夏目イサク「花恋つらね 5巻」第28話【ネタバレ感想】

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こんにちは!

この記事では、ディアプラス2019年7月号より「花恋つらね」の紹介です

前回に引き続き、まだまだ続く源介試練の時

芸事については詳しくない私ですが、それでも、こういう努力だけでは報われることができないことってつらいものなんだろうなー・・・って思います

そういうわけで!

今回もラブ方面はあまり進展はなし!

源介の試練にスポットがあたった回となっています

ネタバレが含まれますので、ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします

ディアプラス2019年7月号

ツイッターの告知はこんな感じ!

「花恋つらね」第28話紹介です(ネタバレ有)

惣五郎の成長に気持ちが焦る源介

新春浅草歌舞伎・・・

雲之介からのダメ出しを引きずったまま・・・

手ごたえを感じることができないまま・・・ひたすら毎日の公演をこなす源介

自分なりに本番までにできることは精一杯やった

一足飛びに成果がでるものじゃないことはわかっている

世間の批評を気にしてネット記事に目を通す源介

源介の評価は「若いながらなかなかの好演」

その下には、「特筆すべきは長い間伸び悩んでいる印象であった惣五郎の成長であろう」とあって・・・

その批評を見て複雑な心境になる源介

そんな源介の目の前に本人の惣五郎が登場!

惣五郎を見て「あー・・・今日もかわいいな惣五・・・最近キラキラ・・・そりゃそうだ。あれだけプレッシャーだった絶間姫役が大好評なんだから」と思って顔は笑顔になるんだけど

でも・・・

心の中では・・・

自分の目の前で飛躍的に成長していく惣五郎に焦りの気持ちが湧いている

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夢の中で惣五郎に振られる源介

家に帰り自分の役についてのDVDを何度も見る源介

そして・・・布団に入ると、スマホで舞台のSNSの口コミをチェックしてしまう

武一や惣五郎が絶賛されているSNSしかなくて・・・思わず自分の名前を検索ボックスに打ち込むんだけど

けど・・・

検索ボタンを押すことができず・・・・

大きなためいきをつく

完全に煮詰まっている源介が見た夢は

惣五郎に「おれの相方には力不足だ」と言われる夢で・・・

寝汗をかいて目を覚ます源介

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引っ越し先を探す間、行きつけのゲイバーのオーナーの別宅に住むことになった穂積匡人。だがそこには思わぬ先住者・旭がいた。几帳面な匡人とは正反対の、ズボラで図々しい男との暮らしはすぐにイライラがピークに。何より、旭といるとなぜか昔の恋人を思い出してしまうのが嫌だった。しかし旭はそんな匡人にかまわず、どんどん距離を詰めてきて……!?

源介の様子がおかしいことに気づいた惣五郎

出勤して本物の惣五郎を見て、誰もいない場所へと連れていき抱きしめてちゅっちゅする源介

朝からの熱い抱擁とキスに真っ赤になって「何やってんだーーー!!」ってなっちゃう惣五郎

その真っ赤な顔を見て「大丈夫だ。かわいい」と安心する源介

源介は「すごい嫌な夢を見て・・・」という

惣五郎が「どんな?」と聞くと

「舞台が失敗する夢」と答える源介

惣五郎は、「でもおまえってなんだかんだと失敗したことねーじゃん」と呆れる

さらに「おれは、緊張しまくって出遅れることとかたまにあるよ!」と惣五郎が言う

それを聞いて「確かに・・・」と思う源介だけど

惣五郎に「(おまえが失敗するなんて)夢だよ」と言われると、源介の中に不安が広がる

自分は失敗はしない・・・けど、間違いが何かもわからない状態でただ日々の舞台をこなしている・・・

そして・・・

新春浅草歌舞伎も残すところあと半分となり、若手で集まって飲み会をしてる

練習中の雲之介の稽古は厳しかった・・・と愚痴りだす若手たち

それを聞いた源介は「みんなそれで笑えるんだ。すげーな・・・」と心の中で思っている

そして、周りの人間が今回の惣五郎の飛躍的成長が「すごい!」と絶賛しだし

つくったような笑顔で「ほんとすげーなって・・・」と答える源介

そんな源介の様子を見て、なにかひっかかりを感じた惣五郎は飲み会の帰りに源介をつかまえようとするんだけど

すでに源介はいなくて・・・

源介の兄の蔦丸に「なんか源介、変じゃないですか?」と聞く

蔦丸から、「源介は浅草始まってからテンションが低くて、家ではため息ばかりついてるよ。」と聞く惣五郎

原因は「雲之介おじさまに厳しいことを言われたせいでしょ」という蔦丸

惣五郎は「でもあいつ・・・普通に舞台こなしていますよ」と言う

蔦丸は「あんたなら、あの厳しい指導をすぐに忘れられる?」と聞いてきて

首を横に振る惣五郎

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ぶつかっている壁を目の前に煮詰まり始めた源介

後日・・・

舞台を見に来ていた雲之介と楽屋裏で鉢合わせする源介

源介は、雲之介に「どうでしたか?おれは?」と聞く

雲之介は「おまえさんが俺の言ったことを意識してんのはわかったよ・・・でも、まだまだ全然だな」と答える

「稽古した日から何もかわっていない」という厳しい感想に心底、焦りと不安を織り交ぜた表情をする源介

それをたまたま見ていた惣五郎は雲之介を追いかける

そして、どうしてあんな厳しい言い方をするのか?雲之介に問いかける惣五郎

雲之介は「おれはあいつにいじわるをしている」と真顔で答える

その答えに「!?」ってなっちゃう惣五郎

雲之介は「あいつはおれのライバルの孫だから」と答え去って行ってしまうのです

惣五郎は源介と一緒に帰ろうと、源介を楽屋に迎えに行くんだけど、すでに帰っていない

最後のページはイヤホンで歌舞伎を聞きながら帰る源介の後ろ姿・・・・

表情が深刻・・・煮詰まっています・・・

とっても大きな壁にぶち当たっているって感じです

海ホタルの感想

こういう芸事はねー・・・

「壁にぶち当たる」ってことあるじゃないですか?(←よく漫画で見るじゃないですか?)

まさにそういう感じです

蔦丸が「励まされたって意味がない。ノータッチ」と言っていますが

でも、恋人である惣五郎は、やはり心配だよね・・・

1巻から成長株でずっと舞台(仕事)に関しては安定していた源介が、こういう壁にぶち当たるっていう展開が意外な気がしますが

それが面白い!というか・・・

ずっと、自信満々に惣五郎に「相方になろう」と言っていた源介なのに

ここにきて、自分にその資格があるのか?と不安になっています

いやー・・・大きく成長する前の一番つらい時だよねー

惣五郎とのイチャラブが少ないのが気になりますが、でも、源介を応援したい気持ちでいっぱいになりました

がんばれー!源介!!

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