こんにちは!海ホタルです
千葉リョウコ先生の出版社シリーズの最新刊「トキメキ、タメイキ、ルームシェア 2巻」を読みました
出版社シリーズとしては6冊目です!
星×涌井カップルに加えて、「24時間、お世話つきで」で登場した屋木×湊人のお話も収録されています
では紹介したいと思います
目次
作品紹介
マンガ編集者の涌井は、同期でライバルの星と同棲して一年。仕事も上司の評判も完璧な星が、こんな自分を好きでいてくれる事にまだ慣れないでいた。そんな頃、涌井の仕事が多忙を極め、星から提案された「週1回のエッチ」も寝落ちる日々。余裕のない涌井は星とケンカになるが、そのタイミングで星が親に「恋人を紹介できない」と電話で話しているのを聞いてしまい…!?一途編集者×ツンデレ編集者のすれ違いシェアラブ。「24時間、お世話つきで」番外編も収録!描き下ろしつき。
「トキメキ、タメイキ、ルームシェア 2巻」のここが面白い
受けのことが大好きな攻めがよかった!
同期の星をライバル視していた涌井
不器用な自分と比べて器用な星にイライラしていた涌井ですが、同居したことをきっかけにくっついちゃうんですね~(←すっごいおおまかな説明ですみません・・・ぜひ、1巻を読んでみて!!!)
つきあうにあたって、「週1回のエッチ」という約束を提案する星
しかし、涌井は、その週1回のエッチでさえも、途中でグーグーと寝てしまうというひどさ・・・
普通なら、激怒して当り前だと思うんですが、同じ職場で机を並べて仕事をしているがゆえに、涌井の多忙ぶりを知っている星は、ひたすら待つ!
そして、涌井視点でこの状況を見てみると・・・
涌井としては、くっついたからといって、星へのコンプレックスが解消されるわけではないようで・・・
しかも、身体から始まった関係で、心が追い付いていない状態
さらに、仕事が多忙で、ゆっくりひとりで考える時間もない
涌井「おれ・・・ひとりで考える時間がほしい・・・」
星「それ・・・別れるってこと・・・絶対にイヤだ!!!!」(←必死!!!)
そして、星が実家に戻らなければならない展開になって・・・
ようやく、ひとりで考える時間ができた涌井
でも・・・ようやく手に入れたひとり寝の時間なのに・・・夢を見て、ゆっくり眠れないんです
今まではどうして眠れていたんだっけ・・・?と考えた時・・・いつも隣にいた星の存在を思い出します♥
タイプも、物事の取り組み方も、生き方のスピードも違うふたり
真面目で不器用な涌井の気持ちを待つ星が姿がとってもよかった!
なにより、星が、いっつも必死なのがいいです!
涌井への愛が伝わってくるもん!
星の気持ちをちゃんと聞くことができて、感激して「大事にする!」と大きな声で言っちゃうシーンとか・・・胸がときめいちゃいますね♥
「24時間、お世話つきで 故郷編」
スパダリフリー編集者の屋木さんは、美容師の湊人にメロメロ~
そんな屋木さん、最愛の恋人である湊人の実家にお呼ばれしました~
湊人のお母さんやお姉さんはイケメンの屋木さんを大歓迎~
湊人の妹は兄が心配で反対したり・・・お父さんは新聞を読んで顔を見せなかったりしますが、総じてほのぼのと幸せそう~
でも、そんな幸せな構図の中で、田舎町だったがゆえ、ゲイの湊人が生きづらかった背景がちらちらと描かれています
ほんと湊人がスパダリダーリンの屋木さんに出会えてよかったな~って思いました
屋木×湊人カップルが好きな人はぜひチェックしてみて!
海ホタルの感想まとめ
この出版社シリーズは、安定感があるところがおすすめポイントです
正直・・・読後直後は「むちゃくちゃ面白かったぁぁぁ!」って大コーフンするタイプの作品じゃないんですけど
その後、何度、読んでもあきないというか・・・
リピート読みしていくうちに、初読では気づかなかったときめきに気づくこともあって・・・
「トキメキ、タメイキ、ルームシェア」1巻も、初めて読んだときは、勝手に星をライバル視する涌井に振り回される星が不憫な気がするな~・・・って思っていたんですけど・・・
何度も読むうちに、こんなめんどくさい受けに健気な尽くす攻めの姿に胸キュンしてきちゃって!!!
いつの間にか、このカップルが大好きになりました!
作者様のあとがきで、このシリーズはまだまだ続きます。ということで・・・
話の流れから、今後は、星の家族との対面なんかが描かれたりするのかな?と思ったり・・・
別のカップルのその後が見れるかも!と期待しています