こんにちは!
いやー・・・今回の「蟷螂の檻」・・・
大変なことになってしまいました・・・
もう・・・
なんつーか・・・・
この展開は1ミリも想像していなかった!!!!
これからどうなっていくの?というドキドキしかありません!!
「蟷螂の檻 第20話」(ネタバレ有)
さちこに離婚を言い渡す育郎
さちこが何者かに襲われた2日後
育郎は家の者を集め、「暇を出す」ことを告げる
理由は、今後、事業は分家が仕切ることになり退任となったため、今後は資産運用を暮らすこととなるが
資産運用だけでは奉公人たちの面倒をみていくことができないというもの
家を去っていく奉公人たち
そして育郎はさちこに離婚を切り出す
「別れてほしい」という育郎の言葉に驚くさちこ
「君を愛することはできない」という育郎
さちこは、「典彦さんの指示じゃないですか?」と聞く
典彦は育郎にとって仇にしかならないと必死に訴えるさちこ
育郎は、そんなさちこに「本音を言うと、結婚して以来、君が家で待っていることが苦痛で仕方なかった」という
育郎の手は震えてて・・・
育郎は、「さちこの存在の方が自分にとって仇である。」とさちこを突き放す
しかし、引き下がらないさちこ
育郎は、「兄と親しくなったそうじゃないか。いや、うまく取り入ったというべきか?」とまでいう
育郎からの侮蔑の言葉にショックを受けるさちこ
さちこは自分の思いが通じないことを傷ついたのか・・・
後日、迎えに来た父親と共に家を出て行ってしまいます
蘭蔵を連れて家を出る健一
そして・・・
健一も解雇される
解雇された健一は蘭蔵を連れて家を出ていく
林の中を歩く蘭蔵と健一
蘭蔵は健一に手を引かれながらも、自分がいた家を見つめていて・・・
典彦と炎の中で・・・
誰もいなくなった家に灯油をまく育郎
典彦がやってきて「御家ごと死ぬおつもりですか?」と聞く
育郎は、「自分はもう少しうまくやれると思っていた。」と語る
でも、本音の部分では「こんな家無くなってしまえばいいのにとずっと思っていた」と言うのです
典彦は、自分にとって幼い育郎から寄せられる無垢な信頼がどんなに心地よかったかを語ります
あまりに愛らしくて、かわいらしくて、それを壊れていくところを見たくなったという典彦
典彦なりに、自分の愛情が歪んでいるとわかっていて、何度も育郎が他に逃れる道を用意したつもりだけど
けれど、やはり手放すことができなかった。という典彦
育郎は、典彦の歪んだ愛に怯え、「愛していると言いながら、なぶるみたいに俺を陥れて面白がっているだけじゃないか!」と叫ぶ
典彦の首に刃物を当てる育郎
典彦は、育郎の手を持ち、刃物を自分の首に向けてグッと力を入れる
その典彦の行為に育郎の方が青くなる
「(あなたの)激しく煮えたぎるような憎悪でさえも欲しくなった」と言う典彦
恐怖で刃物を落とす育郎
そして、顔を覆って「殺してやりたい」と悲痛な声をあげる
でも「なのに、お前の顔をみるたび何もかもどうでもいいとさえ思う。妻も仕事も家も全部・・・」と言葉を続ける
典彦は育郎の顔をぐちゃぐちゃにしている涙や鼻水を舐め、ここからエロターンに!
しかし、火鉢の火がカーテンにうつり、家が燃え始める
煙があがり、炎が近づいてくる中、構うことなく身体を重ねるふたり
大学生の歩が働くバーに現れた既婚者の男・義孝。“この人は誰かのモノだ”とよぎりながらも、歩は魔性の身体に溺れていく。口説けど躱され、焦れる歩。既婚者なのに自分を掻き乱し、その上、学生時代に付き合っていた“男”への想いを断ち切れない義孝に歩は――…!?
炎の中に飛び込んできた蘭蔵
けれど・・・
燃えさかる炎の中、蘭蔵が育郎を呼びに戻ってくる
育郎を助けようと思ったのか、燃える碁盤目に組んである格子を素手でつかむ蘭蔵
驚いた育郎は、典彦から離れ、蘭蔵の元へと駆け寄る
蘭蔵のもとへ走る育郎に「坊ちゃん」と手を伸ばす典彦
そのまま典彦は炎に包まれ、その姿を見る育郎と蘭蔵
典彦が燃える姿に驚く育郎
そんな育郎を抱きかかえて蘭蔵はひたすら走りだす
蘭蔵は走って、走って、走って・・・・
家の外にあるあぜ道までたどり着く
そこにいたのは飯田
飯田が育郎の名前を呼んだのに気づいた蘭蔵は
飯田に向かって「あすけて・・・たすけて」と言うのです
海ホタルの感想
うおーーーー!!!!
すっげーーーー!!!
炎が迫ってくるなかで、まるで心中するがごとく身体を重ねる育郎と典彦のシーンもむちゃくちゃ迫力があるんですけど
蘭蔵が育郎を抱えて逃げるコマが、むっちゃいい!!!
典彦のいる歪な世界から無理やり切り離されたって感じ!
ちなみに、蘭蔵は燃える家を見て家の中へと戻るんですけど
その時、「育郎は弟だから大事」って感じのことを言っているんですね
蘭蔵・・・いい子や・・・
しかし・・・育郎は、本当に典彦のことが好きだったんだね・・・
むちゃくちゃ歪んだ相手とわかっていても断ち切ることができない気持ちが読んでいてつらかったです
でもさ・・・典彦・・・ここでフェードアウト?
いやいや・・・まさかね・・・まさかだよね?
ケロイドだらけの体になっても育郎を追いかけそうなほどの執念深さだけど・・・
今後どうなっていくのか?気になります
早く、コミックで一気読みしたいわー
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