こんにちは!2023年は、ケーキバースが流行ると信じている海ホタルです
百瀬あん先生のケーキバースBL「舌先から恋」の配信がRentaさんでスタートしています
以前、ケーキバースとについて、記事を書いたのですが、わたしの、力不足で「いまひとつ、ピンとこない」などのコメントを頂いています
自分の力不足にがっかりしましたが・・・
ただ・・・・
この「ケーキバース」・・・
たぶん、読まないと、設定の魅力が伝わりにくいと思っています!
そして、「ケーキバースってなに?」と思っている方にとって、この「舌先の恋」は、入門書として猛烈におすすめです!
どんな作品なのか?
紹介します
目次
作品紹介
「俺のこと、欲しくないですか?いいですよ…食べて」
憧れの先輩×優等生の図書委員くんのケーキバースBL!この世界には「フォーク」と「ケーキ」と呼ばれる者たちがいる。「フォーク」は捕食者、「ケーキ」は被食者。どちらも、見た目も生活も普通の人間と変わらないが、唯一違うのは、フォークには味覚がないということ。
ただし、ケーキの体液に対してのみ味を感じ、その味はとてつもなく甘美なもので、欲求に抗えず犯罪を犯してしまうフォークもいるらしい。その為、フォークは犯罪者予備軍だと言われることも多く、校内でも人気ものの達成は自分がフォークであることを隠して生活していた。
そんなある日、ザ・優等生な後輩の図書委員くんを事故から助けた際、口に入った彼の汗を「甘い」と感じて…。美味しくて、気持ちよくて…愛しくて止まらない――
百瀬あんが描く、うぶでエッチなとろとろケーキバースBL!
「舌先から恋 1巻」のここが面白い
ケーキバースを知らない方のために!
ケーキバースの設定をざっくりと説明すると・・・
①フォーク性の人間は、何を食べても味を感じないが、ケーキ性の持つ体液にのみ甘味を感じることができる
②フォーク性の人間は、味覚を失うことで、自分がフォーク性だと自覚ができるが、ケーキ性の人間は、フォーク性の人間に会わない限り、自分がケーキ性だとは気づかない
③フォーク性の人間にとって、ケーキ性の体液は特別なもの!そのため、フォーク性の人間がケーキ性の人間を襲うというニュースが絶えない
なので、社会的に、フォーク性の人間は「犯罪予備軍」と勘違いされている
④フォーク性の人間は、ケーキ性の人間に会わなければ、その甘味を知らずに生きていける
でも、ケーキ性の甘さを知ったフォーク性がケーキ性の体液欲しさに犯罪を起こしちゃうのもわかる気が・・・!
でも、フォーク性と会わなければ、ケーキ性の子は、自分が「ケーキ」と知らずに生きていけるし・・・
フォーク性の子も、ケーキが持つ特別な甘さを知らずに生きていける
なので、もっとも出会ってはいけないバース性同志ともいえる!
「あらすじ紹介」フォーク性の主人公がケーキ性の同級生と出会い・・・
フォーク性の建成(←高校男子)
ある日を境になにを食べても味を感じなくなった
だけど、味がわからない部分をのぞけば、ごくごく普通の高校生
友達たちがニュースで流れるフォーク性が起こした暴力的事件の話をするたび、自分には関係ない話だと思っていた
だが、ある日、ケーキ性の捻世と出会う
捻世と会い、キスをし・・・ケーキ性の人間の体液の甘さを知ってしまった建成
その甘さを味わいたくて、捻世と何度もキスをするのだが・・・
フォーク性にとって、ケーキの体液を味わうと言うのは「食事」のようなものなので、キスをしたからといって性的な興奮を覚えることはない
なので、建成にとって、捻世とのキスは「食事」だったが・・・・
ある日、キスをされている捻世のあそこが固くなっているのに気づいてしまう!
性的な意味はなかった建成は驚くけど、泣きそうになっている捻世の表情に、「美味しそう」という衝動が心のうちに湧き上がってくる
自分は、ニュースに流れるような暴力事件を起こすわけがない!と思っていた分、自分に芽生えた感情にかなり動揺した建成
世と会うことを経つことで、自分の中に芽生えた感情をなかったことにする
なのに!捻世が建成を追いかけるように大学に入学してきちゃうのです
捻世との再会に動揺し、最初は冷たくする建成だけど・・・
捻世から、自分が性的に興奮していたのはケーキ性が持つ「被食反応」だと説明される
ケーキ性は、フォーク性に捕食されていると思うと恐怖を緩和するために脳が快楽物質が出すと説明する捻世
お互い「Win-Win」の関係だから楽しみましょうと言われて、再び捻世とキスをするようになるが・・・
行為は少しづつエスカレートしていって・・・
両視点で描かれているのが面白い
捻世と出会う前、フォークがケーキを襲ったと言うニュースを見るたび、それを他人事のように感じていた建成
実際、ケーキ性の捻世と出会い、その体液の甘味を知り、「美味しそう」という気持ちを知ってしまうわけです
しかし、これ・・・恋愛における相手を支配したいって感情とよく似ているんですよねー
「性欲」なのか?ただの「食欲」なのか?
そこらへんが呼んでいる側でごっちゃになってきて、それが、読んでて面白いわけです!!!
また、百瀬あん先生の描き方もうまくって!
捕食行為を続けていく中で、少しづつ建成の中で捻世への恋愛感情が育っていくのがよくわかるのがすごい!!!
さらに、面白いのが、両視点で描かれているところ
建成に、性的に興奮してしまうのは、ケーキ性が持つ「被食反応」だと説明した捻世
だけど、実は・・・捻世は、建成が捻世に気づく前以前から、ずっと建成のことが気になっていたって展開です
はじめての挿入の時も、まず、建成が気持ちいいかどうかを一番気にする捻世
健気で一途な受けが大好きな人が楽しめる展開です
海ホタルの感想まとめ
最後は、次巻に続くで終わっています
あと、百瀬あん先生が描く受けって、かわいくて女の子っぽくてって作品が多いですが、こちらの作品の受けは、地味でまじめな優等生キャラです
女の子っぽい受けは苦手だと言う方も楽しめる受けだと思いました
ケーキバースが気になっている方は必見のコミックとなっています
ぜひ、試し読みからチェックをしてみてね
試し読みはこちらから
紙書籍の方には、「ドラマCD付き特装版」もあるので、ドラマCDが気になる方は、ぜひ、紙書籍でゲットしてね
紙書籍の方には、「ドラマCD付き特装版」もあるので、百瀬あん先生のファンの方は要チェックです