「狼の花嫁 2巻」第6話.第7話 ネタバレ感想

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こんにちは!海ホタルです

この記事では「ダリア」にて連載中の「狼の花嫁」第6話と第7話の紹介をしています

「狼の花嫁」1巻に収録されているのは第5話までなので、2巻に収録される内容と予想されます

この記事にはネタバレが含まれます。ネタバレNGの方は閲覧にご注意をお願いします
「狼の花嫁 1巻」試し読み

「狼の花嫁」第6話の紹介です

第6話は「ダリア12月号(2018)」に収録です
ダリア 2018年12月号

ダリア 2018年12月号

前回のあらすじ

ゼスがいる前でユルールから軽くキスをされて「友達じゃなく僕の番にならないか?」と言われたルーイだが・・・

ここから下がネタバレとなります

ユルールの気持ちがわからないゼスとルーイ

ユルールをのもとを離れゼスに連れられて歩くルーイ

ルーイはユルールが言った告白を冗談だと思いたくて、ゼスに「冗談ですよね」と聞くが

ゼスは「あいつが何を考えているのか・・・俺にもさっぱりわからん」と答えます

そして、ルーイの方を向き不機嫌な顔で、ユルールに唇を許したことをとがめる

「ここにいたければ秘密は誰にも知られてはならない」というゼス

ルーイは、ゼスに、自分の身体の秘密は気持ち悪くないのか?と問う

ゼスは「髪の色のことも身体のことも、気持ち悪いとは思っていない」と言ってくれるのです

ルーイの心の中にあたたかい気持ちが生まれる

謝るときにいつも白い花を・・・

シーンはユルールへと移ります

ユルールはルーイが忘れていった白い花を見つめている

その白い花は、イルベという花で、子供のころゼスと喧嘩した時、ゼスがよく積んでくれてきてくれた花

ユルールは、ゼスは子供のころからなにも変わっていないと思っている

ゼスの服の衣装に込められた願いを知るルーイ。そしてなぞの男

そして・・・シーンはゼスとルーイへ

同じ部屋で眠れるよう新しい寝台が用意されていて驚くルーイ

早く世継ぎを!と思う国王の命令をこれ以上無視できないというゼス

ルーイにはこの新しい寝台で寝るよう言い、自分は別の寝台で寝るというのです

そして、他国の服を身に着けているルーイのために、自分が昔着ていた服を用意するゼス

その服には見事な刺繍が施されていて、その刺繍の模様は、ゼスが着ている衣服と一緒であることに気づくルーイ

ゼスがいうには、子供が生まれたとき、子孫繁栄やこどもの成長を願い授けられる特別なものだと説明する

ルーイはゼスの話を聞いていて、自分の母親のことを思い出し涙があふれだす

そんなルーイを抱きしめてくれるぜス

「故郷が恋しくなったか?戻ってもいいんだぞ」

そういうゼスに、全力で「戻りません!」というルーイ

ルーイの答えにフッと笑うゼスの笑顔に、からかわれたとわかり真っ赤になります

ゼスが去った後、母親意外の人間に初めて抱きしめられたと思うルーイ

しかし、同時に思い出すのは、「おまえは、なんて醜い出来損ないなんだろうか」とルーイに言い放った男の姿で・・・

この男の顔ははっきりわかっていません。ポイントは、目の下のほくろのみ!

ルーイはゼスにもらった服を握りしめ、ゼスを信じたい・・・と強く思うのです

ララの結婚 1

ララの結婚 1

ララの結婚 / ためこう
妹のふりをして花嫁に成り代わったラムダン。適当なところで抜け出すつもりが、仮の夫となったウルジに激しく犯され――?

「狼の花嫁」第7話の紹介です

第6話は「ダリア2月号(2019)」に収録です
ダリア 2019年2月号

ダリア 2019年2月号

怖い夢を見て起きたルーイ

ルーイの側にはゼスがいて「大丈夫か?」と心配している

ルーイは、例のほくろのある男の夢を見ていたみたいで、思い出してゾッとしている

ルーイは「大丈夫です」という

乱れたルーイの胸元にゼスはコーフンを覚えるが、その気持ちを隠し「だったらいいが・・・」と言う

ゼスにもらった服に袖を通すルーイ

なにか自分もゼスにあげたいと思う

そして、刺繍糸を使って、昨日教えてもらったゼスの模様を刺繍しだすのです

外庭で刺繍をしているルーイに声をかけてきたのがユルール

ユルールは、「この国では刺繍にはひとつひとつ意味がある」と教えてくれます

そして、自分が刺繍で施したものを相手に渡すということは特別な想いを込めているという意味だと教えてくれる

ルーイは、先日、ユルールから「番にならないか?」と言われたことについて聞く

“白鹿”が王族に嫁ぐことは決まっていて、ユルールも決められた相手の番になるために王宮にきて、周りも期待していたけれど・・・

そのことにずっと違和感があったと話すユルール

ユルールは、この国の持つ因習から決められた人生を送ることに疑問を持っていたんですね

だから、ルーイへの興味は、この国のしきたりを知らない「異国のもの」ということから始まったといいます

「じゃあ、わたしのことが好きなわけじゃ・・・」と聞くルーイ

けれど、ユルールは、ルーイのことを見ていて、ルーイもなにかに縛られていると感じたそうです

「君は何に縛られているの?」と尋ねるユルール

狼は花の馨り / りゆま加奈
古くから狼と共に生きる民族に、稀に白い髪をもって生まれる「白鹿」。兵士のイルウェスはある村で金色の瞳の白鹿と出会い…?

海ホタルの感想

ユルールの告白はある意味唐突で、その真意のほどがなぞだったのですが、「異国のもの」という興味から「ルーイ個人への興味」と移ったということですよね

「相手のことを詳しく知りたい」というのは恋愛における導入部分の鉄則!

今後のユルールの感情の変化に期待したいところです

そして!

ルーイの夢にでてきたほくろ男も気になるところ!

顔ははっきりわかりませんが、ルーイの心に大きなトラウマを残した男のようです

今後、絶対に登場するでしょ!と期待しています

さらに、ゼスとルーイのラブの進展があまり見られないのは少々残念なところ・・・

ただ・・・

このゼスとユルールとでは・・・

圧倒的にユルールの方が魅力的に見えてしまうのは私だけなのでしょうか?

いや・・・ゼスも攻め役として安定した仕事をしてくれているんですけどね・・・

ユルールのほうが、いろんな葛藤を持っている分、魅力的に見えちゃうんだよな・・・

ゼスが本気になるのを期待したいところです

今後の展開も期待した「狼の花嫁」

次回は2月22日発売の「ダリア」にて読める予定となっています

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