こんにちは。海ホタルです
らくたしょうこ先生の「雨上がりの僕らについて」の続きが出ました
この作品は、主人公ふたりがすごいいい子で、受けは人と揉めることがとても苦手で泣き虫だし、攻めはちょっと強引さがあるけどちゃんと反省もできる子で・・・
読んでいて「いいな~。こんなカップル♥」って思える作品です
1巻ではふたりの再会
2巻では、大人になりきれない母親を持った攻めの苦悩が描かれていました
続く3巻はどんなストーリーが楽しめるのか?
紹介したいと思います
目次
作品紹介
親友から恋人同士になった奏と真城はいよいよ念願の同棲を開始。
二人の家での新しい生活を満喫する。
そんな中、奏が家族にある隠しごとをしていたことが明らかになり…。
さらには、二人で帰省することに。雨が上がったそのさきの、幸せの形とは――。
最終話はコミックス描き下ろし。
「雨上がりの僕らについて -そのさき-」のここが面白い
同棲編!ラブラブだったりケンカしたり・・・順調なふたりなのだが・・・
3巻では同棲生活がスタートします
同棲生活初日・・・
「これからよろしくお願いします」とペコリと頭を下げる真城(攻め)
頬を赤くし「はい」と返事をし、「よろしくお願いします」と頭を下げる奏(受け)
ふたりして「へへ」「えへへ」と照れ笑いした後、真城が奏にピタッとくっついて「奏がずっといるんだなー」とむっちゃうれしそう♥
奏は「いるぞー!!!」とムギュっと抱き着く♥♥♥
うわーーーー!!!幸せいっぱいに笑顔の二人の姿が尊すぎるぅぅぅ!!!
そんな感じでラブラブなふたりですが、どちらの家事負担の方が大きいかとケンカしちゃうことも!
家事の分担を提案した後に、攻めが拗ねて・・・その姿にイラッとする奏!
しかし、むちゃくちゃ怒っていたのに、時間がたてば「言い過ぎた」とお互いが反省・・・
ふたりして相手の機嫌を取ろうと、ちょっと豪華な食べ物を奮発し買って帰る
「食い物で解決しようとするのってよくないよな」と言いつつ、ふたりして笑ってる!
いやはや・・・本当に理想のカップルの二人なのですが・・・
3巻では、奏の父親に、二人の関係がバレちゃいます!!!
父親が苦手な奏!でも、家族だから・・・
もめ事からすぐに逃げちゃう奏
それは、上手く自分の気持ちを相手に伝えることができないからなんですよね・・・
そんな奏は、ごく普通の4人家族で育ちました
家族からむちゃくちゃ愛されている感じなんだけど、ただ、お父さんが、ちょっと「男とはこうあるべき!」って古い考え方をする人で・・・
そんな父親に、男とつきあっているとバレてしまいます
もう、そりゃ、びっくりするわ!!!
真城との関係を説明しようとする奏に「何をバカなことを」という父親
奏は、胸がつまっておもわず涙
それを見た父親は「男が簡単に泣くんじゃない!」
父親の強い物言いに、話しても無駄だ!と「家族を捨てる」と言い出す奏
きっと、父親は理解してくれないと思う奏ですが・・・
この後、息子がゲイと知ってどう思ったか?ってお父さんが語るシーンがあるんです
ここ・・・もう・・・お父さんの気持ちもわかる~ってなっちゃって涙が・・・
奏がすごくいい子なので、きっと、いい家族に恵まれて育ってきた子なんだろうなって思っていましたが・・・結局、いい家族だったって感じですね
家族だからこそケンカをしても大丈夫なんだぞ!って思いました
海ホタルの感想まとめ
こちらの作品は、ジャンルは「BL」ですが、一般誌に掲載されているということもあり、エロを目的に読む作品ではありません
ふたりの家族(←バックボーン)や高校時代からの友達たちがちゃんと描かれている作品です
高校時代、ゲイということで心痛めていた奏が、大人になって高校時代の友人であった真城と再会し、ちゃんと幸せになれたという展開もとっても心温まります
とにかく奏が泣き虫でしてねー
辛い涙もあれば、幸せな涙もあって・・・
奏の気持ちにシンクロしつつ楽しむことができました
ほんとかわいいふたりです!
末永く幸せになってほしい~!