こんにちは!海ホタルです
本日からキヅナツキ先生のギヴンの4巻の電子配信がスタートしています
17話から21話までが収録となっていました
わたしは、真冬と立夏カプが好きなんですけど、この4巻は、このふたりの登場が少ないので寂しいです
で、クローズアップされているのが、雨月・秋彦・春樹です
この三人の図式は、雨月→→←←←←秋彦←←←←春樹って感じですかね・・・
雨月と秋彦の両思いだけど、くっつくことができないという複雑な恋愛模様と、春樹の一途な秋彦への恋心を楽しむという巻だと思います
作品紹介
フェス出場を目指して、審査と新曲づくりに明け暮れる中、春樹は若い真冬や立夏の才能に圧倒される
息苦しさを感じた彼は、メンバーに隠れ、元カノのバンドのサポートを引き受けてしまう
だが、春樹が密かに思いを寄せる秋彦がそれに気づき・・・
春樹と秋彦の恋が、生々しく軋む
「ギヴン4巻」のここが面白い
秋彦✕雨月について
ギヴン4巻の面白さは、やはり、誰と誰がくっつくかってハラハラ感でしょ?
4巻では、雨月と秋彦の出会いが描かれています
2巻で秋彦の同居人として初登場した雨月
どうも、雨月は秋彦の初恋の相手で同居人で天才的ヴァイオリン奏者らしいってことしかわかりませんでしたが、3巻では、秋彦とがっつりやってる仲なんじゃん!!と判明・・・
でも、どうも、雨月には他にちゃんと恋人がいるようで、秋彦とは、気が向いたときだけカラダをつなげるセフレ状態らしい・・・・
どうも気になる関係だったこのふたりの出会いは、高校時代なんですよね
秋彦は天才である雨月の才能に嫉妬をし、同時に、強烈に惹かれ、雨月も自分の天才ゆえの孤独を埋めてくれる相手として秋彦に恋をした
でも、雨月のような天才の芸術家って、すごく、感情が人一倍複雑なんですよね
秋彦と一緒いることで自分の音を奏でられなくなり、秋彦との別れを決意したんです
う・・・雨月・・・・涙・・・
もう、このエピソードだけで、BLコミック本が一冊できちゃいそうです・・・・
でも、秋彦も、そんな理由では、雨月のことを諦らめきれないですよね・・・・
お互いがお互いに未練を残したまま、グズグズと体の関係だけが続く、出口のない暗闇に迷い込んじゃったふたりなんですね
好き、大事にしたい――はずなのに上手く伝えられない4組の”なりそこないの”恋人達が”リンク”。 完全で幸福な恋人になるまでを描くドラマチック・オムニバス! 震えるほどラブくていとしい単行本描き下ろし盛りだくさんです。
秋彦✕春樹について
春樹が好き!!って、ファンが、たくさんいるのが納得の春樹
彼の良さは、一生懸命で面倒見がいいのに、同時にとっても気を使う性格であること。それでいて、一途で健気な性格ですよね
秋彦に恋をして、髪を伸ばすってところは、もはや、女子!!
ちょっと乙女心あるキャラクターが、女子の共感を呼び、ハートをがっつり挟んで離さないって感じですよね
わたしも、秋彦は大好きです!!
4巻の春樹は・・・秋彦への恋心も煮詰まり状態・・・・立夏や真冬の才能の前に、自分の自己評価を自分で下げて煮詰まり状態・・・・
つまり・・・生きていて、とっても、とっても、つらい状況へと追い込まれています・・・
秋彦から、決定的言葉を言われ、もう、いっそ秋彦への気持ちも断ち切ろうと、髪もバッサリ切っちゃっています・・・・
は・・・春樹~!!!!涙!!!
もう、春樹が泣いちゃうシーンが、ほんと、胸が痛い・・・
男の人が泣くって、こんなに、つらい描写になるんだね・・・・しみじみ・・・
4巻の最後の最後まで、人の良さを見せてくれる春樹・・・・
春樹には、ほんとう、幸せになって欲しいです。
好き、大事にしたい――はずなのに上手く伝えられない4組の”なりそこないの”恋人達が”リンク”。 完全で幸福な恋人になるまでを描くドラマチック・オムニバス! 震えるほどラブくていとしい単行本描き下ろし盛りだくさんです。「ウツクシイ」と評判の、雪村せんせい。確かに、大変美しくてデキる男で……しかし、若干凶暴。ケイは、そんな先生に冷たくあしらわれても、それすら糧に先生に迫りまくっていた(笑)。次第に小出しに提供されていく、甘すぎる飴のような先生のデレに悶絶しながら、何やら元カレで周囲を固めて防御してくる――魅惑のヒトをオトすことができるのか!? 他、雑誌連載時に読者に衝撃を与えた義兄弟シリーズ「シメコロシノキ」も収録。
海ホタルの感想
結局、誰と誰がくっつくのか分からないまま終わる4巻・・・
まあ、一番、悪いのは、秋彦ですよねー・・・
なんで、ここで、春樹に中途半端に手を出しちゃったんだろう?
それは、秋彦にとって、春樹は、自分にとって一番心許せる人だったからなんだろうなって思うんですよね・・・・
それゆえに、元カノのバンドに行っちゃうかもーって聞いて、ある種の独占欲が爆発しちゃったんだろうなー・・・・
でも!!こんなに一途で健気な春樹に、こんな中途半端な状態で手を出してはいかんよね!!!
秋彦は、本命とくっつけないことで持て余している怒りを、自分のことが好きな春樹を利用して発散したようにしか見えないよ・・・・
でもでも、秋彦は、たぶん、雨月にとっては、すごい、いい彼氏だったんだろうなって思うんですよね
付き合っていた頃、雨月にはすごく尽くしていたみたいだし、このふたりが並んでいる扉絵って、ほんと、同種同士の男ふたりが並んでいる感じでお似合いなんですよね!!
だからさ・・・・やっぱり、雨月が、もう一回り人として成長して、秋彦を受け入れてあげるべきじゃないかと思うんですよね!!
春樹は、失恋しちゃうけど・・・でも、ほら!!タケちゃんという素敵な男性が、春樹の側にいるじゃないですかー!!
タケちゃんは、ずっと春樹のことを心配しているぞ!!タケちゃんは、とっても優良物件だと思うし、春樹とお似合いだと思うんですよね!!
4巻の続きが知りたい方のために
4巻の収録が21話までとなっています
続きを知りたい方は、ネタバレ記事を見たら、続きがわかります
まとめ
本当に好きな作品なので、たくさんの人に読んでほしいなって思います
ひとつ残念なのは・・・エロシーンが、あっさりなところですよね!!
4巻では、秋彦が、春樹にガバッといっちゃう下りがあるんですが、「これ、結合までいってんの?いってないの?」と、なんど、見ても、ちょっとわからない・・・?
秋彦が全裸っぽいから、挿入はしてると思うんだけどなー・・・
でも、春樹の反応を見てると、していない可能性も捨てられないんだよねー・・・と疑問に思っています・・・・
でも、もし、挿入まで至っていたら、春樹としては、処女喪失(え?処女だよね?)なので、秋彦は土下座して謝れって思う!!!
(なんか、ウヤムヤのまま、春樹は、許しているけどさー・・・・)
こんな風に、読んでいて、心が、とってもにぎやかになる作品です!!
海ホタルのおすすめBLコミックなので、ぜひ、この機会に手にとっていただければ・・・と思っています
朝速攻読みました。私が理解力が低いのか、この作者さんのネームは私には難しくてサラッと読めません。だから1字一句読むので時間がかかるんですが~でも引き込まれますね。。真冬のほんわかも好きだけど4巻は春樹と秋彦が気になる~
sayurinさんへ
>この作者さんのネームは私には難しくてサラッと読めません。
あー・・・それ、気持ちわかります。ポエムっぽいモノローグも多くて・・・それが、前後して出てくるから、けっこう、読んでいて前のページに戻ったりもしますよ・・・わたし・・・
正直、一度読みでは行間を読みきれないですよね・・・すごく、恋心が複雑で繊細だなーって部分もある。そこをひっくるめて楽しんでいますけど!!
春樹と秋彦は、どうなるのか、気になりますよね!!