本日は、「ディアプラス2020年12月号」より「花恋つらね」の紹介です
では!紹介に行ってみましょう~!
目次
ディアプラス2020年12月号
ディアプラス2020年12月号はこんなに豪華!
- 日ノ原 巡「セラピーゲーム 」ミニドラマ付き
- ♥「悪い男特集」カラーイラスト♥赤原ねぐ/楢島さち
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「花恋つらね」第40話 紹介(ネタバレ有)
幼馴染で気の合ったふたり
50年前・・・
梨園に生まれた雅臣(菊右衛門)と晃生(寿一郎)は、幼いころから共に芸を学び、兄弟のように育ち、一緒に舞台に立つようになった
小さいころから一緒にいるせいか、相手が考えていることが分かり、相手役として一緒に舞台にあがると、役に集中ができて、ものすごい達成感があったふたり
晃生は雅臣と舞台にあがると絶好調になり超ごきげん
晃生に「何を考えているのかわかる」と言われた雅臣は、自分にそんなことを言うのは晃生くらいだ。と答える
晃生は、世間様では、涼しげで神秘的!と言われているけれど、よく見たら、うれしいとか不機嫌とか結構、顔に出てる。と言う
「雅臣。おれには嘘はつけないぞ。」という晃生
雅臣は、「あー・・・こわい。こわい」と冗談っぽく返事をするが
でも、雅臣は、晃生とずっと共に舞台に立つ日々が続いていく・・・と信じていた
おまえと結婚できたらいいのにな・・・
雅臣が24歳になり、見合い話がやってくる
雅臣は「まだ早い」というけど、母親から、「ちゃんと先のことを考えなさい」と言われる
見合い話は晃生の元にもきていて、お互い「まいったー・・・っ」て顔
見合い話を受けるのか?と聞く晃生
雅臣は「断る理由がないんだよ・・・」と困った顔
晃生は「おまえ、ずっと彼女いないもんなー」と答える
晃生も雅臣も、彼女ができても長続きがしないようで、お互いさまだろ!という話になる
晃生は、彼女といるより、舞台より楽しいって思えないんだよな・・・と言う
雅臣は、「わかるっちゃーわかる」と答えるが
その時、晃生が「おれはお前といる方がいい」と言って・・・
晃生の言葉に驚く雅臣
すると晃生が「いっそお前と結婚できたらいいのにな・・・」と雅臣のことを見つめる
ドキッとする雅臣
空気に耐えられず「真面目な顔して何バカなことを言ってんだよ!」と誤魔化すのです
「大丈夫だよ」という手をはねのけて・・・
それからも、一緒に舞台に立ち続けるふたり
ふたりは「源惣コンビ」として若者の間でじわじわと人気がではじめ、さらに共演が増えていった
そんな中で、晃生が自分を触る手つきや、目に熱を感じ始める雅臣
雅臣の鼓動はドキドキしはじめる
ある日、共演者を交えて、稽古場で練習をしているふたり
晃生が自分を見つめる目にドキッとした雅臣は、練習中なのに晃生の手を振りほどいてしまう
周りの人間が「どうした!」となって・・・
静電気のせいで・・・と誤魔化すのだが・・・
稽古が終わった後、みんなが出て行った後に練習場に残る雅臣と晃生
晃生が「おれがあからさますぎたから・・・ごめん」という
雅臣は、晃生から感じる熱なんか気づいていないとばかりに「なんのことだよ」と答える
晃生は「おれはごまかせねえよ」と言い、「おれはお前が・・・」と口を開く
その晃生の口を手でふさぐ雅臣
ふさいだ手にキスをする晃生
雅臣は「ダメだ」と思う
自分たちは、今まで脈々と何百年にもわたって受け継がれてきた芸と血を次世代に残していかなきゃだめなんだ・・・
この瞬間の気持ちに流されるわけにはいかないと晃生の手をパンっとはねのける雅臣
そんな雅臣の心を読んだかのように「大丈夫だよ。雅臣」という晃生
「なんとかなる。なんとかするから」と雅臣に手を差し伸べるのだが、晃生は、その手を取らず「これからいい相手が見つかるよ」と言って立ち去る
稽古場から出た雅臣の目には涙があふれていて!
自分はこの歌舞伎の世界で、晃生と生きていきたいから、この気持ちを認めることはできないと思うのです
海ホタルの感想まとめ
気になっていた菊右衛門の過去がはっきりした回でした
お互い両思いだとわかっていて、告白もできずに終わったって感じの恋だったようです
疑問なのは、菊右衛門は、晃生と一緒に舞台に立ち続けるために、その気持ちに蓋をしましたが、確か、この後、ふたりは共演NGになっているんですよね・・・
これは、どちらかが、共演NGにしてほしいって言ったからだと想像しているのですが・・・
フラれた晃生が「共演NG」をお願いしたのかな?
でもでも、晃生は、雅臣の考えていることがまるわかり状態なんですよね・・・
だから、晃生も、雅臣が「好き」って気持ちを抑えているとわかっていると思うのですが・・・なぜ共演NG?
もしかして、共演NGをお願いしたのは、菊右衛門の方なのか???
でもでも、こんなに強く「ずっと一緒に舞台にあがりたい」と思っているのに?
そこのところ・・・すごーく気になります
歌舞伎の世界を舞台にした業界BL「花恋つらね」