「ひと目見たときから決めていました!!」
と、表紙を見て、ビビビってきたBLコミック「あおに鳴く」
試し読みを読んでも、なかなか良さげな感じで迷いなくポチってさせていただいたけど・・・
まさかの・・・
まさかの・・・・
「2巻に続く」でのEND!!!!
もう!!ほんと、いいところで終わって、最後のページの“続く”の文字に「ええええ!!!!」と声を出して叫んでしまったわ!!!!
えー・・・
ちょっとちょっと!!どこにもナンバリングついてないけど!?
どういうことよ?これ?
最近、ナンバリングをつけないのが流行ってんの?
ほんとに、ほんとに、「え?これからどうなるの!?」ってすごいワクワクするところで終わっています・・・
どんなお話か気になる方は、このまま、読み進めてくださいね!!
目次
作品紹介
ある日、男が落ちてきた。大人びた男子高校生・司朗はその男を助け家に置くことにしたが、どうやら記憶喪失になっているらしい。そしてこの時代の人間じゃない…? その男に“菊”と名づけ、謎のまま始まる二人暮らし。日々の暮らしの中で少しずつお互いを知っていく司朗と菊だったが激しい悪夢に悩まされる菊を見て司朗は…
「あおに鳴く」のここが面白い!
記憶喪失の男と育む日常の中で生まれるラブがいい!
司朗が亡くなった祖父の飛行機のおもちゃを飛ばしていたら、目の前に、不思議な格好の男が立っていた・・・
その男は、自分のことがわからないといい倒れるが・・・
司朗はかかりつけの医者を呼んでくるけど、医者の診断は「逆行性健忘症」
一時的な記憶喪失扱いをするんだけど、彼はテレビを見ると黒板だと言い、シャワーを知らず、どこか浮世離れしている感じがあり、どこかがおかしい・・・
司朗は、彼のそのおかしさを全て記憶喪失のせいだと思い、記憶が無いのなら・・・と自分の家に住まわすことにする
高校一年生の司朗は、一緒に住んでいた祖父がなくなり、ひとりぼっちで家に暮らしていた
司朗は、記憶を亡くした彼に祖父の名前の一文字を取り「菊」と名付ける
記憶を失っている菊には驚くことがいっぱいあるんだけど、それでも、ゆっくりと司朗と過ごす穏やかな日常を一緒に紡ぎ出すのだ
祖父を亡くしてひとりぼっちになり寂しかった司朗も、菊の面倒を見ることで、そのさびしさを埋めていき・・・
ささやかな日常を一緒に暮らすことで、近づいていくふたりの距離が丁寧に描かれていて、どこか微笑ましく在りながら、恋に近づいていくふたりの感情に読んでいる読者がドキドキできる作品になっています
親代わりの真人(まこと)に仔犬のように懐く光太(こうた)。
大人になっても“まこさんの味はおかあさんの味!!”(満面の笑顔!)と誇らしげに語り、家族のように仲睦まじい二人……
しかし、ある日訪ねてきた客・有匡(ありまさ)の存在が光太の胸に小さな棘となって刺さる。
親しげな雰囲気、自分には見せない少し照れた表情……真人の所作がいつもと違って見える……
ぬぐえぬ嫌悪と不安が光太を苦しめて……。
「菊」のなぞの数々
司朗は、記憶をなくした彼に「菊」と名前をつけ一緒に暮らし始めます
この菊・・・
司朗が初めて見つけた時、ゼロ戦パイロットのような出で立ちで立っていました・・・
海ホタルも、映画の中でしか見たことがない姿です
そして、携帯もテレビもわからず、台所にある電化製品をドキドキしながら扱う司朗・・・
読んでいる読者全員が、「これ、もしかして、タイムスリップかなんかで戦時中から現代にきちゃったってやつ?」と疑ってしまうと思います
でも、もし、タイムスリップものだとしたら終着点はどういう感じになるんでしょうか・・・
それを知りたくて、どんどんページを捲っていってしまいました・・・
ふたりの距離が縮まれば縮まるほど、どういうオチが待っているかの期待が膨れ上がりますが・・・
二巻に続いちゃうんですよね・・・
不器用な男たちは愛しい。向かい合って、幾年月老舗仕立て屋の跡継ぎである葉之介と鈴成は顔を合わせれば、すぐに嫌味か皮肉!!のケンカ仲間。いがみあいながらも心のどこかでこの関係が続くと思っていたその矢先に葉之介に見合い話が持ち込まれ…。若き仕立て屋二人が紡いだ、ちょっと不恰好な恋試してみませんか?
司朗の中で育つ菊への特別の感情
司朗の中で、じわじわと菊に対して特別な感情が育ち始めますが、正直、海ホタル的には、それが、すごく、わかりづらかったんですよね・・・(※これは、たぶん、わたしの行間をよむ力不足だと思われます・・・すみません・・・)
でも、そんなわたしでも、自分の叔父さんと菊の距離感に、モヤッとした気持ちを抱いている司朗を見て、菊に対して特別な感情が生まれつつあると思いました
高校生でひとりぼっちになってしまった司朗
保護者である叔父さんはいるのに一緒には暮らさない・・・
叔父さんもなにかを秘めている感じがとても気になります
まとめ
最後の最後・・・菊がとっても気になる夢を見るところで終わっています・・・
この、最後に出てきた男の人は誰だろう・・・?
一瞬、司朗かな?って思ったけど・・・別人?っぽい???
わたしの予想ですが・・・
亡くなった司朗のおじいさん?
だって、司朗にそっくりだよ?
菊のタイムスリップ説は、かなり濃厚だと思うんですけど、どうなるんでしょうか?
1巻を読んだ時点では、全く、このあとの展開が読めない感じです
でも、海ホタルは、日常の生活を通してラブが生まれるって流れが大好物なので、すごく楽しめました
寂しかった司朗の心に菊がストンと入り込んじゃうのも納得できるし、菊はとってもしっかりしているのに、笑顔がすごくかわいくて・・・年齢不詳だけど、その笑顔にとってもキュンとさせられました。
続く二巻に期待したいと思っています
いやー・・・・灼先生にこういう引き出しがあるとは、ちょっと驚きましたね・・・
気になる方は、ぜひ、試し読みでチェックしていただければ・・・と思います
海ホタルさん
おはようございます(^o^)
このところの雪のおかげで、7時前出勤が続いていて、おつかれモードです。いや、冬は好きなんですよ?ただ、雪がね〜色々と体力奪われるんですよ(この前帰宅する時、駐車場から脱出するのに45分かかった)
灼先生、私も好きです。絵がお上手ですよね!
「 相生結び」が超ツボで!年下わんこ攻め、年上美人受け、着物、餌付け萌えと、私の好みすぎる〜(≧∇≦)
新作も絶対買おうと思っていたんですが、2巻あるんですね〜
みかりんさんへ
し・・・7時前って・・・起きるの何時なんですか?
そりゃ、疲れますよ・・・駐車場から脱出に45分って・・・雪、恐るべし!!
あんなにキレイなのに・・・リアルでは過酷な強敵ですよね・・・あまりがんばりすぎないでくださいね。
「相生結び」と同じような感覚で読み始めたら、「あれ?」って感じで、いい意味で、すごく楽しめました
ただ、「続く」で終わったのがね・・・続きが気になってたまりません。あ、もちろん、いい意味でですよー。