微笑みながら部長に一礼をします
そして次に春田に「がんばれよ」と激励の言葉をかける部長
二人の間に愛情と感謝の視線が交わされます
その後、屋上で話す武川主任と部長
春田とのつきあいを「楽しかったことしか思い出さないんだよなー」としみじみ語る部長
部長に「いい恋だったんですね」と言う武川
麿呂と蝶子も、相変わらずバーで一緒に飲んでいます
まだまだ麿呂の片想いですが、すごく和んだ空気を出して微笑ましい二人
ちずにも新しいスパダリ風の彼氏が!!
みんなみんな、幸せになっていくムードの中・・・
春田と牧はというと・・・
春田の家で牧が春田の上海行きの準備を手伝っています
自分の荷物をスーツケースに収めることができず奮闘する情けない春田をたしなめる牧
「じゃ、お前がやってみ!絶対入んないから!」と上から目線でいう春田
そんな春田の態度にイラっとする牧
スーツケースに入れる服を投げあいが、いつしかじゃれ合いになって、二人の間になんともいえない空気が漂い、その空気に目が泳ぎだす春田
そんな春田を押し倒し牧が甘い笑顔で「俺、もう我慢しないって決めたんで」
牧にそのままくちびるを奪われ、春田は牧を「まじでやめろよ」と押しのけます
今度は牧の目が泳いで、それを見た春田が、今度は牧を押し倒しキスをするよう顔をちかづけたころでENDです
海ホタルの感想
もう!!ほんと!!最後がよかったですよね!!
このラストに、「牧春」でも「春牧」でも、どちらでもいい!受け入れる!と思った方が多いのではないでしょうか?
春田が最初から最後までどこか真面目になりきれずどこかなさけなく滑稽なキャラだったので、それ故、最後の最後で見せたゴーインさにキュンと来ました
腐女子さんはこの後のふたりの妄想でご飯3杯はいけることと思います!
ぶっちゃけ「結婚してください」って性的意味を含むはずだけど、この人、わかっているのかなー?って思うところもあったんですけど、ちゃんと、わかっていたみたいです!!(よかったね!!)
部長が・・・最後の最後までいい人で・・・
部長については涙なしでは語れませんよね・・・
春田ほど流されやすい男なら、このまま、なし崩しに結婚しても後から愛情が育つって可能性もあったのでは?と思ったんですけど・・・
部長も「好きな人の幸せ」を一番に考える人だったようです
好きな人をとことん甘やかしたいつくし型だった部長・・・ほんと、牧春(春牧)を応援しながらも、部長のことも大好きでした
最後、武川さんから「部長にとって、最後から何番目の恋ですか?」って聞かれた部長が、「5番目くらい」って答えるんです
うう・・・部長!!部長なら、きっと素敵な彼氏がいつかきっとできます!!!
牧と春田は、最後まで喧嘩しながらも、いつの間にかじゃれ合っているのがほんと素敵したよね
はぁぁぁぁぁー・・・・しばらく遠距離のふたりかぁー・・・
わたしは、妄想好きの腐女子なので・・・正直、この後の牧と春田の妄想がいくらでも思い浮かんでしまいます
ほんと!数々の笑いと感動をありがとうございました!!
海ホタルがおすすめするBLコミック
好きになるのに条件って必要ですか?
男も女も関係なく、一緒にいてただ心地いい相手と共に暮らせればきっと幸せなはずですよね!
本日は、読んだらそう思えるBLコミックをピックアップしました
>>嵐のあと
ゲイの男がノンケの男に恋をする迷いや葛藤が描かれている作品・・・冷静沈着でドライな男が、たったひとりの男の存在に翻弄されていく姿はまさに恋をしているって感じで読んでいてとてもキュンキュンします。読むと、こんな自分の感情すべてを奪われるような恋がしたいなって思える作品です
>>日常クライマックス
17歳で大恋愛の末、駆け落ちし、ずっと一緒にいていつしか32歳となり・・・くっついたときのような情熱は一緒にいることで薄れてきて、かわいかった容姿もどんどん変わってくる。それでも、「好き」でいてくれますか?という問いかけにキュンキュンさせられたBLです。牧と春田の10年後もこんな感じかもしれないなーって思えます
>>今宵おまえと
幼馴染の相手に恋をしながら告白できずにいる陸郎・・・彼はいわゆる「ヘタレ」なんだけど、でも、幼馴染の男に恋をしてホイホイ告白できる人間のほうが少ないはず・・・!グイグイ押したかと思うと・・・自信がなくなり勝手に引いたり・・・陸郎の不安定な恋心がひたすらよかった作品です。
>>アーモンドを七粒
リーマンBLです。攻めがけっこうヒドイです。でも、ヒドイんだけど、反省して、受けにリトライ姿がわたしは好きなんですよね。何度も「もうだめだー!」って思うけど、もうひとがんばりする攻めの姿は、この上なくかっこ悪い・・・けど、どんなにかっこ悪くても、たった一人の人に「かっこいい!」って思ってもらえればそれで十分ですよね
>>それでも、やさしい恋をする
ゲイがノンケに恋をするって設定は、まさに牧と春田の関係を彷彿させる作品です。けど、こちらの作品のノンケの小野田はなかなか考え方がニュートラル。ニュートラル過ぎて、それが、小野田の不安要素になる。男前なのにどこか臆病だったりするゲイの出口の恋はもどかしく、ぐっときて、そして共感できる部分が多くありました。登場人物の心情が丁寧に書かれているのもいいです。
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