いやーーーー・・・
ほんと!ウノハナ先生は神ですよね!神!!!
「犬と欠け月」3巻、読んだのですが
ほんと!みごとな最終巻でした!
まさに、昇華しきった!って感じの満足感!!
色気あふれる目線の数々にギュンギュンした!!!
ボクシングトレーナーとボクサーの恋を熱く描いたこの作品!
ぜひ!よりたくさんの人に読んでほしい!!
では!紹介に行ってみよー!
目次
作品紹介
一弥を日本に残し、一弥とは犬猿の仲の新トレーナー・柳井と海外へ強化練習に行くことになった無口で不器用な若きボクサー・岳。
初めは苦手だった柳井と交流するうち少し心を許すが、一弥との情事の跡を柳井に見られてしまったことで思わぬ事態が勃発してーー?
「犬と欠け月 3巻」のここが面白い!
当て馬の柳井さんがいい仕事をしている!
この作品のなにがいいって!
1巻よりも2巻
2巻よりも3巻と
巻数を重ねるごとに、主人公二人の関係性がどんどん深くなっていくのがよくわかるってところ!
当て馬の柳井さんが、いい仕事していましたよね~!
ウノハナ先生の作品って・・・時々、当て馬が登場しますが
いまひとつグッと入り込まない
主人公二人を軽く揺さぶる程度の役割ってイメージだったのですが
「犬と欠け月」に登場する柳井は違います
スコールが降る中でちょっと強引なキスを受けの岳にしたかと思えば
攻めの一哉に上から目線で「(岳のことを)おれもほしくなった」と堂々と宣戦布告!
自分が負けるとは一ミリも思っていない不遜な柳井の態度にキュンキュンしました!
でも・・・
当て馬なんだよね~・・・(しみじみ・・・)
で・・・岳のことを本気で狙っていると見せかけて
それは、すべて攻め役である一哉に対して抱えている劣等感や羨望、焦燥などの気持ちが複雑に絡み合ったゆえに生まれた感情だったというオチ!
もう!!!
柳井さん!!!
どんだけ!不器用なんですか!!!
いや・・・でも、岳のことをかわいいって思ったのは本当の気持ちだと思う!
だって!そういう目で見てるし!!(←もう、これは、本当に岳がかわいいから仕方ない!)
いや・・・ほんと!2巻で柳井さんが登場したことで、「犬と欠け月」は、一層、面白くなりました!
ほんと、すてきな当て馬だった!
大人ぶっているヘタレ攻めと世界一強いワンコな受けがよかった!
柳井さんに、ちょっと揺さぶられただけで、心に嫉妬の炎を燃やす一哉
だけど、一哉は、岳よりも大人だし・・・トレーナーだし・・・ヘタレだしで・・・
自分の感情をむき出しのまま岳にぶつけることができない
だから・・・
つい・・・
岳の愛を確認したくて、エッチの時にいじめちゃうんですよねー!!ニヤリ!
柳井と一緒に海外へ強化練習へ行っていた岳
2週間離れ離れで、ようやくエッチできる状況なのに
「我慢してたか?」
「2週間も、(おとなしく)毎日、ホテル帰って寝てたって?」
「お前の体を、そんなお行儀よく育てた覚えはないからさ」
もう!
このいじわるスケベめ~!!!
一哉のいじわるな言葉攻めの中に、岳のことがかわいくて好きでたまらないって気持ちがギュンギュンに詰まっています!
そして
受けの岳は、ベッドの中では一哉の思うがままに泣くのに
世界チャンピオンなんだよねー・・・
一哉のことが大好きでたまらないって岳のベッドの中での仕草もほんとワンコ
言いたいことがうまく言葉にできなくて、がぶりと噛みついてる!
もう~!かわいい!!!ほんとたまらん!
隙あらば、このふたり、常に身体を密着させてて~・・・
お互いがすごい相手のことを好きっていうのが伝わってくるのがほんとうに素敵なふたりです
当の本人たちは、相手のことが好きすぎて、いろんなものが見えていないけど!笑!
読んでる私は、ほんと楽しませてもらったヨ!
海ホタルの感想まとめ
本編ラスト・・・
出会った頃のふたりの写真に、ふたりで積み上げてきた年月の重みを感じました
出会ったときから、いろいろあったよねー・・・しみじみ・・・
そして、描きおろしは、岳の世界タイトル防衛線!
連載終了後の4年後のふたりを描いています
これは!?描きおろしが本当のラストって感じ?
一哉は、自分が育てた子が世界一位になって、本当に誇らしいと思うよ
岳を甘やかしたくて仕方ないと思う
ほんと自慢の恋人ですよね!
ふたりには、ひかり輝く場所にいつまでもいてほしい!