おすすめコミック!「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」

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オトクにBLが読みたい!

αの花嫁 共鳴恋情 1【コミックス版】

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こんにちは!海ホタルです

このコミック・・・「おすすめ」で上がってきて、完結済&割引対象だったので読んでみました

主人公は同性愛者だけど、BLじゃないです!

腐女子が出てくるけど、BLじゃないです(笑)!!

同性愛について考えるきっかけになる真面目なコミックでした

記事を書くにあたり検索をかけたところ、「腐女子、うっかりゲイに告る。」というタイトルでドラマ化されていたようです

知らなかった・・・

ちなみに、今年、映画化される予定らしい・・・

だから、すでにご存じの方の方が多いかも・・・と思いながら・・・

でもでも!とても読み応えのあるコミックでしたので!

コミックが未読の方が興味を持ってもらえるよう、設定から内容までを紹介したいと思います☆

「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」のここが面白い

BLじゃないのに、いろいろ設定が濃すぎ~!

主人公の純は隠れゲイの高校生

学校では性経験をしたことがない異性愛者っぽく振る舞っているが、実は、妻子持ちのオジサン彼氏(←ナイスミドルな立派な社会人)と熱々なエッチをしている

オジサン彼氏は、自分の息子に欲情を感じてしまったヘンタイ

でも、血のつながる息子に手を出すわけにはいかず、息子と似たような年齢の男の子に手を出すことで、自分の欲求を満たしている

そして、純の方は、もともと、父親くらい年の離れた男性にコーフンする姓嗜好

2人の関係はWINWINで、身体を重ねて、お互いの性欲を満たしあっている

いや・・・こういう設定・・・BLコミックでよくありますよねー(笑)

しかし、一般向けのコミックでこの設定が出てきたら?!ぶっちゃけ、設定濃すぎてびっくりするわ!

 

そして・・・純は、ここにたどり着くまで、同性にしか欲情しない自分がおかしいとかなり悩んだ時期がある!

その時、ネットで知り合ったのが「ミスター・ファーレンハイト」というHIVキャリアを持つ二十歳の同性愛者の青年

純は、同性愛者ということで困ったことや迷いが合った時、この年上である「ミスター・ファーレンハイト」にいつも相談している

顔も見たことがないネット上の知り合いだが、純にとって「ミスター・ファーレンハイト」は、暗闇の中で光っている仄かな灯のような存在で、よきアドバイザーであり、信用できる友人であり、尊敬できる相手なのです

この「ミスター・ファーレンハイト」の生き方も、かなり濃くて・・・純にものすごい影響を与えてくるんですね・・・

読んでて何度か涙がうるうるしましたが、涙の理由の半分以上は、この「ミスター・ファーレンハイト」の生きざまです

腐女子彼女の立ち位置は?うん?タイトル詐欺じゃん!笑!

純は、同性愛者だけど、いつか異性と結婚し、子供を持ち、ごく普通の家庭を作るという夢を持っている

自分のそばには、実際、家庭を持ち息子がいるカレシがいて、その夢をかなえられるような気もするし・・・

でも、自分は、異性相手には全く勃たないような気もする・・・

その答えを知るのが怖いような・・・早く知りたいような年頃なわけです

そんな純に、腐女子である同級生の三浦さんが告白をしてくる

三浦さんは、中学生時代、腐女子だったことでクラスメイトからハブられた過去が有り、腐女子であることを学校では秘密にしている

しかし、ひょんなことから純に、腐女子であることがバレてしまう

純は偏見の目を持たず、三浦さんの話を向き合って聞いてくれた

三浦さんが純に惹かれるのは当然ともいえる展開なのだが・・・

この三浦さん・・・「現実社会には同性愛者はいない」と思っている派の腐女子

純が、同性愛者だと夢にも思わず告白をしてくる!!

ここで、心痛いのは、純の方は、女の子相手でも勃つのかどうか?という興味で三浦さんと付き合い始めちゃうところ!!

恋する乙女の心を持て遊ぶようなこの決断!

ダメですよね~・・・

いやー・・・でもねー・・・

純は、三浦さんのことを「かわいい子」だと好意的に思っているんですよ

でも「かわいい子」止まりで、そこにムラムラとした性欲が伴わないわけです

裸になった三浦さん相手に、心の中で自分のピンコに激をとばす純

勃て!勃つんだ!と思いながら三浦さんと身体を重ねようとするが失敗・・・

自分が女性相手には、まるきりピンコが勃たないと知った純もショックだが、三浦さんもショック!

タイトルに「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」とあるから、同性愛者だとわかってて彼女になったミーハーな腐女子が出てくるのかな?と思っていたら・・・

ちょっと、ビッミョーに違うんですね!

この後、三浦さんは、同性愛者とか関係なく純のことをひとりの人間として、心の底から大事に思ってくれる女の子になっていきます

さすが原作有りのコミカライズ!心に刺さる問いかけに考えさせられる

小説のコミカライズなので、文字は多めです

でも、すっごいビッミョーな言葉のニュアンスを使った問いかけや、鋭いセリフなどがバンバン出てきて!

それが、いろいろ、考えさせられるんですね

例えば・・・

純が三浦さんからの好意に「どうしよう~」って迷うシーン

純はミスター・ファーレンハイトに相談します

ミスター・ファーレンハイトは、「彼女のことをどう思っているんだい?」と聞いてくる

純は「好きだよ。ライクの方だけどね」と答える

それに対して、ミスター・ファーレンハイトは「ラブとライクでは“好き”を表現できないよ。僕なら、こう現す。

ペニスが勃つ“好き”と、勃たない“好き”だ」と返してくる

このミスター・ファーレンハイトの言葉にドキッとする純

わたしは、これについては、ミスター・ファーレンハイトの言葉は間違っているような気もするし、そうじゃないような気もする

だって、単純に勃つかどうか?ってことならば、会ったこともないグラビアに写っている女の子を見て勃つことだってあるわけでしょ?

そう考えたら、ピンコという器官は持ち主の思考を裏切って暴走する器官だと思うわけです(←持ち主の意志や思考とは別の所で機能しているって感じ!)

でもでも!ベッドを共にできる相手と、そうじゃない相手って・・・確かに分かれる気がするんですよね~・・・

それを考えるとミスター・ファーレンハイトの言っている言葉は正しい気もするのです

 

ミスター・ファーレンハイトの言葉は、どれも、奥が深くって・・・

しかも、自分の考えを押し付けるのではなく、問いかけてくる言い方が、人生何週目?ってくらいの深みを感じさせる

純がミスター・ファーレンハイトに心酔しちゃうのも納得~!

 

あと、三浦さんからの愛情に応えられなかった純の悲痛さを現したモノローグもよかった!

君が楽しいなら僕もうれしい
君が悲しいなら僕も悲しい
でも、ちんぽこが勃ってくれない

原因のある疾患なんだと
治療をすれば治る病なんだと言ってくれ

そのためなら僕は
この腕一本くらい捧げても構わない

 

三浦さん・・・すごくいい子なんですよ・・・

純が同性愛者だとわかった後も、「彼女」として寄り添ってくれるのです

その三浦さんからの愛に応えられない純のつらい気持ちがよく現れているモノローグだと思います

「普通」でありたい純

いっそ治る病気だったら・・・と願うのに、それが叶わないつらさ・・・

そもそも「普通」とはなんなのか?

常に読者に問いかけている作品です

海ホタルの感想まとめ

ものすごーく真面目なコミックです

綺麗な部分だけじゃなく、いじめなどのつらいシーンもある

あと、三浦さんがすごーーーくがんばっている完結巻の3巻の前半は、青春爆発!って感じで、読んでいて、少々、こっぱずかしかった~・・・!

でも、3巻の後半は泣いたわ~・・・

最後の最後は、腐女子の三浦さんのBL愛を、純がツッコミながらも聞けるような微笑ましい関係になっています

 

しかし、個人的には、妻子持ちのおじさんと高校生が不倫って言う部分がひっかかるのですが、どうして、こういう設定にしたんでしょうね?

この部分には、オジサンなりにちゃんと言い分があって、なかなか胸打たれる奥深いセリフを言っています

でも、この部分は正当化して聞いてはいけない気がしました

でもでも、純とオジサンは姓嗜好ががっつりマッチしているので・・・

割り切ったWINWINの関係だと思うと・・・

う・・・うーーーーーーーん・・・・・

 

そして、純は三浦さんと付き合っている間もオジサンとの関係を続けているので・・・

そこも引っ掛かりましたね・・・

三浦さんがいい子だからこそ!

純の裏切りは許せない気がしました!!!

 

たぶん、読んだ人の数だけ感想がある作品です

例えば、主人公と同じ同性愛者の方が読んでも、共感できる部分とそうじゃない部分が分かれると思う

そして、それでいい作品なんだと思います

この作品を読んで、どんなことを思い、どこで感動し、どこが納得がいかないのかは、たぶん、読者にゆだねられている作品だと思うので・・・

ぜひ!世界に一つのあなただけの心を揺さぶられてほしいと思います

試し読みはこちらから

全3巻完結です。

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