「神様なんか信じない僕らのエデン」上下巻が、同日発売しました!
これ・・・連載中・・・ちらちらっ見ていたんだけど・・・いつ見ても、エロしてて・・・
正直・・・「?」って目で見ていたんですよね~・・・あはは!
でも、最終話だけ、ちゃんと読んで、「はあ・・・なるほど!」とエッチシーン多発の事情を把握したわけです
ですので、コミックになったら絶対に読もうと決めていました
とっても読み応えのある作品となっています
「エロシーン多発」の文字にビビビッてきた方はぜひ読み進めて見て!
目次
作品紹介
普通の世界。世界最小の衛星ロケットが打ち上げられ、 天才中学生棋士が最年少で六段に昇格した、そんな世界――。
勉強が好きなこと以外は平凡な喬 織人はある日、 密かに憧れていたクラスメイトの西央 凛々斗から 異常なほどの良い匂いを感じる。
体育の授業終わり、 火照った顔で呼吸も浅い西央を心配し保健室に連れて行こうと する喬だったが、半ば強引に体育倉庫へと誘い込まれ――…?
「神様なんか信じない僕らのエデン」上下巻のここが面白い
果てない性欲に翻弄される高校生たち
主人公はメガネをかけた平凡な高校生の喬 織人(たかい しきと)
父親はお医者様・・・母親はさっぱりした気性・・・やんちゃな弟と暮らす織人は、とにかく生物学が大好きな高校生!
とっても賢いのですが、とにかく目立つことがきらいで、毎日を「穏便」に暮らしたいと思っているわけです
そんな織人・・・ある日、クラスメイトの西央くんからいい香水の匂いがして・・・
体育の授業中の具合の悪くなった西央を体育倉庫で休ませようと運ぶのですが、その間も、西央からする匂いにムラムラ・・・
それは西央も一緒だったようで・・・
体育倉庫に入ったとたん、西央は「ああんっ!」と卑猥な声をあげてイッてしまう!
イッたばかりなのに、自分の中からいくらでも湧き出る熱に、西央自身もむちゃくちゃ困惑しつつ、織人の目も前で自分の中心をしごきだす
西央のオナプレイと匂いに織人の中心も猛りだし・・・西央も、「これ、ケツにいれていい?」と言って織人にまたがって・・・
織人・・・
西央の中に入って・・・「なにこれーーーー!」ってあまりの気持ちよさに心の中で絶叫!!!
こうして・・・前振りもなく突然始まったセックス!
自分の中に湧き出る熱をお互いで発散しあってしまうのです
スケベな経験をしたことがないのに!童貞なのに!
ABCを飛ばして、いきなり、ただのクラスメイトと身体を重ねることになった織人
だけど、西央の熱は、何度果ててもおさまることがなく・・・
「こんな状態じゃ、家に帰れない」と困っている西央を助けるため、織人は、体育倉庫にストーブや食べ物などを運び込み、西央の家族にも「うちに泊まります」に連絡を入れてくれるのです
突然、始まった、収まることがない熱情に、ふたりは、体育倉庫で淫らな行為にふけります
けれど・・・・いつしか、織人の頭の中では、西央の言葉にしない感情が聞こえるようになり
行為の最中に西央のうなじを噛みたくて、何度も、西央の身体を噛むようになり
2日目には、西央に突っ込むと織人のブツの根本がコブのように膨らむようになる
生物に詳しい織人は、このコブのようなものから、それがイヌ科の特徴だと気づいて・・・
自分たちに起こった突然変異ともいえる爆発的性欲・・・
織人は、それを動物の発情期に似ていることに気づいて・・・
はい・・・
察しのいい方ならわかると思いますが・・・・
相手の匂いに過剰反応して発情しだしたり、何度精を吐き出してもブツが収まらなかったり、性交中に、攻めのブツの根元が膨らむというヒントから、これは「オメガバ」の特徴では?と気づくと思います
この作品は、「オメガバ」の黎明期を描いている作品なんですね!
「オメガバ」の知識がなく、いきなり、アルファとオメガとして覚醒してしまった織人と西央の、とまどいや、混乱が上下巻にかけて、丁寧に描かれています
もともとあった二人の性格に、バース性が合わさったことで変化していくふたりの心情の変化がすごいよかった!
性欲に溺れながらも、西央の力になりたいと冷静に事態を見ている織人もすっごく頼りになって!
不安な時に、こうやって頼りになる人が隣にいたら、それだけで惚れてしまいますよね~!
高校生ふたりなので、親の目を気にしつつ、こっそり体育倉庫で行為にふけるふたりの姿がむちゃくちゃよかったです
織人がほんとうにやさしくって!西央の相手が織人で、本当によかった!とも思った!
エロシーンが多いのですが、その中で、ふたりの気持ちが通じ合っていく流れもしっかり描かれていたのがよかったです
非力な高校生2人って設定がすごく生きてた!
読んでて、応援したくなったもん!
一番楽しかったのは・・・性格をも変えるバース性!
穏やかで争いごとを好まない織人
好きな言葉は「穏便」・・・
まさに、もめ事を好まない草食系キャラって感じ~!!
しかし、下巻では、その織人の中にアルファゆえの攻撃的性や支配欲が生まれます
自分の中に湧き出る攻撃的感情を別人格としてとらえる織人
本来持っている「穏便」な性格との間でむちゃくちゃ葛藤します
ここ・・・個人的には、すっごい楽しかったですね!
アルファとして覚醒したことで、性格そのものが変わるっていうか・・・本来、持っていた性格が出てきたというか・・・
織人の性格そのものが変わっちゃうのかな~って・・・ハラハラしながら楽しみました!
キスは本命のみ!
下巻では、身体から始まったふたりが、徐々に気持ちを近づけていくのですが・・・
実は、西央にはつきあいはじめたばかりの彼女がいる
だから、どんなにイヤらしい行為をしようとも、キスだけはしなかったふたり!
ヒート期間である7日間を乗り越えても、お互い、思い合いながらも気持ちを伝えることができません
実は、この時点で、あとページ数があと少しだよ?って状態で~・・・
「え?これ、下巻で終わらないの?」って一瞬ドキドキした!
でも、最後の最後に織人から、チュッとかわいくキスをして、ものすごい告白が投下!!!!
読者を萌え殺す気か~!!!
正直に言うと・・・この後のふたりをもっと読ませてくれよぉぉぉ!と叫びたくなるラストです!
海ホタルの感想まとめ
連載中・・・いつ見てもエロいことしてんなーって思いながら見ていたふたり
しかし、ヒート状態だったと聞くと・・・
なるほど!それじゃ、仕方ないね!となってしまう!笑!
ってか、こんだけエロシーンばっか続いてて、実は、ストーリーもちゃんとあったっていうことが衝撃的でした!
エロシーンも、ちょっとづつ、行為が深くなっていくのもよかったですね!
最後まで読むと、ふたりが相思相愛になって本当によかったと思える作品です
さすが、一ノ瀬ゆま先生と感服しました