こんにちは!海ホタルです
羽純 ハナ先生原作!の「ガーランド -獣人オメガバース-」下巻読みました!
上巻が面白かったので!
下巻で一気につまらなくなったらどうしよう・・・と思ったんですけど
とっても楽しく読むことができました~!!
特にジルとディエゴの気持ちが通じ合う前あたりは好きです!!!
相手を大事にするがゆえ気持ちがすれ違っちゃっています!
では!紹介に行ってみましょう!
目次
作品紹介
触れてほしいのは、発情のせいだけじゃない――。
貴族のハーレムにオメガを派遣する、ミュラー家に生まれたジルは、落ちこぼれとして幼なじみの獣人貴族・アルバートのもとに嫁ぐことが決まっていた。
しかしある時、突然現れた国一番の獣人貴族、ジークフリード家の三男・ディエゴがジルを預かりたいと申し出る。
意思に関係なく派遣されることが決まり境遇を悲観するジルだったが、思いがけず真摯に向き合おうとしてくれるディエゴの優しさに、
一緒に過ごす時間を心待ちにするようになる。
そして、共に訪れた町の小さな宿屋でジルは初めての発情期を迎えてしまい――。
しかし、ディエゴの兄・トネリアはふたりの関係をよく思っておらず…。
「ガーランド -獣人オメガバース- 下」のここが面白い!
ほんとにいい男だった!ディエゴの男前ぶりにキュンってきた!
レムナントで登場する獣人攻めであるジュダのお父さんとお母さんのお話なんですが・・・
お父さんとなるディエゴがすっごい!すっごい!やさしくて大きい男なんですよ!!!
屋敷から遠く離れた宿でいきなり発情期を迎えたジル
ジルは抑制剤を持っていない!!
それについて、「念のため抑制剤を持ち歩かなかった自分が悪い」って自分を責めているディエゴ
えええ!!!!
それは、ジルの自己管理の甘さでしょう!!!って私は思うんだけど!!
しかも!ヒートに耐えられずジルがディエゴに「我慢しなくていいですよ」とまで言うんです
ジルは婚約者のアルバートのことを思っていると勘違いしたままのディエゴは
自分の欲をグッと抑えて、ジルの熱だけをおさめるためにジルのあそこを口で慰めるんです
アルファがオメガのフェロモンの匂いに耐えるってほんとうにつらいのに・・・うっ・・・
よくぞ耐えた~!ディエゴ~!!!!・・・・涙・・・
ジルのことが好きだから、絶対に嫌がることはしない・・・と自制するディエゴの男前ぶりにキュンキュンしました!
もうねー・・・ほんと!
こんないい男がお父さんなのに・・・なんで、息子のジュダはあんなにわからずやになっちゃったんだろう・・・とか真剣に考えちゃいましヨ・・・
そして、ディエゴがこんなにいい男だからこそ、ジルが彼に惹かれるのは「当たり前」のことのように思いました
毎日、ジルに花を贈ってくれるディエゴ
でも、その花も、ジルがなにをしたら喜んでくれるのか従者からアドバイスをもらって贈っているという
そういう恋愛には不器用なところも好感度が高かったです
「世間知らず」だったジルの成長も楽しめます
上巻では・・・
自分の意思が強くあるようでいて、でも、流されるまましか生きることができないジルに、「ちょっとずるいんちゃう?」って・・・ちょっともやもやってする部分があったんですけど・・・
でも、下巻を読むと彼がどうしてそのようにしか生きることができないのかようやく腑に落ちました
彼は、オメガを紹介・派遣を生業としている一族に生まれた分、期待を背負ってきた
けれど、個性的な性格のジルにはどんなに努力しても周りの期待に答えることができない
でも、彼女なりに周りを失望させまいといろんなことを我慢してきていたんです
けれど、オメガのことを詳しく知らないディエゴの無礼ぶりに
その我慢の抑制がきかずに怒ったり、ふてくされたりしたわけです!
しかし、実は、オメガとして屋敷の中で育てられたジルの方が「世間知らず」なんですね!!
そんな彼が、ディエゴのことを意識し始めたものの、ディエゴの持つ「多くの子供を残さなければならない」という立場を考えて
自分の気持ちを素直に伝えることができず悩む
彼女が気を許す人からの「会えなくなってから言えばよかった・・・と後悔しても遅いですよ」というアドバイスが胸に沁みます・・・
誰かを傷つけることになったとしても・・・一歩踏み出せば・・・
幸せになれることってほんとありますよね~!
ジルが勇気を出して、自分の気持ちをディエゴに伝えることができて本当によかった!と思いました!
残念!トネリアはやっぱり悪い人でした・・・
上巻では、ジルに対して優しかったトネリアですが・・・
下巻では「可愛さ余って憎さ100倍!」となっています!!!
いや・・・
トネリアは、特定のオメガと番になるべきではない!という一族の約束に縛られているだけなんですがね・・・
この人もかわいそうな人だなー・・・ってちょっと同情しちゃいました
しかし・・・
ディエゴ・トネリア・ゲラルトの三兄弟で
一番長生きしているのがトネリアってことなんでしょうかね?
「レムナント」を読み返したんですけど・・・ディエゴとジルに関しては、ジュダの回想シーンでしか登場しないんですよ・・・
わたしは勝手に「故人」だと思っていたんですが・・・
「故人」ですよね?
トネリアは生きてるのに!!
トネリアは生きてるのに!?
もう、「レムナント」の世界ではジルもディエゴもいないんだ!って思うと、ちょっと寂しいなー・・・
海ホタルのまとめ
こちらを読んでから「レムナント」を読み返すと、面白さが倍増します
だって!
ジルとディエゴは「魂の番」じゃないんですよ!
彼らの息子であるジュダが事故のように「魂の番」と出会って結ばれたって・・・
なんとも奥が深くないですか?
「魂の番」同志じゃないからこそ、お互いを尊重し愛し合い仲睦まじく過ごしたジルとディエゴ
「魂の番」ゆえにお互いが縛られることになってしまって、通じ合えない期間が長かったジェダとダート
いやー・・・・心の底から「面白いなー」って思います
ほんと、すてきなシリーズです!
しかし・・・
ひとつ、気になったのは・・・
どうしてもジルが「男性」には思えなかったところ・・・
自分のことを「私呼び」するせいか?
この美しい彼のビジュアルのせいなのか?
ついつい・・・「女性」と思って読んでしまいがちでした・・・
ほんと美人すぎますよね~・・・・
最後には羽純ハナ先生が描くディエゴ×ジルの幸せな日常マンガが12P載っています
こんにちは。この小説上下巻と長いので買おうかどうしようか・・悩んでいたのですが
良かったと聞けて買おうと思います。
sayurinさんへ
コミックと合わせ読みしたらとってもよかったです
このふたりにジュダが育てられたんだなーってしみじみしましたよ~!
明日から旦那が休みに入るので、今日見逃したら行けないと少し遠方の本屋さんで上巻だけ買えました。さすがにエメラルド冬号は{明日発売)はまだ無かったあ。残念。旦那がいると買い物に付いてくるので本屋に行けません。ネットの購入も家に届くし休み明けに延びちゃうかな~
sayurinさんへ
sayurinからのメッセージを読んで・・・「そういえば!エメラルドはフェイントで発売日前日に本屋に並んでることが昔あったわ!」と思い出し本屋へと出かけましたが!
なかったです~涙!!!
うちも、もうすぐ、だんなが冬休みに入ります・・・ほんと、気が滅入っちゃいますよね・・・