夏目イサク「花恋つらね」7巻 感想レビュー

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

ついに出ました!「花恋つらね」7巻!!!

1巻を読んだ時、こんなに続くと誰が予想したでしょう~

いやー・・・7巻だよ!すごいよね!!

大きなラブトラブル的イベントは起きないけど、じわじわと緩やかにストーリーが進んでいるのがすごいわー!!

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作品紹介

源介の兄・蔦丸、惣五郎の従兄・武市に関係を猛反対された源介と惣五郎だが、それでも共にいる道を選ぶ。そんな彼らにかつての自分たちの姿を重ねる惣五郎の祖父・菊右衛門の姿があり……。

「花恋つらね 7巻」のここが面白い

気になっていたこの部分がついに明かされた!

梨園の御曹司である二人の恋を描いたこちらの作品

7巻では、先代たちの惣五郎と源介の祖父たちの恋バナが描かれています

伝統芸能の技を継ぐという重みを感じました

今までチラチラと匂わせてきた菊右衛門(←主人公である惣五郎の祖父)と寿一郎(→主人公である源介の祖父)・・・

二人の間になにがあったのかが判明しました

このふたり・・・若かったころ、本当に息の合ったコンビでして・・・

なんというか・・・言葉にせずとも気持ちが通じ合う?

才能があるもの同士しかわからない世界感?

自分を舞台の上で一番輝かせてくれる相手としてお互い信頼しきっているんですね~

 

息の合った二人の舞台の高揚感がとても素敵です

 

でも・・・そこに「恋愛」が加わることが許されない

こんなに、お互いのことを一番に思い合っているのに!

お互いの手を取ることが許されないふたりなんですねー

BLであれば、ご都合展開があってもおかしくないのに!

非情にも、別々の道を歩き始めます

何百年も受け継がれてきた芸と血を次世代に残さなければならない・・・という

生まれた時から背負っているものがあるふたりのつらい恋に胸がキュンときました

 

しかし・・・

この時、菊右衛門と寿一郎がくっつかなかったからこそ!

惣五郎と源介が生まれたんですよね~・・・

なんか・・・悲恋は悲しいけど・・・二人の恋が叶っていたら、惣五郎と源介がこの世にいなかったと想像すると・・・胸中は複雑・・・

源介と惣五郎はどうなった?

6巻で、源介の兄である蔦丸に、二人の関係がバレてた惣五郎と源介!

どうなっちゃうの?と不安でしたが、なんとなく、蔦丸をだましだまし状態でおつきあいを続けています

高校を卒業し、本格的に芸能活動をはじめたふたり

それぞれに歌舞伎役者以外の仕事が舞い込み、それに真摯に向かいながら、悩み、励まし合い、お互いに高みに向かっていっています

蔦丸問題は解決してないけど、二人の関係は安定しているって感じですかね?

気になったところ

個人的に気になったのは、蔦丸が女形になることを決めた時、誰にも言っていないのに、菊右衛門がそれを知っていたことですよねー

連載を読んでいた時は、察しのいい菊右衛門だからわかったのかなー?と思っていたのですが

コミックで読んでみると、もしかして、寿一郎と菊右衛門は、結婚後も、密かに連絡を取っていたのでは?という気が・・・

深読みしすぎかな~?と思いつつ・・・

でも、蔦丸が女形になりたいって言った時、寿一郎があっさり了承したのは、もしかして、菊右衛門が、以前から寿一郎になにかしらアドバイスをしていたのでは?って気もするんですよね~

考えすぎかな?

描きおろしはこんな感じ

描きおろしは7Pでした

イケメンだらけの実写ドラマで学園の王子様役をした惣五郎

そのドラマで、ヒロインに壁ドンし「お前、おれの誘いを断るの?」っていうシーンがあるんです

どうも王子様は俺様キャラらしい・・・

源介が、「このセリフを俺にも言って!」と惣五郎にお願いするって話でした

このセリフを言う惣五郎がむちゃくちゃかっこいいんです!

源介も胸キュン♥

「こんなに全国に流れたら、みんな惣五郎に惚れるじゃん・・・」って焦ってる~

わはは!

もう・・・ほんと、源介は惣五郎にメロメロですよね!

海ホタルの感想まとめ

人気コミックの続巻なので、安心して楽しむことができました

高校を卒業して世界が広がっていっても、仲良しな二人の姿にほっこりします

今後の展開に期待したいですね

試し読みはこちらから

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