こんにちは!海ホタルです
大島かもめ先生の新刊は消防隊員です!レスキュー隊員です!
力仕事をする男性を見るのが好きって方は絶対にチェックしてほしい
どんな性格のふたりが登場するのか?
紹介します
目次
作品紹介
俺様で自信家のレスキュー隊員研修生・矢島は、優秀でクールな同期の鳥飼が気に入らない。喧嘩ばかりの二人だが、ある日売り言葉に買い言葉で一線を越え、矢島は鳥飼を抱いてしまう。後悔しながらも、鳥飼のすがるような表情が頭から離れず、彼を意識するように。しかし、今までライバルだったが故に、彼を前にするとどうしても素直になれなくて――。
「コントラディクト」のここが面白い
ライバル関係にあるふたり!デレカシーがない攻めが登場
レスキュー隊員になるため厳しい訓練を受ける矢島(表紙:黒髪)と鳥飼(表紙:茶髪)
自信家の矢島は、かなりの負けず嫌いの努力家!
同期の中で最速でレスキュー隊員になってやると意気込んでいる!
しかし、それを邪魔するのが才能あふれる鳥飼
矢島は、訓練中に鳥飼のことをライバル視し、メラメラと闘志をぶつける
矢島の態度に鳥飼もカチーン!
矢島に負けたくないとむちゃくちゃ本気を出す
どっちが上か?競い合うふたりはいわゆる「ライバル」なのだが!
そんな二人の関係が変わったのは、鳥飼の家でふたりで飲んでいた時のこと!!!
俺は女の扱いは上手いと豪語する矢島
そんな矢島を鼻で笑う鳥飼
「自分で上手いっていうやつは、満足してるの本人だけだから」
酒が入って気が緩んで言ってしまった発言!
言った傍からみるみる顔が青くなる鳥飼
んで!
ここからの矢島がこれまたデレカシーがない!
「お前、女とやったことがないの?」
「だって俺、ゲイの奴と話すの初めてだもん!」
この矢島のデレカシーのなさに、ブツっときれる鳥飼が襲い受けに豹変!!!
ノンケの矢島!
ライバルの鳥飼相手に腰を振る羽目になってしまう!!!
「実は・・・」という展開!受け視点が面白い
この作品の面白いところは、途中から、鳥飼視点に切り替わるところ!
才能があって、器用な鳥飼・・・
実は、元カレたちからその器用さを嫉妬され振られるということを繰り返してきた
好きな相手からも嫉妬される器用さ
小さく縮こまる鳥飼
そんな彼の前に、闘志むき出しの矢島が現れるのである!
張り合ってくる矢島の姿に、小さく縮こまっている必要はないのだと本来の自分を取り戻す鳥飼
受けは、攻めに出合った時から攻めのことを特別視しています
この攻めの前に、自分を偽る必要はないと言う安堵感
片思いでいいと思っていたのに、つい一線を越えてしまう!
クールな顔をしてる受けも、心の中は、むちゃくちゃ大騒ぎ状態なんですよ!!!
事故って感じで一線を越えて、攻めは、どうしていいかわからずオタオタしているが、一緒に過ごす時間の中で気持ちが通じ合っていく展開がとっても楽しかったです
海ホタルの感想まとめ
いや~・・・「ライバル」関係っていいよな~って久しぶりにじわっときた作品でした
「ライバル」だからこそ、ありのままの自分を見せることができて、高め合っていく関係がいいですよね!
攻めのデレカシーのなさが、ちょっとひっかかりましたが・・・
受け的には、裏表のない攻めの態度も魅力なんだろうなって思います
ケンカップルがお好きな方は、ぜひチェックしてほしい作品!