片思いに胡坐をかいていた!落ち着け俺!「片想いをこじらせています。」ヤマヲミ

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オトクにBLが読みたい!

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こんにちは!海ホタルです

ヤマヲミ先生といえば・・・

けっこうな作品数を出している作家先生で

なんと、こちらの「片想いをこじらせています。」が20作目にあたるそうです

ええ!!すごい!!!

それだけ描き続けることのできるBLへの愛!!

わたしも見習いたいものです

今回読んだ「片想いをこじらせています。」は、コミカルで愛がむっちゃつまった作品でした!

きっと!

攻めが受けのことを必死に追いかけるシチュが好きな人は好きだと思います

では!紹介にいってみましょう!!!!

作品紹介

「俺は片想いのプロだ――お前とは絶対付き合わねえ!!」ベストセラー作家で親友の滝沢(たきざわ)を担当する、ミステリー編集部の蓮(れん)。実は、恋多き男と評判の滝沢に、15年間ずっと片想い中!! そんな蓮の気持ちを知ってか知らずか、三回目の離婚をした滝沢が、「好きだ、俺のもんになれよ」と突然告白してきた!? 恋心をこじらせすぎて告白を信じ切れず拒否すると、その日から滝沢の猛アプローチが始まって!?

「片想いをこじらせています。」のここが面白い

15年片思いしたからこそ攻めからの告白に「イエス」と答えられない!せつないはずが…ワラエル!

大学時代に出会い・・・

15年もの間、片思い

しかも相手は結婚→離婚歴もある男

しかも、フリーの間は身体の関係を求めてくるというやっかいさ

そんな相手に、ずっと片思いって・・・・

ほんとどんな気持ちなんでしょうね?

マゾですね!!マゾ!!!!!(←きっぱり!!!!!)

受けの蓮は、大学時代からの親友の滝沢のことが好きで好きで仕方ない

蓮が滝沢のことを語るシーン・・・

まず顔がいい!
ぽってりとした唇
少したれ目の切れ長二重
鼻は高くてさらに色気のあるほくろ

顔だけじゃない
身長はもちろん手足も長くて執筆業とは思えない体躯のよさ

いつもいい匂いがして髪だってそれは
どこぞの有名美容院で刈ってもらってるんだい?って聞きたいくらいだ
芸術点高め~

(まだまだ続く・・・・)

 

長いがな!!!!

 

もうね!

メロメロ!べたぼれ!好き好き状態なんです!!!!

そして、好きだからこそ、滝沢に求められれば答えるし、傍にいつづけたいから、絶対に自分からは「好きだ」「付き合いたい」とは言わない

しかし!

3度目の離婚の後

まさかの滝沢からの告白

しかし、蓮はなんといっても「片思いのプロ!」

滝沢の一時の気の迷いに、自分の欲望を丸出しに「イエス」と答えても、そのあと、ダメになる可能性があると、きっぱり「お断り」するのです!!!!

もうねー・・・

これは、親友ポジだからこそ、滝沢が手に入った途端に相手に興味をなくすタイプと誰よりも熟知しているからなんですよねー

滝沢に「好き」と言われ、心は浮かれてうれしいのに、同時にブレーキをかける蓮

15年間、仕事ぶりも結婚している間も・・・ずっと見つづけたがゆえに、恋心がむちゃくちゃこじれてる・・・

でも・・・断った後・・・いっつも後悔の嵐なんだけどねー(笑)

注目すべきは受けの変顔!ポエム!自虐の数々!!

ここまで頑なな受けも珍しいってほど、受けは、攻めからの告白に絶対に「イエス」と答えません

でも・・・

心の中はいっつも大騒ぎしていて、それが、顔に出ているのがむっちゃ面白いんです

たぶん、イケメン設定だと思うんですけど

すっごい百面相の変顔のオンパレード!

ポエムまで披露して

さらには

「イケメン無罪!」「ハメられ損の恋煩い」「あんなイケメン地球上にいて大丈夫?」と

おもしろおかしい名言を数々残してくれている!(笑)

この受けのフィーバー状態の片思いのセリフの数々を読みだけでむっちゃ面白かった!!

エロはなかなか濃厚!見ごたえありでGOOD!

つきあっていなくても身体の関係があるふたり

受けのトロ顔に攻めのスイッチが入る瞬間がとってもよかったと思います

普段は、あんなに変顔なのにね!

第二話の蓮のフェラシーンはむっちゃエロい!

でも、この後に、攻めに激しく抱かれて・・・蓮は「好き」って言っちゃだめだーってむっちゃ思ってて・・・

エロくてせつなくて・・・

ほんと見ごたえがあったと思います

特に好きなのは攻め視点の描きおろし

激しいエロシーンはないけれど

攻めの滝沢が連の変顔でさえも「かわいい」って思ってるのがよかった!

同時収録ありです

同時収録は「ラノベ作家の愛と本懐」ってお話

こちらも編集さんと作家さんのお話ですが、最後は、すっきりしない感じの短編マンガかな?

エロなしだしね

くっついてないしね!

病みが入っているかな?って期待があったけど、そこの部分も中途半端だったかな?

海ホタルの感想

受けの脳内セリフの数々に笑わせてもらいました

こんだけ、脳内で一人で会話できるって・・・ある意味、「特技」だよね!

最後は、攻めと幸せになってほんとうによかった!

でもでも!

この受けのことだから、これからもひとり妄想&ひとりから回りしていきそう!

とっても楽しい受けでした!

こちらの作品「隣のフェティシズム」のスピンオフだそうです

そちらは未読なので、また機会があれば読みたいです

試し読みはこちらから

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