こんにちは!!海ホタルだよー!!
もう、みなさん読みましたか?「囀る鳥は羽ばたかない 5巻」!!
わたし、読んでいる途中で、何度も本を置いたわ・・・
先が気になるから読み進めたいのに、読み進めたら、このドキドキした気持ちが終わってしまう寂しさ・・・
こういう気持ちわかってくれるかしら?
そういう作品に久しぶりに出会った気がします。
では、「囀る鳥は羽ばたかない 5巻」の感想を書いてみたいと思います。
ネタバレが含まれていますので、これから読む人は、ここで「戻る」ボタンを押したほうがいいかもしれません
あと、あくまで、わたしの個人的感想記事となっていますので、温かい目で読んでいただければと思います
目次
作品紹介
百目鬼への思いから目を反らしていた矢代
矢代を守りたいと思っていた百目鬼
ふたりは互いに強く意識しつつも、これまで一線を超えないよう気持ちを堰き止めていた
けれど、追い詰められた百目鬼が矢代に気持ちを告げた時、それまで保っていたバランスが崩れてしまう
自分に大事なものができてしまう。失ってはいけないものができる・・・
矢代が選んだ道は・・・
「囀る鳥は羽ばたかない 5巻」のここが面白い
ガッツリと濡れ場あり
勃たなかった百目鬼のブツが治っていることがわかり、「せっかくだし、セ(Pーーー音)クスでもするか」という流れで終わった前巻
え?結合しちゃうの?ほんとーーーーーに、しちゃうの?
って思っていたんですけど、百目鬼は、「したくありません」って答えます
その百目鬼の言葉に矢代の中で、強い攻撃心が生まれてしまう
そして、百目鬼をコーフンさせる言葉を吐き、煽るんですが、結局、百目鬼のブツそのものが萎えてしまう
「なんだよ。せっかく勃ったのに残念」
と、百目鬼をひとり残しシャワーを浴びにいきます
でも、実は矢代は、この時、ものすごく、動揺しているんですね
だから、服を脱ぐのを忘れてシャワーをあびてしまう
そして、シャワーに打たれながら、自分と同じ種類の人間だと思っていた百目鬼が、自分とは違う種類の人間であるということに、自分がショックを受けていることに気づくのです
「最初から手離さなきゃいけなかった 手離したかった 手離したくなかった お前が可愛かった」
百目鬼に会ったときから、彼の側に置くことで、心の奥底で殺したはずの感情を目覚めさせてしまう予感があったんですよね
でも、惹かれていたから、手離すこともできなかった
失うものなどなにもないがゆえに強くあれたのに、失うものができる怖さにおののきその気持ちを百目鬼に吐き出す矢代
その矢代の告白を聞いた百目鬼は、涙を流し、矢代を抱きしめキスをするんです
うわーーーー!!!
偉いぞ!!百目鬼!!
ここは、絶対に、キスをすべきシーンだ!!よくやった!!
って心で叫んじゃいましたよ!!
んで、この後、およそ40P以上に渡ってエロシーンが入ります!!
もう・・・・ほんと、すごかった!!
エロシーン見て、こんなに考察したのは初めてかもしれないってくらい、いろいろ、考えたよ・・・
矢代も、こんな甘い言葉を囁かれ優しく抱かれるのは初めてだから、すごい、戸惑いを感じているし、何かの感情が心で動くけど、それに怯えているのもわかるし、でも体は正直だから快楽を欲しがるし・・・
いろんな感情が交錯して、結ばれたふたりのエロは、甘いエロとはいい難いものだったと思います
いつか、心の奥底からお互いを求め合うようなエロを、できる日がくることを祈らずにいられません
百目鬼を切り捨てる?
百目鬼とのエロ中「壊すな・・・俺を・・・」という矢代のセリフがあって・・・
エロ後に、矢代が大きく変わってしまったらどうしよう・・・って、ハラハラしていたんですけど、矢代は、矢代のままでした
自分の中のアイデンティティを崩す存在の百目鬼をひとり置いていっちゃいます
ネットで見ていたら、この時の矢代の決断は、百目鬼をヤクザの抗争から守るためでは・・・っていう意見もありました。
な、なるほど~!!!
そういう捉え方もあるんですね!!
どちらにしても、かっこいい!!って思いました。
この人、ほんと、強いんだよね・・・
矢代が隠し持つ脆さが、時々、見え隠れして、それが、読者をハラハラさせるんだけど、ここぞという時の決断が、ほんとかっこいい!!
起きた時、隣に矢代がいないことを知った時の百目鬼の表情がむっちゃつらい・・・
気になるのは竜崎のその後
矢代を殺すように平田から命令されたのに、矢代を殺すことができなかった竜崎
平田の手下たちに連れ去られ、その後、どうなっちゃったの?って思っていたら、手ひどくリンチされていました
矢代のおかげで、助かりますが、警察に連行されちゃっています
竜崎はさ・・・、矢代に女でいてほしかったんだねー
んで、自分が矢代を守りたかったんだね・・・
竜崎、すごい人気ですよね!
でも、わかる気がします。わたしも、5巻を読んで、さらに好きになった
バカな男ほどかわいいっていうじゃないですか・・・竜崎を見ていると、そういう気持ちが沸き上がってきちゃいます
バカだけど、男気があると思うよ!!
気になるのは平田のその後
矢代を消したくて消したくて仕方ない平田・・・
この人、性根部分が、ほんと、嫉妬深い女そのものだよね・・・
でもって、暴力や力で相手を屈服させられると思っているから始末が悪い・・・
三角の過去をからめた、平田が下っ端の時代が描かれているんですけど・・・
もう・・・これ・・・ほんと、やばい・・・やばすぎる・・・って展開となっています
これ、結局、平田は三角に男惚れしてて、三角にとって、一番愛される存在になりたかったってこと?
だから、三角のお気に入りの矢代も気に食わないってことでしょうか?
セブンネット 限定リーフレット
今回、わたくし、セブンネットさんで「囀る鳥は羽ばたかない 5」を買わせていただきました!!
わたし、勝手に、リーフレットって、しっかりした紙で印刷されるものを思い込んでいて・・・
最初「あれ?リーフレットがついていない」って焦ってしまいましたよ・・・
こういう、ペラ紙でも「リーフレット」っていうんですね!!
たったの2P+αだったんですけど、楽しめましたよ!!
ガラケーではツイッターが表示されないって初めて知りました!!
んで、このツイッター、どこにいけば読めるんですかね?って検索したら・・・
ブホッ!!まじいた!!
みなさーん!!七原はツイッターアカを持ってますよー!!笑!!
今のところ、なにもつぶやいていませんが!!
【追記】七原、つぶやいています・・・笑・・・
矢代から、削除命令が出たんでしょうか?笑!!
こういうユーモア、大好きです!
おまけのペーパーは、息抜きができる緩さがいいですね!!
まとめ
5巻は、三角の過去も描かれていて、彼の側近で気になる村内の天羽との関係も判明します
三角も矢代に劣らず、モテモテだな!
でも、その三角が気に入っているのが矢代だから、あちこちで嫉妬の炎が静かに燃え上がっているよ!!
登場人物がさらに増えて、もう、人口密度がすごいことになっていますが、どのキャラクターも、すごい好き
性根の悪い平田でさえも、その人間臭さが愛おしくなります。
ほんと、人の奥底に渦巻くあらゆる感情を、様々なキャラクターを通して描いている
はあー!!面白かった!!
大満足の5巻でした!
5巻を読んでから、1巻から読み返すと、また、いろんなものが見えてきます
電子配信の予定がまだわからないですね・・・
また、分かり次第、ご報告できたらいいなって思います
【12/22 追記】配信スタートしました!