こんにちは!海ホタルです
「レムナント 6巻」読みました!
「レムナント5巻」から始まったウィル編(←脇キャラだったウィルにスポットが当たっているので・・・)
6巻は、5巻でずっと不安定だったウィルの過去がわかる巻となっています
ウィルにこんな過去があっただなんて!と驚くと同時に、オメガ性にとらわれて幸せになれないウィルの姿がなんとも痛々しい・・・
オメガバースが持つどうしようもない格差が楽しめる巻でした
では紹介に行ってみましょう
作品紹介
「レムナント 6巻」のここが面白い
気になる5巻の続きは?ウィルの過去?!
ウィルの過去がわかる6巻
孤児院にいたウィル
見た目が一番よかったという理由で地元の領主のもとに下働きとして引き取られる
どんなひどい仕打ちをされるのかと覚悟をしていたら…領主は、ウィルの持つ可能性を本当に信じていてくれて・・・勉強をする機会を与えてくれる
領主に褒められて、自分の生まれや育ち、オメガ性を超えて、自分の力でよりよい未来を作れる可能性に気づくウィル
そして、大人になり、名誉もお金も手にし、世間的には「成功者」と呼ばれる側の人間になったウィル
だけど・・・!
どんなに努力しようと、自分がベータであるというオメガ性だけは変えられない!
ウィルの心にある空洞のようなもの・・・
それを埋めようと必死になりますが、友人であるジュダは、アルファというだけで、運命の番と一緒になり幸せになっている
それを見てざわつくウィルの心・・・・
求めても努力しても手に入れられないものがあるというつらさ・・・
ベータの自分には、一生得られない運命に番・・・
苦しんでいるウィルは、5巻に引き続き、6巻でもかなりやさぐれています!!(笑)
ラブ担当はメインカップルのふたり
やさぐれているウィルは置いといて・・・・(←え?!)
ラブエロ担当は、「レムナント」のメインカップルのジュダ×ダート
大きいジュダに寄り添うダートの絵面を見ているだけでキュンってきちゃいます
ウィルのせいで、ジュダに対して秘密を持ってしまったダート
様子のおかしいダートを見て、ジュダは、ダートがなにか隠し事をしていると気づきます
自分に秘密を持つことなど許せないジュダは、ダートを強引に組み引きます
「何に気をとられているんだ!なぜ話さない」と責めながらジュダを強引に抱くシーンは、攻めの征服欲が楽しめて胸がキュンとします
ジュダ×ダートに関しては、6巻でちゃんと誤解が解け、ラブラブに戻っています
ふたりの絆がさらに深まった6巻となっていました
海ホタルの感想まとめ
6巻を読み進めていって・・・ウィルが悩みを乗り越えて、すっきり完結するのかな?と思っていたら?
完結しないまま次巻に続くとなっていました!
ウィルの悩みは根っこが深い~!
いや、もしかして、一生、背負い続ける悩みなのかもしれません!!
ウィルが、オメガ性から解き放たれるときがくるのか?
次巻に期待したいと思います