こんにちは!海ホタルです!
昨日 読者様からこのようなコメントをいただきました
>akabekoさんの「花と蝶〜」の4話目みましたか?
ん?読んでない???
そんなの配信されていたかしら?とRentaを覗いたんだけど見当たらないよ~!!
他のストアが先行ってこと?と他のストアを覗いてみると「蝶と蜘蛛の巣【前編】」という作品が4月1日付けで配信されていました
どうも「麗人uno! Vol.78 どろどろ」に収録されている作品が独立してバラ売りされているらしい!!
「麗人uno! Vol.78 どろどろ」ならRentaさんで取扱いがあるじゃん!!
そういうわけでちょっと読んでみたんですが・・・
たーしーかーに!!面白かった!!
Rentaさんの方でも「蝶と蜘蛛の巣【前編】」の取り扱いがスタートしました
akabeko先生の「蝶と花の関係性」がお好きな方は必見かもしれません!!
では さっそくレビューを書かせてもらいます
作品紹介
淫紋持ちのスパダリドS!彼の腹にソレを刻んだ男との過去が明らかに!!
母亡きあと自分を引き取ってくれた母の恋人・雲井。蝶野は彼を父のように慕っていたが、恋人を喪い深い悲しみに暮れる雲井は、蝶野に面影を重ねて…?
「蝶と蜘蛛の巣(前編)」のここが面白い
狂い出すオジサンの執着を受け入れる男の子のお話です
物語の冒頭・・・表紙の男の子のお母さんが亡くなっちゃうんですよ
まだ男の子は中学生なんですが 一緒に母を看取ってくれたのが 母の恋人である「おじさん」
おじさんはSMの縄師のようで 男の子のお母さんは 縛られる人でした
ショーとかに出て それを生業にしていたようです
お母さん・・・死ぬ前におじさんに「死ぬことを許可してください」と言っています
おじさんと男の子のお母さんの関係性がよくわかるこのシーン・・・ちょっと切ない・・・・
男の子のお母さんのことが大好きだったおじさん
お母さんの死後 行くあてがなかった男の子をおじさんは引き取ってくれます
しかし・・・
恋人を亡くしたおじさんの闇は深くて 家にいる間 ずっと母の仏壇の前に座り続けるおじさん
日に日に おじさんの顔の表情はなくなっていき 生気がない顔になっていく
おじさんのその様子に 子供心になにかを感じたのか 中学校を出たら働くと言い出す
おじさんは 大きく目を見開いて「俺から離れていくつもりか?」と男の子の肩をつかみワナワナと震えだす・・・
すぐにおじさんは正気にもどって いつものやさしいおじさんに戻るのですが この日から 男の子に対し異常な執着を見せるようになるのです
スキンシップが多くなり 外に出歩くときでも手を握りたがり 男の子のソロプレイまでも手伝う・・・
もう・・・前編のラストが ほんとゾクッとなる・・・
男の子もおじさんがおかしくなっていっていることに気づいているけど その手をふりほどけなくて おじさんの執着を受け入れちゃうんです
「お前の全てを管理してやる」と 狂っているおじさんが やさしく微笑むのがコワイ・・・
いやー・・・読んでいて ほんとすごいとしか言いようがない!!
なんていうか・・・ほんと 怖いもの見たさの好奇心がすごく刺激される内容となっています
前編ということで 後編がどう展開するのかがすごく楽しみです
「蝶と花の関係性」のどこにリンクするの?
「蝶と花の関係性」を未読の方に さらっと説明をすると・・・
こちらは体育会系の新入社員のM気質に気づいた先輩が 部下の性癖をどんどん開発していっちゃうお話
あるあるなBLのお話に思えるのですが この話の面白いところは 攻めである先輩の蝶野さんが 過去に受けであったというところ
自分の受けの経験を活かし どんどん部下の性癖を暴いていっちゃうのがむちゃ面白かったんですよね!
実はわたし 早く読みたい気持ちがいっぱいで「蝶と花の関係性」のどこかにつながる話なのかあらすじを確認せずににガツガツ読み始めたんですよー!!笑!!
そしたら 中盤まで どこにつながるのか全くわからなくってー???
中学生の男の子がクラスメイトに「蝶野」と呼ばれているシーンで「あ!!これ!!蝶野さんの過去のお話なんだ」と気づきました
おじさんから「一片(ひとひら)」(←蝶野さんの下の名前)と呼ばれていて気づきませんでしたよ
蝶野さんにはね・・・ 下腹のあたりにハートのマークの入れ墨があるんです
彼は そのハートのマークの入れ墨のことを「子宮」だと「蝶と花の関係性」で受けの子に言っているんですね
このハートのマークの入れ墨を蝶野に掘ったのは誰なのかは 「蝶と花の関係性」では明らかにされておらず そこらへんを掘り下げる内容になると思われます
この作品にご興味が湧いた方は ぜひ 試し読みでチェックしていただければ・・・と思います
その他のストアは「蝶と蜘蛛の巣【前編】」のリンクを貼っています
こんばんは、海ホタルさん!
読みましたね〜私、読みながらゾクゾクきました。もともとこのシリーズはブログの中に出てくる広告で見かけたのが最初なんですがあの時はまさかここまで凄い内容を描く作家さんになるとは思ってませんでした。担当の人が「akabekoさん、どんどん大きくなっていく〜」と言っていたその通りだと感じています。
このシリーズの続きを描き始めた時、蝶野さんの過去が出てくるという話をどこからか聞いたのである程度想像していたんですよね。メスにされてた、子宮の刺青をいれられたという話はてっきりそこそこ大人になってから悪い奴に引っかかってだと思っていたんですよ。ヤクザもんとか。14〜15歳から高校にかけて、あんなの逃げられない…。おじさんの異常な感じがわかっても暴力というわけでもなく逃げられないしなんだか人に言えない感じですよね。(父親が暴力的だったから大人しくて人との交流も無さそうでしたが)
逃げようとするかな?でも気づかれたら怖い。
なのでたぶんメスにされた相手は間違いなくおじさんだと思うんだけど、刺青入れる流れとかおじさんは今どうなったのとか気になってしょうがないです。
うらさんへ
わたしも読んでて ゾクゾクきました!いやー・・・コワイですねー。でも!目が離せない!!
蝶野さんの過去はわたしも気になっていたんですよね。でも 蝶野さんって けっこう飄々とした性格だから ひとりのひとに固執した過去があるとは想像ができなくって・・・こんなところに入れ墨を掘るほどの所有欲のある人ってどんな人?と思っていたら・・・まさかの 母親の恋人!
いやー・・・やられました!って感じです。これは 確かに逆らえない。今はちゃんと社会人している蝶野さんの過去がこんなに壮絶だとは!
わたしも今後の展開を予想しているんですけど・・・でも ダークな流れしか想像ができません。でもakabeko先生なら どんなに暗い流れでもその中に救いを描いてくれるんじゃないかなーって期待しています。でもでも、どうでしょう?早く後半が読みたいですね!