こんにちは!海ホタルです
発売が待ち遠しかった「コヨーテ」4巻!
1~3巻はドキドキ&ハラハラ感が多かったんですが、4巻は、嵐の前の静けさがしました
しかし、メインキャラのふたりを取り巻くキャラたちがみんな存在感ありすぎ!(笑)
いい人、悪い人・・・それぞれの心の中に渦巻く感情が濃かったです
見どころを紹介したいと思います
目次
作品紹介
「きっと全てを手にいれるのは難しい事だから…」 〈人狼〉であることを隠しながら暮らすコヨーテと、マフィアの後継者だが、バーで働くピアニストのマレーネ。マフィアと人狼の抗争が激化する中、2人は自らの気持ちを伝え、再び愛し合う。しかし、マレーネは本家に連れ戻され軟禁状態に。彼の身を案じるコヨーテは、マレーネを解放できないかと思索するが――。
「コヨーテ 4巻」のここが面白い
今まで謎だった部分がわかる4巻
冒頭6ページがカラーです
紙書籍で買いましたが、ちょっとくすんだ感じがする色合いが作品の持つ雰囲気にみごとにマッチしていて素敵!
そして、冒頭早々に明かされるドミニクの正体!
以前から気になっていた謎が解明し、すっきりしたわ~!と思っていたら・・・!
ガーランドのトップであるサイモンの目は狂気でイッちゃってる!!
会話もところどころ、おかしいし・・・正直、ちょっとボケちゃっているのでは?と思うのです
こんな人をガーランドのトップにしていていいの?とドキドキしてしまうが
その狂人サイモンに尽くすモレノがこれまた薄気味悪くて・・・ゾワワ~・・・
あと・・・4巻では、70年前の大虐殺の後、人々の中でヴァラヴォルフが架空のモンスターとして語り継がれてきた謎も解明しました
この部分は、政治が絡んできて、ちょっと難しかったです(;^ω^)
わたしは、何度か読んで、なにがあったのか整理できたって感じ・・・
今まで謎だった部分が、明るみになった4巻
かなりスッキリしました
わき役たちの存在がとってもよかった!
ヨシュのお目付け役のアレン
お人好しでちょっとビビりなアレンが、はじめて、ヴァラヴォルフと出会って、ヴァラヴォルフがサンドイッチを食べている姿に「た・・・食べた!ヴァラヴォルフってサンドイッチを食べるんだ!」と驚いているシーンは、ちょっと笑っちゃいました
そして、このアレンの協力で軟禁状態のヨシュとコヨーテが逢うことができるんです!
ヨシュが軟禁されちゃったから、しばらくはエロターンはないんだろうな・・・と思っていたのですが、アレンのおかげでエロターンが見れました
そして、ノーランの存在も大きかったですね
ヨシュと出会って、ガーランドに対する認識を徐々に変化させていくノーラン
ガーランドからの暴力に、暴力で対抗していいのか?
迷いが生まれます
悩んだノーランは、望むものの一部を捨てることを決意します
「きっとすべてを手に入れるのは難しいことだから・・・なにを捨てて、なにを優先すべきか」
このノーランのセリフはなかなか深いですね・・・
漫画的ご都合主義のハッピーエンドはこのマンガに訪れないのか?と、ちょっと切なくなってしまいます
つかの間の逢瀬に燃え上がる愛
アレンの協力で、ガーランドの屋敷に忍び込むことに成功したコヨーテ
ヨシュとつかの間の逢瀬を過ごします
恥ずかしそうに「会いたくて・・・」というコヨーテの顔がむちゃくちゃかわいい!
感激して「抱き潰しちゃいそうだ」というヨシュのスケベな顔に、これから始まるふたりのエロターンへの期待が高まります
離れ離れになったけど・・・
離れてるがゆえに燃え上がるエロ(と書いて“愛”と読んでください!!!!)
いや~…楽しませてもらいました!
描きおろし「sweet days」
紙書籍の方を買ったのですが、紙書籍には描きおろしが入っていませんでした
3巻までは描きおろし「sweet days」が入っていたのに~?
電子版の方をチェックすると、電子版には「描き下ろし漫画付き電子限定版」あったので、電子版もポチッ!
電子版には描きおろし「sweet days 18」が4P入っていました
内容は、軟禁されているヨシュと発情期のコヨーテのエロでした
絶頂を迎えた後、すぐに「もう一回いい?」って聞いちゃうヨシュのスタミナに感心しちゃいました・・・
優男風なのに、ほんと彼は絶倫ですよね!!!
海ホタルの感想まとめ
3巻まで、ドキドキ&ハラハラがすごかったので、それに比べると、ドキドキ感は少なかった気がしますが
登場するキャラクターたちそれぞれにスポットが当たることで、この後、なにかが起こるって空気が充満していました
どのキャラも、自分の中に正義を持っているっていうのがわかります
でも、サイモンが、ちょっとおかしくなってきていますからね~
正義が正しいものとされる未来が訪れるのか否かが不安です
救いは、ヴァラヴォルフと人間のハーフであるコヨーテにあるのではないかと期待したい!