只今 フルールさんで3周年フェアを実施しています
フルールさんも 3周年かー・・・しみじみ・・・
立ち上げ当初・・・とにかく、すっごくびっくりしたんですよね
こんなレベルの高い作品を無料で配信してもいいのか?って 読んでいてドキドキしましたんだよねー
でも その後 波真田かもめ先生の「おはようとおやすみとそのあとに 1巻」が発売されて 爆売れしたんですよ・・・
内容を知っているからこそ・・・「一気読みしたい!描きおろしは見逃せない!手元に起きたい願望!!」ってあるんだなって 思いました
それでも 雑誌ではなくweb上で連載するって 採算がとれるのかな?って素人なりに心配していたので・・・
無事3週年を迎えました!って聞くと、「ほんと 素晴らしいことだな!」って思います
ほんとに ほんとに!! 3週年おめでとうございます!
そして!!
只今 フルール三周年フェアとして 無料&最大50%OFFを実施中です!
注目は 波真田かもめ先生の「恋かもしれない 1」が無料配信しているところかな!
3/1までの期間限定ですので 忘れない内にチェックしてみてくださいね
さてさて・・・
それでは本日のレビューです
フルールさんでweb連載されていた 佐崎いま/高瀬ろく先生の「発情期じゃなきゃ殴ってる!」を読んだ感想です
佐崎いま先生が作画担当で 高瀬ろく先生が原作担当となっています
フルールで追いかけていて 「なんかこのお話好きだな」って1.2巻を2冊同時にポチしてしまいました・・・
主人公ふたりの「ウサギ」と「オオカミ」という関係性がわかりやすくてサクッと楽しめるエロシーン多めのBLコミックとなっています
ではレビューにいってみましょう
目次
「発情期じゃなきゃ殴ってる!」1巻レビュー
作品紹介
「あー…“ウサギ”が喰いてぇなあ…」男の欲情は、とどまることをしらず――。飢えた“オオカミ”の元ヤクザ×月光で発情する刑事のエロティックラブ!
「月の満ち欠けに左右される性欲」って部分に注目です!
この世界では 月齢とともに性欲が増し 月光を浴びると発情するという「ウサギ」と呼ばれる体質があるんですね
しかも ただ性欲が増すわけではない
どんなに果てても ムラムラって湧き上がってくる強い性欲は 満たされず もはや苦しみに近いものなんですね
そんな強い性欲・・・自分一人では満たされるわけもなく・・・ 相手がいたとしても 自分が満たされる前に相手が果ててしまうわけです
このコミックの主人公の宇佐美は 生活安全課の刑事という人の手本になるべき職業でありながら その「ウサギ」なんですね
実直な性格でごく普通のルックスの彼が 満月になると自分の性欲を持て余し ローターを使い ひとりで弄っているというだけでコーフンしちゃいますよね!
罪悪感から「ふしだらよくない」と思いながら ソロプレイをした翌日は 一層お仕事に熱心になっちゃうというマジメさがなんともかわいい子なんです
そして そんな宇佐美がある満月の夜に出会った黒髪の男はどうもカタギとは言い難い風貌の男で・・・
その男に二度目に会った時・・・宇佐美は彼に「満月の夜に会いに行く」と言われるのですが・・・
宇佐美は 初対面も同然の相手にそんなことを言われても「まさかね・・・」と思っている
しかし 満月の夜・・・
自宅に帰ると同時に 黒髪の男に侵入をされ あれよあれよとベッドの中で激しく交わってしまうこととなるのです
宇佐美は 名前も素性も知らない相手に犯されながら 持て余す性欲を満たされる快楽に流されてしまうんですよね・・・
事後に「一生塀の外に出られないようにしてやる」と怒りを露わにする宇佐美
そこで ようやく 男は 自分の素性を語りだします
「おまえが“ウサギ”であるように“オオカミ”という体質があって 自分は“オオカミ”だ」と言う男
“ウサギ”同様に 月に性欲を左右され “ウサギ”と違うのは 喰う側であるということ
“オオカミ”の性欲を満たせるのは“ウサギ”だけだと言う男は「初めて性欲が満たされた・・・だから おまえがほしい」と言うのです
荒ぶる性欲を持て余して誰に対しても攻撃的になってしまうことで まともな職につくこともできずにいたオオカミは 宇佐美という「ウサギ」を手に入れ ようやく心が安らげるようになるんですね!!
宇佐美の方も満月の夜に沸き立つ性欲を満たされたことで 安心が生まれ ゴーインなオオカミとの同居を許してしまいます
お互いの利害が一致しただけの関係のふたり・・・
1巻では こんな出会い方をしたふたりが 一緒に暮らしだしたことで いつしか「こいつと 一緒にいたい」って思えるまでを描いています
でも 1巻の残念なところは 性欲が満たされる相手止まりで終わっている所・・・
すでに イチャコラしだしているふたりなので 無自覚に恋を育ってきていると思われますが そこの部分が曖昧になっているんですね!!
煙草の煙で発情する体質の青年・雪広は、ドSな組長に気に入られ……。
表題作ほか、『監禁ですか? 同棲です。』を収録した、エロティックBL二本立て!
「発情期じゃなきゃ殴ってる!」2巻レビュー
作品紹介
喰う×欲する――互いを求め合う二種の体質。人気シリーズ続刊登場!
月光を浴びると発情する、通称”ウサギ”の体質である刑事・宇佐美は、対極の体質である”オオカミ”の元ヤクザ・大神と同棲を続けている。
“喰う”に特化する体質の大神と、満月の晩は立てなくなるまで体を重ねる日々。しかし、互いに必要だから続く関係に、宇佐美は疑問を持ち始めていた。そんななか、”シロ”と名乗る男が大神の前に現れて――。
飢えた”オオカミ”の元ヤクザ×月光で発情する”ウサギ”の刑事のエロティックラブ!
「キスをするだけで満たされる」その言葉の意味は・・・
体の欲が満たしてくれる相手だから好きなの?って感じで終わってしまった1巻
2巻では体だけではなく ふたりの恋愛感情がしっかり育っていく流れが楽しめます
宇佐美が オオカミへの恋を無自覚状態で「新月の間は キスだけで満たされる」と言っちゃって そんな宇佐美くんの頭をワシャワシャしているふたりの絵面がとっても萌える冒頭!!
この時 宇佐美が「キスだけでも満たされる」と言った何気ない言葉には すごく深い告白につながるんですけど・・・
宇佐美本人がそれに全く気づいていない!!
どこまでも鈍感な宇佐美・・・
しかし そんな宇佐美でも 第三者からのふたりの関係を質問されたことで ようやく オオカミと自分の関係って一体何なんだう?って考え出すんです
お互い性欲という部分の一致だけでいるのか?
じゃあ 自分以外のウサギが目の前に現れたら オオカミはそっちにいっちゃうんじゃないか?
宇佐美の中で不安が生まれます
そしたら オオカミの近くに 自分以外のウサギらしき男がウロウロしているのに気づいて・・・
当て馬の登場で 自分の気持ちをようやく気づくことができた宇佐美!
クライマックスの後に 濃厚なふたりのエロが楽しめるという流れになっています
警視庁捜査一課の津積は、何よりも事件捜査が好きな変人刑事。不謹慎で毒舌だが、鋭い勘と洞察力で事件解決の糸口を見つける。そんな津積の相棒・佐久間は、半年前に所轄から異動してきた新人。真面目で無愛想、そつのない仕事ぶりは可愛げがない。しかし、ある事件を機になぜか佐久間が変調をきたす。突如として発情した佐久間の、普段とはまったく違う表情に好奇心を刺激された津積は求められるままに佐久間を抱くが――……。
電子書籍試し読み
海ホタルのまとめ
ストーリー性そのものより設定を楽しむタイプのBLコミックだと思います
あと 登場人物の魅力がわかりやすいのもいいと思います
月に左右される性欲・・・
それが 普通の性欲じゃなく 恐ろしく果てがないほど強いものだという・・・
そして 性欲なんてなさそうなルックスの主人公がその性欲の強さに悩まされいて
ちょっと悪そうなイケメンがその性欲を満たしてくれる
さらに!!そのちょっと悪そうなイケメンが 実は料理が上手い!!という!!
もう!!萌える設定がギュッと詰まった感じなんですよねー!!
1巻だけだったら ちょっと「うん?体だけの関係?ラブは置いてきぼりなの?」っていう引っかかりがあったんですけど 続く2巻でその「うん?」って引っかかりがすべて解消される形になっています
いろいろと長々と書きましたが・・・
いいぞ!!もっとやれ!!と言いたくなるBLコミックでした!!
海ホタルさん
おはようございます(^。^)
毎日、オリンピックに感動させられております。私ももっと若かったらスノボとかやってみたいわ〜雪国育ちですが、スキーを始めたのも成人してからなのでね〜(ここ10年以上滑っていない)
フルールは私も水曜日の配信を楽しみにしています♡
「発情期じゃなきゃ殴ってる!」は電子で購入しました。シロのその後が気になりますね。続きあるよね?
フルールって、前は小説も出ていたはずなのに、今は出てませんねー
一穂ミチ先生の「ふったらどしゃぶり」とかヒット作品あるのにね。
みかりんさんへ
オリンピックすごいですよね!わたしなんて 寒がりの関西人なので スキーをしたのは一度っきりです・・・スノボとか行っちゃう友人を「すごいなー」って尊敬の眼差しで見ちゃう側ですよ・・・だからこそ なおのこと「すげー!!」って目で見ちゃいます
フルールさんはいつからか小説の取扱がなくなりましたよね・・・完全に取扱をやめちゃったんですかね?
でも その分 マンガが増えましたよね・・・「ふったらどしゃぶり」は私も買いましたよ。すごくいろいろ考えさせられるBL小説でしたよね・・・