こんにちは!海ホタルです
「クリムゾン・スペル」が完結しました~!
6巻のラストで主人公であるバルドが「王子バルド」と「魔獣バルド」に分裂し、え?これ、どう決着をつけるんだ~?とハラハラしたのですが!
無事!きれいに完結です!
いやー・・・よかった!
最後の最後までバルドがかわいかったです♥
長編コミックと言うことで、なかなか手が出ないって方も多いと思いますが、展開も登場人物たちもすごく良質なファンタジーBLなので!
ぜひ!おすすめしたい!
目次
作品紹介
「クリムゾン・スペル」7巻のここが面白い
軽くあらすじを紹介すると
長編コミックと言うことで!
まったく前知識がないと、何を書いているのかちんぷんかんぷんだと思うので、軽く、ストーリーを説明しますと・・・
紅い魔剣の呪いで、夜になると魔獣に変身するようになってしまった主人公のバルド(←一国の王子様!正義感溢れる爽やかな主人公です)が、魔剣の呪いを解くため魔導士ハヴィ(←見た目は美しいが、けっこうがめつい・・・損得で物事を考えるところがせこい)と旅をはじめます
旅をする中で、バルドが触手に襲われたり♥女装をしたり♥
読者サービスを盛り込みつつ、信頼できる仲間を増やしていき、紅い魔剣の呪いをかけた魔導士に近づいていくというストーリーとなっています
夜になると魔獣化してしまうバルド・・・
この魔獣化したバルドが褐色肌の美しい男(←肌の色が違うけど、見た目はバルド本人と一緒・・・)なのですが、なんていうか・・・獣感あふれる野生っぽさと無知さが超魅力的で!
暴れまくるのですが、ハヴィは、魔獣バルドのみなぎる力を精を吐き出すことで抑えている(←つまりは、エッチしている)
これ・・・昼間の王子バルドは知らなくて、知らない間に尻を掘られているわけですが・・・
でも、魔獣バルドは、自分を気持ちよくしてくれるハヴィにメロメロになって!
なのに同時に、ハヴィと一緒に旅をする王子バルドもハヴィのことを少しづつ意識していき、身体の関係を持っちゃって!!!
あれ?この状況・・・実は修羅場じゃね?と聡い方なら気づくと思うけど
直球で説明させてもらうと、ハヴィが、王子バルドと、魔獣バルドのふたりを両てんびんにかけてるってことなんですね!
いや!別人格であれど身体は一緒なわけですから、浮気とは言えない気もしますが、魔獣バルドと王子バルドが分裂したことで、修羅場展開に発展!
ヨメ二人に「私が愛しているのはバルドだけ・・・・・だから、お前も!お前も!私の大好きなバルドなんだ」と、どや顔で説明するハヴィ
こらこら・・・かっこつけたら何でも許されると思うなよ!(笑)
そんな感じで、紅い魔剣の呪いを解くという使命と同時に、エロターンもばっちりあって、なおかつ修羅場展開が楽しめる
かなり読み応えがある内容となっています
これ本格ファンタジー巨編でしたっけ?ってくらいの迫力
7巻では、ついに魔人が復活!
世界の危機到来で、空の中から異様な異物が現れたり、激しい戦いのシーンがあったり・・・
なんか、いろいろすごかった!
「これ、BLだよね?」と思いつつ、ドッカーン!ズズズズ・・・ドォーーーン!!!
常に、効果音が常に鳴り響いているぅぅぅ!
でもって「聖なる白き業火!(と書いて、“セイクリッドフレア”と読む)」「漆黒の鎧(と書いて、“ダークマターウォール“と読む)」という技を叫んで戦う様に・・・
つい「少年漫画みたいだな・・・」と思ってしまった・・・
世界の危機に、どっちがハヴィの恋人なのかと争っていた魔獣バルドと王子バルドも力を合わせて戦っています
1巻の時点では、こんな本格バトルが繰り広げられるラストがくるとは想像していなかったのでかなりびっくりしました
1巻の時と変化したふたりの力関係に萌えた
1巻の時のハヴィは、損得感情でしか動かないキャラだった
バルドの旅についていったのも、夜になると、魔獣化するバルドのことを、面白いって思ったから!
だけど、巻数がすすむごとに、ヒロイン体質のバルドに嫉妬する心が生まれ、魔獣バルドもかわいいし、王子バルドも好きだという特別な感情が生まれだす
しかし、特別な力を持っているハヴィは、常に、バルドよりも優位な立場にあった
だけど、バルドが分裂したことで、その関係がひっくりかえる!
ふたりから「どっちが好きなのか?」と責められたハヴィは、たじたじ・・・
まさに、浮気がバレた情けない旦那状態である
しかし、イケメンキャラのハヴィ・・・二人同時に愛せると3Pに挑戦!
攻めひとりで受け二人を満足させるという絶倫ぶりを見せる!!!
そういう流れもあって、7巻のラストでは、バルドにしっかり尻に引かれてたハヴィ!
いや・・・これは、バルドが小悪魔的魅力にメロメロになっちゃったんですね~
バルドにかわいくおねだりされただけで、疲れていたのにやる気になっちゃうハヴィ
いやー・・・もう、このふたりは、永遠にこの力関係で仲良くふたりでやっていくんだろうなって幸せになるラストでした
海ホタルの感想まとめ
1巻から読み直したのですが・・・
やっぱり、7巻と比べると1巻の画は今風の画とはいいがたいです
でも・・・1巻のときから、画の完成度が高いのも事実!
ぜひ、小道具や衣装、繊細な描きこみを隅々まで楽しんでほしいです
あと、1巻が出たのが、かれこれ16年前なのですが・・・
ストーリー部分もかなり面白い
1巻の時点では、なんちゃってで終わるファンタジーなのかな?と思っていたのですが、完結巻では、すべての布石をきれいに回収!
16年前の作品だとなめてかかっていると、がっつりとちゃんとしたしたファンタジーなので驚くと思う
そして、このハイクオリティを維持した状態で完結したっていうのが本当にすごいと思いました
ファンタジーBLなので、やはり、ファンタジー好きな方しか手にしないのかな?と思うと、もったいなって思える作品です
ぜひ!未読だって方は、7月29日までブックライブさんで1~2巻が無料配信中なので、チェックしてみてね
この作品、16年前のスタートだったのですね💦
知りませんでした💦
やまね先生のインタビューで「長編とはまったく考えていなかったんだけど、こんなにお話が延びちゃって💦でも、しっかり完結目指したい」的に語られていたのを読んだ記憶があります!?
本当に、しっかりとした大団円で終わってますよね!!
エロもしっかり!!!
にしてもホタルさんの文章は分かりやすくて
痒いところにも手が届くと言うか
凄いな~と感心させられます!
そして「知らない間に尻を掘られているわけで」には爆死しました(≧▽≦)
これから私も1巻から読み返します!
ひさこさんへ
1巻は、軽い感じのストーリーだったのに・・・
どんどん話が複雑になっていって・・・これ、お話の収拾がつくの?ってハラハラしていたので!
みんなが幸せになったラストに大満足です!
もう!ほんと名作ですよね!
1巻が出たのが16年前なのですが、16年前でこのクオリティ・・・
触手プレイって・・・昔からあったんだなーって思ったりして!
ストーリーやエロ部分も、今読んでも古く感じないし!
ほんとすごいですよね!
この作品は、語りだしたら、ほんと熱く語れますよ!
あ!文章を褒めていただきありがとうございます~・・・照れます・・・てへへ