ディアプラスの発売から数日たっていますね!
遅くなりましたが「ラブネスト」の最新話の紹介です
今回の「ラブネスト」ではついに穂積さんの例の元カレ和臣との過去が描かれています
個人的には・・・なんだかなー・・・つらいなー・・・って思っちゃった回でした・・・
登場人物に愛着が出ると、辛かった過去にもつい同調しちゃうね・・・
人は失恋を繰り返し成長するって言いますが・・・できることなら、やっぱり、失恋は経験したくないなー・・・しみじみ・・・
目次
「ラブネスト」第3話の紹介(ネタバレ有)
穂積過去編!はこんな感じ!!なかなか辛かった!!
大学生時代の穂積は様々なサークルに所属していたようです
その中の「旅行研究会」に佐久間和臣という先輩がいて、穂積のことを相当可愛がっている
穂積自身がこのサークルに入ったのも、佐久間のルックスがどストライクだったからなんだけど、ノンケの彼女持ちにトライするほどが胸が熱くなれるタイプではない穂積
窮屈な思いを抱えながらも、それなりに楽しく大学生活を楽しんでいたのです
その状況が変わったのが、和臣が彼女に振られてやけ酒を飲んだ夜のこと
やけ酒を飲んで弱りきっている和臣から「寂しくて死にそう」と甘えられ、穂積の気持ちが緩んで、和臣にキスをしてしまう
「慰めてくれるの?」という甘い言葉と和臣の視線に体ごと持っていかれてしまう穂積
事後・・・謝り倒した和臣に、「佐久間さんのことが好きなんで、謝らないでほしい」と言う穂積
さりげないその穂積の告白は、その場では、スルーされるのですが、朝になり、穂積のスマホに「お前の気持ちはうれしかったよ」とメールが入る
「あのときの匡人、かわいかった」という最後の文面に、心がときめいてしまう穂積
そこから、和臣と穂積の関係は始まったのです
2つ歳上なのに、「ずっと一緒にいたい」「おれのこと好き?」と甘えてくる和臣に穂積は夢中になります
自分にできることはなんでもしたくてたまらなくなる
まさに・・・和臣しか見えない!恋に夢中状態!!になってまうのです
しかし、和臣が卒論の時期に入り、会える時間がグッと減ってしまう
部屋で一緒に過ごしていると、鳴る携帯
電話に出て、言い訳をしながらいそいそと出ていってしまう和臣
「愛してる」という甘い言葉は変わらず言ってくれるけど、穂積の中で次第に違和感が生まれだす
そして、ある日、突然、突き落とされる「結婚するんだ。オレ」という和臣からの言葉
バイトで知り合った女の子を孕ませてしまったのです
「式は身内だけでやるから、招待状は送れない」といけしゃしゃあと言う和臣に怒る穂積
社会的保障とか・・・結婚とか・・・ゲイにとってのNGワードを言い訳に使う和臣
最後は「オレとのことはなかったことにしてくれ」と言い、穂積の気持ちも考えずに、その後に「最後にもう一回」と穂積を抱くのです
旭のくれた言葉に涙する穂積
シーンは現代へと移ります
酔いつぶれてフラフラになっている穂積
その穂積に声をかけてきたのが同じく帰宅途中の旭さん
フラフラの穂積に「酔い覚ましに回り道して帰ろう」と穂積の肩を自分の肩にのせてあるき出すのです
こんなに気持ちのコンディションがグラグラになったのは、旭と同居しだして、和臣のことを思い出すのが多くなっていたからで・・・
疲れた・・・と思っている穂積は、旭さんの言われるがまま階段を登らされ夜景が見える場所にまで連れて行かれます
見下ろす夜景に爽快な気分になる穂積
「旭ってお節介なんだな」と穂積が言うと、旭が「お前は・・・ちょっと別だ」と意味深な事を言う
その言葉に、ちょっと目を見開いちゃう穂積
けど、その言葉の意味を深く追求せずに、いつもの調子で「まさか!オレに惚れちゃったとか?オレって魅力的だから!」と茶化してしまう
でも、ノンケとは恋愛はしない。と言う穂積
旭には、穂積がひくその境界線がよくわからない
「誰かを好きって気持ちにゲイとかノンケとか・・・男も女も関係ねぇって」という旭
和臣にフラレて傷つき10年も引きずり、新しい恋ができないままの穂積
好きだった思いは「恨み」に変わってきていて、穂積自身も自分自身にムカつくと吐き出します
けれど旭さんが「お前、ほんとにそいつのこと恨んでるの?」と聞いてくる
「一方的に“忘れろ”なんて・・・そりゃやりきれねぇよ。」
「お前の気持ちはお前のもんだ」
「元カレ、すげー愛されてたんだなー」と旭さんが押し付けるでなく穂積に語りかけるように言うのです
穂積の中で、旭が言った言葉が響きます
最後の最後に「なかったことにしてくれ」と言い去っていた和臣
自分の恋心は届いていたはずなのに、それをなかったことにされてしまった辛さ
涙を流し、「マジで好きだったよ」と言いながらうずくまる穂積
糸目で引っ込み思案の糸永(いとなが)は、昔自分をいじめていた真田(さなだ)と大学で再会した。あの頃のことを忘れたかのように、親しげに声をかけてくる真田と、糸永は仲良くなる。実は、糸永は昔から、ずっとずっと、真田に恋していて……。大型新人・奥田枠のハツコイ・ホリックなセカンドコミックス!
気分爽快な朝を迎える穂積…昨夜の旭の言葉が気になるが…
翌朝・・・爽やかな気分で起きる穂積
人前であんなに泣いたのはいつ以来だろうと、すっきりした顔を見せています
のんきにソファーで眠っている旭の寝顔を見ます
メガネかけっぱで寝ている旭のメガネを取ってあげて、昨日「おまえはちょっっと別だ」と言われたことを思い出す
その意味を考える穂積
そこで次回に続いています
海ホタルの感想
ちなみに穂積の初めては、和臣だったんですねー!!
だから、一層、のめり込んでしまったんですねー!!
でも、この和臣もむっちゃ口が上手い!!
こんだけ「好き」「好き」言われていたら、「付き合おう!」って言葉がなくても、「つきあっている」ものと思うわ!!
和臣的には、寂しくて手を出しちゃっただけで、穂積のことを恋愛対象としては見てなかったってことなんですかね?
エロの相性はいいし、次の彼女ができるまでのキープ的な?
穂積とエッチしているのに、別の女の子に手を出して、妊娠させちゃうなんて!!!ほんとサイテーですよね!!
ちくしょー!こんな野郎は、今頃、離婚して、仕事もダメダメな人生を送っててほしいわー・・・
私から見たら、こんなサイテー野郎のために10年間も無駄にしたなんて!!もったいなさすぎる!!!!
穂積は、性格はゆがんでいるけど、尽くし系だし、いい嫁になれると思うんだけどなー・・・
旭さんの言葉で、心にあったわだかまりが溶けていった穂積
わたしが思うに・・・こういう言葉って・・・「何を言われたかが重要じゃなくて、誰に言われたかが重要」だと思うんですよね
きっと、同じ言葉をマリエちゃん(←穂積の友達)に言われても、ここまで響かなかったんじゃないかな・・・
旭さんの押し付けず、離れずの距離感がすごくいいしね・・・
めんどうなツンデレの穂積の中にじわじわと入り込んでいっているのがよくわかります
ぜひ、旭さんと幸せになってほしいなー・・・
この続きは、7月14日発売の「ディアプラス」にて掲載予定です
ディアプラス2018年7月号
配信は7月20日からとなっています