こんにちは!海ホタルです
今日さ!シーモアさんで50%OFFの割引クーポンが当たったからさ!
前から気になっていた雁 須磨子先生の「あした死ぬには、 1巻」を読んでみた!
これさー・・・
去年、体調不良に悩まされていた時、「更年期障害」とか「40代からの体調不良」とかって検索キーワードでひっかかってきた作品なんですよ!
ズバリ!
40代女性がぶち当たる心と身体の変調をリアルに描いた作品!
だからねー!BLじゃないの!!!
40代女性の身体の変調なんか興味ないわって方もいると思うし!
興味がある方だけ!どんな作品なのか?このまま記事を読み進めていってほしいと思います
目次
作品紹介
20代ほどがむしゃらじゃない。
30代ほどノリノリじゃない。
40代で直面する、心と身体の変わり目。立ちはだかる40代の壁。
突然の病気、更年期障害、取れない疲労、働き方の変化、お金の不安、これからの人生プラン……
私のあしたはどうなるの!?
「あした死ぬには、」1巻のここが面白い!
40代に訪れる身体の不安・・・わたしひとりじゃないんだと安心できる
BLコミックも数多く手がけている雁 須磨子先生!
「あ・・・この気持ちわかる」って共感できるマンガを多数描いていて
漠然と生きていると見逃すような心の機微をマンガを通して描いてくれるところがすごく好きです
そんな先生が描く40代女性の身体の変化は!
「もう!!わかる!!!」の連続!!!
主人公の本奈多子(ほんな・さわこ)は42歳の独身
映画宣伝会社に勤め、できない同僚に頭を抱えつつも!
自分の判断に自信が持てず、自分よりも一回り以上年下の同僚に愚痴を聞いてもらう日々!
そんな彼女がある日、原因不明の体調不良が訪れて、一瞬「このまま死ぬ?」と思っちゃうんです
「もう・・・いつでも死んでもいい気がするけど・・・でも、今日死ぬには・・・部屋片づけてないし!」って考えるところが
すごーーーーく!よくわかる!!!
もうね・・・わたしも、40年も生きたら、十分、人生の酸いも甘いも経験できたし
正直、いつ死んでもいいかな~って思うことがあるんですよ!
でも!
多子と同じように、一昨年、突然、動悸が始まった時は、それが動悸だとわからず「あれ?これ死ぬ?救急車?」って思うと同時に
わたしがこのまま死んだら、家にあるBLコミックの山はどうなるの?ってむちゃくちゃ焦ったもん!!!
多子の場合、結局「更年期」が原因だと自己判断
ネットの情報を見て、大豆イソフラボンとか一生懸命摂取しだしたりする
でも・・・ネットで検索はするのに、婦人科に行くことはしないんだよね~
働いているし、忙しいし、めんどくさいし・・・と、本当にやらなければならないことを、つい先延ばしにするところも大きく共感!
40代で感じる漠然とした不安・・・
それは経験したものじゃないとわからない・・・
私の場合は、だんなや娘に愚痴るんだけど・・・ふたりとも真剣に聞いてくれないしねー
だからねー、読んでいると、私以外にも、初めての動悸で「わたし死ぬ?」って思う人がいたんだ!とか・・・
いろいろ共感できる部分があって安心した!
周りの期待に答えて「おばさん」にならなきゃ!
この作品には、多子の元同級生の塔子さんも登場します
ふんわりした雰囲気で、少女のようなママさん!
長年、専業主婦をしていた塔子さんですが
子どもも大きくなったし・・・とパートデビューをするのです
何十年も社会から切り離された場所にいた塔子さんは
そこで、世間から見たら、自分はすでに「おばさん」と呼ばれる年齢であることを知るのです
自分ひとりだったら・・・家族だけの世界にいたら・・・「おばさん」じゃないのに・・・
世間に出た途端「おばさん」になる自分・・・
塔子さんが「ああ・・・わたし、ちゃんとおばさんにならなきゃって思った」と娘に言うシーンは、なんか・・・じわって涙が出たよ・・・
世の中には、年をとってもきれいでいたい!きれいでいよう!ってCMが多いけれど
でも、女性はある程度の年になった頃から、世の中から「おばさん」って役割を与えられ!
おばさんとしての立ち位置を求められているんですよ~!
わかる・・・そのつらさ・・・
わたしなんて、気持ちはいまだ大人になり切れず10代のままなのに・・・
パート先にいると「おばさん」として若い子に接さないと浮くもん・・・
ああ・・・いやだ・・・いやだ・・・・
この塔子さんの気持ちにも大きく共感できたなー
海ホタルのまとめ感想
タイプの違う女性キャラが出てきますが
どちらにもすごく共感できる!
ちなみに!こちらのコミックは、「このマンガがすごい!2020」“オンナ編”にて3位にランクインしています
こういうマンガに注目が集まるって、すごく救われた気持ちになります
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