こんにちは!海ホタルです
「気まぐれなジャガー」
ついに最終巻です!
もうねー・・・
わたしは、この新×椎名カップルがむちゃくちゃ好きでして!
終わってしまうのが本当に寂しい・・・
ここまでこのカップルのことが好きになったのは、彼らの出会いからの15年間をずっと眺めてきたから・・・
ほんと、人の成長を見守ることができるって、言葉にできないすばらしさがある!
ですので!
今日の感想は、熱く「気まぐれなジャガー」を語るだけの内容となっています!
未読の方は、熱く語るわたしを楽しんでくれ!
目次
作品紹介
「気まぐれなジャガー 4巻」のここが面白い
きれいに4巻で完結!スカッとした終わり方がすばらしい!
この作品は、1巻の冒頭が物語の着地点となっていて、着地点ありきで読むBLってどうなの?と思いながら読み始めたのですが
いやいやいや・・・
まじで面白かったです!
作中に出てくるPeg(←バンド)のことを、よく「伝説」とか「歴史的」って言葉で表現するのですが!
最後まで読んで、その言葉の意味が身に染みた!
振り返ることで、重みが増すんですよねー
ほんと、あの時、あの瞬間・・・って感じで、記憶の中にある思い出の方が美しいことがある
だから、このお話は、4巻の最後を読んだ時点で、着地点ありきで描きだした意味のすごさがわかるんです!!!
いや・・・もう・・・これすごくね?
これBLだよね?
たかがBLのはずなのに???
たかがBLじゃない奥の深さ!
新と椎名と、もう会えないのは、本当にさびしいけれど!
でも、人気があるからと無駄にダラダラ続けず、スパッと終わらせたこの潔さがすごい!
もう・・・ほんと、この作品そのものが、BL界の「伝説」だわ!
新の贖罪!?待つことのつらさを描いた4巻
このお話のすごいところって・・・
メインカップルである新と椎名の出会いから、成功するまでを描いているところ!
2人の出会いなんて、まだ10代!
青くさくて、田舎の中高校生で、性欲に翻弄されてグダグダになるような年齢から関係がスタートしているんですよ
この当時から、新は、人としてかなり熟している一面を持っていましたが
いやいやいや・・・
最終巻で登場した新の大人っぽさから見ると、まだまだひよっこ!!!
その証拠に、途中で、恋人である椎名の才能に嫉妬して、中途半端に別れを告げていますもんねー
自分の中にある感情に責任も持てず、中途半端に恋人を投げ出して都会へと逃げる新!
置いて行かれた椎名は涙涙涙~・・・・
でも、この時の出来事が、椎名が突発性難聴になったとき、今度は自分が待つ番だ!と、海外へ行ってフラフラしている椎名をひたすら待ち続ける展開に結びつきます
空港で椎名を見送るシーンの新の涙は、数年前に椎名が流した涙とおなじもの
海外にフラフラ言って、気まぐれに帰ってくる椎名のことを待ち続ける新・・・
4巻で、椎名が一瞬、行方不明になるシーンがあって!
その焦り方から、新の待ち続けるつらさがすごくよくわかる・・・
自分の罰は続いている・・・と思いながら、恋人である椎名の復帰を待つ新が本当にかっこいい4巻でした
1巻から、ふたりの出会いをずっと見守ってきた身には、本当に身が染みた最終巻!
出会ってから15年たってもラブラブなふたりの姿もすばらしい!!!
描き下ろし「小さな恋のうた」
本編では、ギター繋がりで椎名の家に出入りするようになった新
でも、実は、そうなる前に、ふたりが出会っていたってエピとなっています
新を見て「早く消えろよ・・・メガネくん」と思っている椎名・・・
そのメガネくんに君は将来メロメロもなるからぁぁぁ!と思わずツッコんでしまいました!
んで、新は・・・この人、ほんと、やさしいよね!
自分だって寒いのに、椎名に服を貸しちゃっている!
見ず知らずの初対面の相手にもやさしい新・・・
わがままなマイペース王子の椎名にとっては、新は好相性だったんですねー
アニメイト特典の小冊子
小冊子付きがあると聞いて!アニメイトさんで購入しました~
雑誌編集長になって忙しくなった新は、椎名のツアーについていけなくなります
「ごめんな」と謝る新に、椎名は「いいよー」と答える
いつもなら、「ついてきて!」と言って新から離れないはずなのに・・・
新は、心の中で、「なにかがおかしい・・・」と不信感を募らせているのに
この後、まんまと椎名の作戦にだまされて、仕事を巻きに巻いて九州ツアーに顔を出しちゃう
新・・・顔死んでる・・・
ふっ・・・
なんかおかしいなって思っているのに、それでも騙されている新が面白すぎる!
椎名のしてやったり顔が楽しかったです
海ホタルの感想まとめ
ほんとうによかったです!
むちゃくちゃ達成感のあるラストだった!
しみじみとよかったな~って感じじゃなくて
パチーーンッてはじけた!
まさに昇華したって感じです
エロがあって面白ければいいんでしょって言う安易さじゃなく
彼らの苦悩や喜び、挫折、栄光を一緒に共有することができた喜びが大きいです
口コミの中で、4巻ではエロがちょっと少なかったってご意見も見ました
でも、この作品は、エロ目的で読む作品ではないですね~
なんていうか・・・「つらさも喜びも、共に一緒に乗り越える愛」を楽しむ漫画です
私の中では、新も椎名もちゃんと生きていて、これからも、きっと何度も彼らのことを思い返すと思います
たくさんの感動をありがとう!
伝説の場に立ち会えたことを、本当にうれしく思います
この作品は、ほんと1巻から一気に読んでほしい作品なので!
未読の方は、1巻から読み始めることをおすすめします
コメントはこちらから