こんにちは!海ホタルです
東条さかな先生は「星のうさぎ」」で出会ってから、ずっと作家買いしています
どの作品も似たような感じの受けが出てきて、甘々エロ展開をしているのですが
同じパターンであっても、まったく飽きませんね~!(笑)
この作品も、甘々エロエロ~!とろ甘~!好き好き~!
あ・・・でも、この作品・・・本命以外とのエロシーンがあります
これは地雷要素の方もいそう!
地雷の方は心の準備をしてから読むことをおすすめです
では!今作ではどんなカップルが登場するのか?
紹介したいと思います
目次
作品紹介
ネコ専門デリヘル「Stray Cat」の人気キャスト・ハルは、スイッチが入るととことん甘いスパダリ。
日路樹は気持ちいいセックスを知りたくて、勇気を出してハルと出会い、そして…?
恋心、あったかいベッドを出たり入ったりv えろとろジワる、もじイチャBL敏感系!
「猫とベッド」のここが面白い
誰かと気持ちよくなった経験のない受けちゃんが登場
デリヘルでタチ役としてバイトしているハル
このハルは、お客さんにむちゃくちゃ甘くって!
お店のスタッフからも「スウィートキング」なんて呼ばれて冷やかされている人気キャスト
お客さんとふたりきりになると、お客様の気持ちを第一優先に、肯定的な甘い言葉しか吐かないハル
そんなハルが、デリヘルは初めてと言うお客さんに呼ばれる
そして、出会ったのが日路樹
日路樹は、今までのカレシたちとエロいことをしても、気持ちいいって思ったことがない男の子
ひとりでするのは気持ちいいのに・・・誰かと一緒だと気持ちよくなれない
でも、誰かと気持ちよさを共有し合いたいって気持ちがあって、デリヘルに初挑戦したのです
そんな日路樹の話を聞いて「気持ちよくないことはがんばらなくてもいいよ」とやさしいハル
日路樹の緊張をやさしくほぐしながら、少しづつ気持ちを高めていくんですね
はじめて、誰かと一緒に気持ちよくなることができて、うれしくなった日路樹は、ハルのことを意識し始めていきます
でも、ハルは仕事として日路樹を抱いているし、他のお客さんたちも抱いている
ハルのことを思って自慰をする日路樹
初めて気持ちいいエッチをしてくれた相手だから好きだと勘違いしてるんじゃないの?って自問自答するのですのですが・・・好きって気持ちは止まらなくて・・・
誰にでもやさしいハル・・・でも実は・・・
作中では、ハルが日路樹以外の客を相手するエロがあります
ハルは、どのお客さんたちも、大事にする
個性がバラバラなお客さんたち・・・でも、どんな相手であっても、相手を否定する言葉を使わないハル
この他のお客さんのやりとりの間に挟まれるのが、ハルの意味深な記憶の回想
ハルは、過去に、やさしい性格ゆえに誰かのことをすごく傷つけたみたいで・・・
そのため、お客さんたちにやさしくするけど深入りはさせないようきっちり線引きをしているんですね
だけど、日路樹のことが気になり始めたハルは、その線引きがちょっとずつ曖昧になってきて・・・
最後は、ハルの持っている過去の悲しい出来事を知った日路樹が「幸せになってほしい!」と告白!
ここ・・・日路樹は、「好き」と言って「つきあって」と言うんじゃなくて、「好き」と言って「幸せになってほしい!」って言ってるんですね
自分以外の誰かとでもいいから幸せになってほしいっていう日路樹
この相手の存在そのままを受け入れて、まるごと愛して、自分のことを押し付けないというのが東条さかな先生らしいキャラだと思いました~
部分的にわかりづらいところもあった
ハルのお客さんたちも登場するから、登場人物がけっこう多いんです
同時に、ハルの回想が意味ありげに差し込まれるのですが、そこが回想なのか?現実なのか?場面転換したのか?・・・わかりづらい箇所が何か所かありました
でも・・・
ハルの持つ事情がわかってから読み返すと、スムーズに読めたので!
何度か読み返すことを推奨します!
あと・・・ハルの贖罪・・・
この部分が、結局、曖昧なのが気になったのですが・・・
うーん・・・これは、わたしが、行間を読み切れてないんですかね~・・・
結局は、日路樹の大きな愛の言葉で救われたってことなんだと思います
海ホタルの感想まとめ
ほんと、東条さかな先生の描くエロは甘くて大好きだす
フルーツと生クリームたっぷりの高級パフェにスプーンを入れる時のドキドキ感に似たときめき
口の中でとろける幸せ!
特に、わたしは、受け重視主義なので・・・
エロ中の受けの顔と、くっついた後の受けの顔がむちゃくちゃ幸せそうで~
はぁぁぁ~・・・いいものを読んだ・・・とジワリときました
ストーリーの方は、ちょっと「うん?」って部分もあるんですが
まあ、これは、わたしの行間を読む力不足のせいもあるということで!
エロ重視作品として楽しんでください!