いやー・・・はやくも2018年が終わろうとしています
今年を振り返ってみると・・・
つくづく、パート代をBLにつぎ込んだ一年だったなーってことしか思い浮かばないわー・・・
やべーわ・・・
これで、40代・・・BBA枠・・・・
でも、残りの人生、短いからこそ好きなものに情熱を注ぎたい!!
そんな私がBLにはまったのが4年前くらいなんだけど、当時から比べると、ほんと、BLに対する世の中の認識が変わってきたとおもう!
「ジェンダーレス」「セクシャルマイノリティ」「LGBT」などの単語が世の中にじわじわと広がりつつあって、腐女子に限らず、BLを手に取る人が増えたとおもう
そういう意味では、今年放送されたドラマ「おっさんずラブ」は「同性同士の恋愛」に寛容な社会風潮の追い風となったし
また、少女漫画雑誌「cooklie」さんが激しい濡れ場がない少女漫画寄りのBL本を出版し、腐女子じゃない女子へのBLへの間口をぐっと広げたのも大きなターニングポイントになった気がする
なんというか・・・
今まであった「腐女子」と「そうじゃない人」の間にそびえ立っていた壁が壊され、混沌としてきている部分があって、一昔前のように「BLを読んでいます」という言葉に罪悪感が少なくなってきている気がします
では!
今年一年のBLワールドで起こった出来事をまとめてみたいと思います
1月
ヨネダコウ先生が「イブニング」にて不定期連載で描いている「Op‐オプ‐夜明至の色のない日」が発売されましたね!
BLで描いている実力派の先生がBL以外の雑誌で連載している。というニュースをよくみかけた一年だったと思います
例えば・・・
丸木戸マキ先生とか・・・日高ショーコ先生とか・・・
面白いマンガを描く先生は、どんなジャンルを描いても面白いんだなってつくづく思いました
マンガに重要なのはストーリー性や登場人物の魅力
登場人物の性別を問わず、感動やハラハラ・ドキドキが描かれていれば結局はOK!ってことですかね?
ほんと、マンガっていいよなーって思います
あと、天禅桃子先生がデビュー20周年ということで、すごくフィーバーしていた記憶があります
新刊「オルタナティブ」が久しぶりに出て、すごく楽しめました
2月
総PV1500万超のメガヒットで話題となった「好きでごめん。/オカモト優」が発売
WEBコミック「pixivコミック」にて連載している作品なのですが、今年はWEBコミックで話題のコミックの書籍化で盛り上がるニュースが多かった気がします
ニュースになるたび、「総PV云々・・・」という煽りがつくのがお約束です!(笑)
その文言がつくと、その数字の大きさがわからないのに「なんか人気なんだな・・・」って思ってしまう・・・
無料で読める連載ものでも、面白ければ、売れるものなのだなー・・・って嬉しく思います
やはり、面白いものは売れる!!その一言につきるのかもしれません
あと、「OPERA」さんで、同級生シリーズ新連載「blanc(ブラン)」がスタートしたのも2月。
来年にはコミック化されるでしょうか?
「OPERA」さんが季刊となりWEB雑誌「web OPERA」をスタートさせました
3月
「テンカウント」アニメ化が発表!されました!!
放送は来年なんですかね?ちょっと、その後の動向を調べておらず詳しい情報がわかりません
来年、期待したいと思います
そして、最終巻である6巻が発売されました
もう・・・ここからしばらくは「テンカウントロス」でディアプラスがつまらかなかったです・・・涙
そして・・・
宙出版さんの「このBLがやばい!」では堂々の1位となった「ラムスプリンガの情景」が発売されたのが3月です
SNSでものすごい盛り上がりを見て、わたしも購入しました
4月
少女漫画雑誌「クッキー」にてBLマンガが掲載!
集英社さんがBLレーベルを立ち上げる?「クッキー5月号」にはBLマンガが掲載!!
同時にBLレーベル「君恋」の発売を発表しました
コンセプトは「純愛」!!
エロはありませんが、集英社の権力を最大限に発揮し、実力派の人気BL漫画家を抑えていることにびっくりしました!!
第三段が近々発売されるようです
そして!!
4月からスタートしたのが「おっさんずラブ」!!
もう!ほんと、このドラマはすごかった!!
腐女子から見るとBLの可能性を広げてくれた!!っておもうし、そうじゃない世間様から見ると「人間愛」というテーマに熱く感動をさせられた作品だった!
「性別を超えて愛し合う=人間愛」
腐りきっていた私も、「はあ・・・なるほど・・・」そういう視点で見るのね・・・って思った
5月
「10DANCE」4巻が発売されました
BL誌から一般誌に移ってからの初コミックということで注目度が高かったです
一般誌に移ったことで、ファン層を一層分厚くしたようで、ほんとよかったですよね
コミックは、「通常版」と、腐女子のための「特装版」と分かれていました
腐女子さんは「特装版」を買うべし!と当ブログでもむっちゃ宣伝していました
そして、5月にはカニバリズムBL「MADK」が発売
このカニバリズムって言葉が覚えられずねぇ・・・いちいちググってた!笑!!
いろんな性癖があるもんだなって思った作品ですね
宙出版の「このBLがやばい!」では、6位にランクインしています
7月
7月のビッグニュースといえば・・・丸木戸マキ先生の「ポルノグラファー」実写ドラマ!!
放送の告知を見たとき、ほんと、びっくりしたんですよね
でも、ドラマ、本当によかったです
ふたりの恋心がちゃんと描かれてて、キュンってくる部分があり、なおかつエロかった!
見ていて、どんどん麻痺してきて「おら!エロを暗転でごまかすなやー!!」ってオラオラになっている自分が怖かった・・・
8月
やまねあやね先生の「クリムゾン・スペル」6巻が発売されました
5巻の発売から5年もの月日が開いているという・・・「ほんと、出してくれてありがとう!!」と胸アツになりました
そして・・・
8月には、TVアニメ「抱かれたい男1位に脅されています。」がスタート!!しています
9月
あの、分厚くて有名な「リンクス」が電子化しました!
もう!!これはうれしい!!
「リンクス」はね・・・ちょっと、分厚すぎるんですよ・・・
読んでいて、筋トレ状態って・・・もう、それ、やばくない?
電子化されたことで、新たな購買層を増やしたことと思います
そして、「「ヤリチン☆ビッチ部」 3巻」のアニメDVD付き限定版が出ました
画像のクオリティが高くってむっちゃびっくりしたんですよね!
10月
雲田はるこ先生の「いとしの猫っ毛番外篇」が発刊
どこまでも終わらないBLという新しいカタチを楽しませてくれました
そして!
10月は、日高ショーコ先生の「憂鬱な朝」最終巻が出ました
たくさんの感動をありがとう!と大声で叫びたくなりましたよね
日高ショーコ先生が一般誌「YOU」で掲載していた「日に流れて橋に行く」
「YOU」の廃刊が決まり、「cookie」さんへの引っ越しが決定しています
「cookie」は愛読しているので、また、余力があれば、連載を追いかけていきたいと思います
12月
「パパだって、したい」アニメ化決定!
今日、一巻を読み返しましたが、エロに重きが置かれている気がしました
どんなアニメになるのか楽しみです
海ホタルのまとめ
あと・・・個人的に感じていたのが「オメガバース」の可能性がどんどん広がっていっていることですかね?
ちょっと前まで、「オメガ」が劣勢。「アルファ」が優勢というセオリー通りの展開が多かった「オメガバース」
個人的には、そのセオリーどおりの展開が一番好きなのですが、2018年は、「アルファ×アルファ」というカップルも登場し、セオリーを裏切る展開のオメガバースBLが数多く発売されました
オメガバースを専門で取り扱っている雑誌以外でも「オメガバースBL」を見かけるようになりましたよね
あと・・・「おっさん受け・おっさん攻め」が増えた!
このジャンルが飛躍した一年だったと思います
これは、やっぱりドラマ「おっさんずラブ」の影響もあるんですかね?
正直なところ・・・
個人的には「おっさん受け・おっさん攻め」が特に好きというわけではない派です
それでも、そんな私が読んでもむっちゃドキドキしたという!として優秀な作品が多く発売された一年だったと思います
あと、ニアBLが増えたってところも注目ですよねー!
一般誌でニアBLの連載が増えてきましたし、webレーベルがさらに増えてきた
たけのこのごとく次から次へと出てくるwebレーベル
少女漫画ばっかりの中にさりげなくBL連載がされていたりして、読んで、「え?これBLやん!」って驚くことも!!
正直・・・ここまで広がってくると追いかけきれない!というのが本音です!!
できるかぎりはアンテナを貼っていきたいとは思いますが・・・どこまで追いかけられるかなー?
2018年もとってもBLを楽しめました
来年はどうなることでしょう?
また、新しい驚きと萌えとの出会いがあるといいなって思います
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