こんにちは!海ホタルです
本日のご紹介コミックは那梧なゆた先生の「みはなだペクトライト」
本屋さんの平台でこの表紙を見て、ビビビッてきて手に取ってしまいました
高校生ラブ!ライバルもの!初々しいラブが描かれていて、読んでとっても甘ずっぱいって気持ちになれました
BBA世代が読んだら、「こんな時代があったよなー」ってなつかしい気持ちになれる!笑!
では紹介にいってみましょー!
目次
作品紹介
いつも学年テストの成績1位の川瀬翔也は、ある日自分のことを毛嫌いしている同級生と出会う。
それが学年2位の栗原菊だとわかり、はじめは嫌な奴だと感じるが、食事よりも勉強を優先させ成績に固執する彼のことが、何故か気になってしまう。
そんな中、中間テストの結果が発表され、再び「2位」という自分の結果を知った栗原。
表情をゆがめる栗原を見た川瀬はどうしても彼を放っておけず…。
「みはなだペクトライト」のここが面白い
テスト1位を競い合うライバル関係のふたり
冒頭・・・
表紙の男の子・栗原は、常に眉間にしわがより不機嫌そうでイライラしっぱなしです
ちなみにわたくし・・・
那梧なゆた先生が描く「機嫌の悪い男の子」の表情がむちゃくちゃ好きです
すっごいイライラしているのがわかって、逆にかまいたくなっちゃいます!!
そして、栗原が常にイライラしているのは、学年テストの日が迫っているから
なにがなんでも、次の学年テストで1位になりたくて、ガリガリガリガリ・・・昼食時間さえも惜しんで勉強しているわけです
そんな彼が大嫌いなのが、学年首位の川瀬くん
しかし、川瀬くんの方は、常にイライラして顔色の悪い栗原くんが気になって仕方ない
ご飯もまともに食べずに大丈夫?って、ついおせっかいをしちゃう
でも、自分が嫌いな相手から世話を焼かれるほど腹がたつことはありません
栗原くんも最初、川瀬くんのおせっかいにいら立ちを重ねていくのですが・・・
けれど・・・・
栗原くんが「もう!ダメだーーーー!!!!」って気持ちが崩れちゃったとき、傍にいてくれたのは川瀬くんなんですね
ふたりとも、学年首位にならなければならない理由があり、譲れないものがある
正々堂々と勝負をし、絆を深めていく流れは、まさに青春!!!
いらだつだけの存在だった相手がいつしかよきライバルになり、そして、特別な相手になり、それが恋になりって流れは読んでて、ほんと読んでて甘酸っぱい気持ちになれます
高校生BL
ライバル
かっこよくはないけど等身大
そういうBLがお好きなかたにおすすめ
ここはちょっと急展開すぎじゃない?って部分もあり
いやいや・・・
けっこう急にキスシーンが投下されて、そこは、ちょっとびっくりしました
流れといては・・・・忙しすぎて、頭がボーっとなって、つい・・・って感じなんですけど・・・
正直、これは、ちょっと急展開すぎじゃない?!って感じはあった
でも!!
相手のことを「恋愛として好き」って自覚する前にふらふら~ッとキスしちゃって
キスした後も、そんなことしなかったかのように、普通に会話を続けてて
後から、じわじわって「あれ?俺、さっきなにしたっけ?」って思い出して・・・
「もしかして、あいつのこと好きなの?」って自覚しちゃう流れは、ありといったら「あり!!!」だと思いました
行動が先に出て、後から感情の整理が追いついてくることって、リアルとしてはよくあることじゃないですか?
この後の、告白→おつきあいの流れも、よかったです
夜中に「もしかして!次回はエロ展開?」と思いたったら即エログッズをスマホから注文しちゃうところとか、むちゃくちゃかわいいって思った!
んで、本当にエロ展開になったら、お互い、ちゃんと準備していて「俺も男の子なのっで・・・一応、気にしてた」
くぅぅぅぅ!!!スレてなさすぎやろぉぉぉぉ!!!!
エロシーンはとっても初々しい感じとなっています
ほんと、行動や考え方がいちいちかわいいふたりなんです
でも、きっと本人たちは、むっちゃ必死!!笑!!
海ホタルの感想
すごい個性が光ってるって感じの主人公たちじゃないんです
告白のシーンもかっこなんてつけれない
攻めがもじもじしながらの告白して
受けは捻くれているからツンデレな態度で「告白OK」
どっちかがヘタレな時は、どっちが引っ張ってやって
どっちかが凹んでいるときは、どっちかが励ましてくれる
派手さはないけれど、それがいいふたりなんですよね
ふたりの対等な関係がちゃんと描かれていて読んだらほっこりできるBLコミックです
リアルにこういう高校生がたくさんいそうだなーって思いながら楽しめるのがいいと思いました
こんにちは〜
最初タイトル見た時、みはなだって何?って思い思わず調べました。明度の高い青で水縹は更にそれを薄めた色で、日本の伝統色なんですね。かっこいいタイトルだな〜と思いました。
ちょうど鈴丸みんたさんのゴールデンスパークルを読んだ後だったので一瞬優等生cp特集でもあったかなと思うぐらいの設定被りでしたが、こちらも可愛いcpでした。前作同様無自覚にキスしちゃうという唐突感はありましたけどね。なんだかいざとなると攻めがヘタレで受けが漢らしくて可愛かったからもういいや(*´ω`*)という感じです。
うらさんへ
“みはなだ”をわざわざ調べてくれたんですねー!わたしも、色の名前とは知っていたんですけど、具体的にはどんな色が知らず・・・
だから、どんな色が教えていただいて「ほう・・・なるほど」と感心しました
前作でも、キスシーンに唐突感があったんですね!(笑)
そういう感覚の先生なんでしょうか?
そういや、こちらのコミック、帯には鈴丸みんた先生からのおすすめコメントがあるんですよー
また、本屋にいったときにでも覗いてみてくださいねー